「13の德目」とは、朝礼で人材育成を目的にした小冊子です
アメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンが、仕事 ができ、立派な人間になるために提唱した「13の徳目」 をもとに、中小企業の朝礼用にアレンジしたものです。 月間テーマと、テーマに沿った週替わりの質問があり、 仕事終わりに一日を振り返ります。それらを翌日の朝礼 で共有して、良い社風づくり、人材づくりに役立てます。
「13の徳目」を使った朝礼のメリット
前項のように『13の德目』コーチング型朝礼を行うことで、コミュニケーションに関する次のような能力が高まります。
個々の能力を高める場として、朝礼を効果的に活用しましょう。
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1. 考える力がつきます
ふだん何気なくやっている仕事でも、「毎週の質問」を考えることで仕事の目的や意味、手順、仕事と仕事の関係などを考えることができます。
さらに仲間の考えを聞くことで、自分の仕事に対する考え方を振り返る機会となります。 -
2. 伝える力を高めることができます
「考えること」とそのことを「相手にうまく伝えること」とは大きく違います。
考えることは自分一人でもできますが、相手にうまく伝えるとなると相手があることですから、非常に難しい問題です。
相手に伝えることを目的に発表することで、伝える能力を高めることができます。 -
3. 聴く力(傾聴力)が高まります
人の発表を聴くことで、傾聴力を高めることができます。
話している内容以外にも、発表者の立場、役割、価値観(何を大切にしているか)などを想像しながら聴きましょう。
人の話を要約することを意識して聴くことで傾聴力はさらに高まります。 -
4. 要約する力が養えます
要約するということは、発表内容の要点をつかんで簡潔に話すことです。
発表者が伝えたいことは何かを聴きとり、要約し、発表する能力は仕事をする上においてもとても重要な能力です。 -
5. 感謝する力が強くなります
感謝できる能力は生まれつきのものではありません。
謙虚さのあらわれであり、磨けば光る能力です。
感謝できる人のもとには良いことが巡ってきます。
身の回りの感謝を日々見出すことで、「あたりまえ」だと思う気持ちを「ありがたい」という気持ちに切りかえましょう。
冊子の構成
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ワンポイントレッスン
月間テーマを詳しく解説したり、コーチング型朝礼に役立つ具体的なポイントを掲載しています。
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記入ページ
記入しやすいフォーマットです。仕事の重要度や、「自分の考え」「振り返り」「感謝の想い」を毎日記入します。
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企業事例
13の德目を活用されている企業の事例を、毎号掲載しています。
2000企業が活用している 朝礼を活性化させる13の徳目
13の徳目を導入した企業様の声
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株式会社食創
経営理念 ・食の創造に努め、全従業員が明るく豊かで幸せな会社を目指す ・食生活に関わる仕事を通じ、社会から必要とされ、社会に貢献する会社を目指す 事業の紹介 昭和27年、お米と食料品の卸として創業。帯広...
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ソラーレ社会保険労務士法人
経営理念 全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客様企業の健全な発展に尽力し、誰もが生き生きと働ける社会の実現に貢献します。 ミッション 日本を誰もが生き生きと働いて、労働生産性の高い国にする...
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株式会社アド宣通
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株式会社平八
経営理念…食財の創造 事業領域…宴の支援業 使 命…日本食文化を創造して世界に豊かさと幸せを育み地域・社会の進歩発展に貢献します ビジョン…成長、発展し続けて100年企業を実現する(お客様・地域・社会から支持...
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13の徳目を使った朝礼の進め方
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月間テーマの唱和(全員)
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「今週の質問に対する考え」の発表
質問に対する唯一の正解はありません。立場や役割によって解釈は異なります。自分の考えと異なる考えであっても発表者の考えをしっかり聞きましょう。
◎発表者に対して拍手!!
人前で発表することは大変なことです。承認の拍手で敬意を表しましょう。 -
発表の要約の発表
最初に発表した人の発表内容の要約と自分の考えを発表します。
要約を発表するためには、人の話をよく聞いておかなければなりません。
◎発表者に対して拍手!! -
今日一日、特に注意する德目の発表
今日一日注意する德目を発表してもらいます。
宣言することで特にその自覚が高まります。
◎発表者に対して拍手!! -
前日の「気づき」の発表と感想の発表
前日に記入した「気づき」を発表します。
その後、それを聞いた人から、感想を発表してもらいます。
◎それぞれの発表者に対して拍手!! -
前日の「ありがとう」の発表
前日に記入した「ありがとう」を発表します。
職場の雰囲気がよくなります。
◎発表者に対して拍手!! -
「ありがとうの言葉」の唱和(全員)
その日の「ありがとうの言葉」の唱和をします。
職場以外の人の感謝の気持ちを感じることができます。
お客様の「ありがとう」は現場から生まれます。
良いサービス、良い商品、良い技術の提供、そうしたものが『ありがとう経営』をつくります。
『ありがとう経営』には現場力の向上が不可欠です。自分で考え、自分の考えを正しく伝え、自分を承認しましょう。
「ありがとう」を伝え合いましょう。
『ありがとう経営』が実現するかどうかは私たちの力次第で決まります。
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