何度試練に襲われても必ず復興してみせる！

東北の銘菓「かもめの玉子」の製造元であるさいとうグループ（岩手県大船渡市）は、東日本大震災によって、本社事務所や工場・5つの店舗が全壊、被災した社員は55名にのぼるなどの多大な被害を被った。先の見通しが立たない極限状態のなかで、郷土再生のためにと先陣を切って事業を再開させた齊藤俊明社長を支えたものとは何だったのか。

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心でハンドルを握り、お役立ち精神で地域と社会に貢献する

“選ばれるタクシー”として広島で業界ナンバーワンの評価を誇る、つばめ交通株式会社（広島市）。「乗るならつばめ」と人々から言われるその要因は、先代の父から受け継いだ、お役立ち精神がすべての社員に浸透していることであった。

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信用こそ財産、仲間こそ宝。それさえあれば逆境は乗り越えられる

会社を乗っ取られ、裸一貫に......。しかし、仲間たちがこぞって知恵と力を貸し、 一週間後には新会社を立ち上げた。波瀾万丈の逆境ドラマ─

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常に理念に立ち返り「地域のお役立ち業」を目指す

株式会社いなげや（東京都立川市）は、113年の歴史を誇る大手スーパーマーケットチェーンである。創業者が大八車ひとつで鮮魚商を起こし、いまや首都圏に132店を展開するまでに成長を遂げた。その背景には、経営理念「すこやけくの実現」「商人道の実践」を軸に、徹底して貫いてきた"お客様第一主義"の精神がある。

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感謝・感動・感性で人の心を満たす。真の飲食業とは人間の産業だ

焼肉店「但馬屋」を展開する株式会社牛心（大阪市淀川区）は、黒毛和牛の一頭買い、テーブルごとにビールサーバー設置、肉牛の飼育と食肉の加工など、前例のないことに果敢に挑み、業界のパイオニアとして「但馬屋ブランド」を構築している。「人ができないと言うならそこにチャンスがある」を信条に伊藤氏は挑戦を続ける。

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逆境は、乗り越えるために運命が用意した「必然」である

売り上げ半減の危機、自ら死線をさまよった病、頼りにしている社員の家族の病......
すべてを乗り越えたとき、会社は大きく成長していた。。

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事業承継に社員みんなで立ち向かう

2004（平成16）年、父親の急逝に伴ってトヨタ自動車勤務を辞めて予期せず後継者の道を歩くことになった天竜精機（長野県駒ヶ根市）の芦部喜一氏。いざ入社してみると、社内にはタテ・ヨコに壁があり、風通しが悪かった。少しずつ壁を壊しながら推し進めていく、地道な社内改革の数々─。

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人が伸びるときには旬がある 人に合わせた伸ばし方がある

モーニング用の食パン一筋だった株式会社永楽堂（愛知県名古屋市）は、中量生産を強みに今や100種類以上のパンを製造・販売している。喫茶店だけではなく、結婚式場や通販などにも販路を広げ、毎日５万人が永楽堂のパンを口にしている。創業者である父から受け継がれた教えが、今日の永楽堂を築いた。

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深夜、一人、泣いた...社員の死を無駄にしてはならない

東日本大震災で、実弟を含むスタッフ四名が帰らぬ人となった。
失意の社長を立ち直らせたのは、社員たちの前向きな言葉だった。

古いレールの上に新しい列車を走らせたい！

斜陽産業といわれる茶業界において、業界平均を大幅に上回る経常利益率を出し続ける会社が埼玉県春日部市にある。有限会社おづつみ園は、この地に茶栽培の文化を持ち込んだ４代続く老舗だ。時代とともに茶を中心に形を変えてきた同社が貫く「変えること」と「変えないこと」は、企業が生き残り続ける鉄則にも通じる。

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人から“ありがとう”と言ってもらえる充実感は、一生を賭けるに足るものだ

佐賀県を中心に長崎・宮崎・大分と教室を展開し、「明光義塾」のフランチャイジーとして九州最大の規模を誇る、株式会社クース・コーポレーション（佐賀市）。いまなお成長し続けている同社の最大の強みは、誇りをもって子どもたちの教育にあたる“人財”であった。

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社員とその家族を守る！ その思いが原動力でした

公共工事の減少に伴い、8年連続の赤字を経験。苦境を乗り越えるための方向を示してくれたのは、社員と共につくった経営理念だった。

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徹底した気づきで人を育てる、経営を超えた経営

日本初の「白だし」を開発・販売し、徹底した原料へのこだわりと味で根強い支持を受ける七福醸造株式会社（愛知県安城市）は、トヨタのお膝元である三河の地で、中小企業の多くが悩む人材の確保に苦労してきた。そのなかで導き出した「気づき」を目的とした人材育成の取り組みは、社員の心に豊かさと働く喜びを根づかせている。

“もったいない”と“なんでもやります”の精神が事業の好循環を生んだ

ゴウダ株式会社（大阪府茨木市）は使用済み段ボールを回収し再生加工する仕事からスタートした。その後、住宅建材の加工、施工までを手がけるようになり、さらには太陽光発電のリーディングカンパニーへの道をも拓いた。それを支えたのは、果敢なチャレンジ精神だった。

社員とその家族を守る！ その思いが原動力でした

父が創業した会社に、売り上げ五割減の危機のさなかに入社。さらに、社長に就任したのは東日本大震災後の逆境の中でのことだった。二度にわたる「売り上げ半減」の苦境を切り抜け、見事にV字回復を成し遂げた、若き経営者の軌跡─。

自分のなかにある感謝の思いに気づいた時私の経営が変わった

こと京都株式会社（京都市）は、京野菜の「九条ねぎ」に特化した生産体制に加え、加工や販売まで手掛ける事業スタイルで着実に成長を遂げてきた。「売り上げ目標1億円」を掲げて農業の世界へ飛び込み、今では日本の農業の未来をも見据えて挑戦を続けている山田敏之社長。その農業ビジネスに注ぐ情熱の源を伺った。

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汗してがんばるよりアイデアを出せ!そこにお客様は感動するんだ

モノ売りからサービス業へ─。事務機器販売業だった業態を刷新し、新たにビジネスホテル事業を展開、成功させてきた九州教具株式会社（長崎県大村市）。創業来変わらない社会貢献を軸に据えた事業と、同社を牽引する船橋社長の個の力を巻き込んだ組織づくりとは─。

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すべてを焼き尽くした火事が経営者としての原点を示してくれた

創業者である父の死で社長となり、新工場をつくるという挑戦もした矢先、自宅兼工場が「もらい火事」で全焼。だが、この最大の逆境こそが、経営者として大きく変わる経験になった。

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"奉仕と提案"を理念に農業を支え続ける

農業資機材専門店「夢アグリ」を運営する株式会社みらい蔵（大分県豊後大野市）は、販売だけでなく土壌分析に基づく営農支援も行なう、いわば"農家のサポーター"だ。「ここに聞けば安心」と思わせる農家との信頼関係を築くまでの、経営者兄妹が歩んできた努力と苦労の道のり。

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地域に支持されてこそ菓子屋。その使命に懸ける男の熱い思い

創業80年の伝統をもつ森八大名閣（福井市）は、和菓子と現代的な洋菓子による多彩なラインナップを誇る菓子店である。近年は、県産の食材のミディトマト「越のルビー」の実を丸ごと使ったトマトゼリー「伝兵衛」を手がけ、記録的なヒットとなった。その背景には、経営者として自らに向き合い、体得してきた3代目の"こだわりの経営"があった。

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計画、行動、反省を繰り返すことでしか人も会社も成長できない

社員数18名。業務用ミラーの専門企業として日常のいたるところに製品が使われているコミー株式会社（埼玉県川口市）は、小さいながら世界企業である。その素晴らしい実績をつくり上げた背景には、買い手ではなくユーザー満足に徹し、常に「なぜ」を追究する組織づくりがある。独自の"コミー哲学"から同社の強さの理由を探った。

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株式会社ならではの利用者目線に徹したサービスで保育業界の一番を目指す

株式会社アイグランは広島を本拠に全国に保育園を展開する「地方の元気企業」だ。平成24年、これまでの実績が認められ、「ニッポン新事業創出大賞　経済産業大臣賞」を受賞した。その要因は、重道さんが一貫して追求してきた「相手の立場に立ったサービス」の提供である。

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誰も辞めさせない！その決意が社員との絆を深めた

夫との突然の別離で、専業主婦から経営者になった藤浪さん。暗中模索を繰り返し、逆境を乗り越え続けてきた経営の歩み─。

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夢と感動をもち青果物流グループとして生産者を守る

近畿2府4県における生鮮野菜の卸売りを中心に企業群を構成するみくりやグループ（大阪府茨木市）は、生産や販売にも目を配る独自の流通体制を確立し、生産者が丹精した野菜を無駄なく流通させるシステムを実現してきた。若くして社長に就任し数々の逆境を乗り越え、新鮮で安全安心な野菜の提供に情熱を傾けてきた細田社長の信念と経営哲学に迫った。

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1000年企業を目指す「明るく・元気・前向き」な専門家集団

司法代書人として事業を始めてから120年の歴史をもち、司法書士業界にその名をとどめる藤間家。創業者から5代目にあたる藤間 秋男理事長は、一族の夢を背負い、事業を大きく広げた。自ら公認会計士・税理士・中小企業診断士・行政書士などとなり、あらゆる面から企業を助けるコンサルタント企業に生まれ変わった、波乱に満ちたそれまでの歩みとは─。

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社員の強みを発揮できる場をつくることが経営者の責務と肝に銘じた

会社を継いで二年目、七人の死者を出した重大事故が発生した。対応に追われる無我夢中の日々が始まった。「逃げるのか、進むのか」。存続の危機の中で覚悟を促したのは、「社長頑張りましょう。僕たちも頑張るから」との社員の言葉だった。

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弱気になって退けば、そこで「勝機」はなくなる徒手空拳のチャレンジで獲得してきた我が体験的経営論

プロ野球選手を夢見ていた高校球児が、突然、父親の後を継いで社長に----。彼はまさに徒手空拳のチャレンジで、借金返済、社員の接し方、人材育成、新規事業など、経営の基本を自ら獲得して事業を成功させた。その背後にある社長の矜持を聞いた。

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社員が一体になったとき、1＋1が10にも100にもなる

千葉県内に8店舗を展開する「京北スーパー」は、安売りをせず、商品の高い品質で勝負してきた高級スーパー。同業他社が価格競争で消耗戦をくり広げるなか、あえて独自路線をつらぬいてきた。デフレ下でも揺るがないその経営姿勢は、3代目社長がいくつもの困難を乗り越えるなかで磨きあげてきたものだった。

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人格崩壊の境を乗り越えた先に社員一人ひとりが輝く社風がうまれた

社内での横領事件をきっかけに極度の人間不信に陥る神橋社長。倒産の危機と四面楚歌の状況が続き、社風は最悪の状態だった─。

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より安く、より高性能を追求してきたマブチ経営の真骨頂

マブチモーター株式会社（千葉県松戸市）は"隠れたガリバー企業"だ。 小型モーターの分野で世界シェアの半分以上を占める。モーターの標準化や「適正利潤」など、一見、流行りの経営手法に反すると思われる経営哲学が圧倒的な競争優位性の原動力となっている。先を見据え、顧客の得を追求し、常に知恵を出し続ける馬渕会長の経営とは─。

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地域に根を張り、地元の逸品を世界に売り出す仕掛け人

株式会社DDRは、プロデューサー・安藤 竜二氏が率いる「企業ブランディング」の会社である。愛知県岡崎市に根を張り、地域の中小企業を活性化させ、地元の逸品を売り出すブランディングを多角的に行なっている。「物語」は小さな会社こそ必要である、と語る仕掛け人のライフストーリー。

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主義主張を変えないことが最高のマーケティングであると知った

四十歳を過ぎて立ち上げた食品製造会社は赤字が続き、累積損失は七年間で一億円に及んだ。「それでも、自社ブランド以外の商品は作らない」という強烈なこだわりが、苦境を乗り切る原動力となった。西條 八十美さんが貫き通した信念とは----。

経営とは突き詰めれば人を活かすことである。仕事のやりがいが幸せを生む

ばね専門メーカーの東海バネ工業株式会社（大阪市）は、平均受注ロット5個という「多品種微量生産」に徹して70期連続黒字決算（2012年度は見込み）を続けている。卓越した職人技とＩＴを組み合わせた独自のシステムで、あらゆるばねの注文に応じる体制を確立した渡辺社長の経営哲学に迫った。

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事業の柱をつくれ！社員が去ってはじめて痛感した理念の大切さ

地元名物「味噌とんちゃん」を全国に広めるという思いで店舗展開を続ける焼き肉店「名古屋味噌とんちゃん屋ホルモン」。しかし、運営する株式会社味和居ダイニング（愛知県名古屋市）のスタートは創作居酒屋だった。3店舗目でぶち当たった壁に愚直に取り組みながら辿り着いた事業のありかたとは─。

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