参加者の声

  • 本来の前向きな自分に 立ち戻ることができる"ツール"

    札幌中央南支部(北海道) 
    小林三希子

     私たちの支部では、会員の会社やお店でランチを食べながら自己紹介や雑談を交えてラフな雰囲気で会を行っています。  
     今回は、支部メンバーの他に、初参加の同業の経営者を招きました。今月号の動画と設問表を全員で見て、皆さんが興味を持った巻頭対談を読み合わせ、自己紹介とディスカッションを行いました。  
     業界仲間として、日常会話とは違い、「思い描く理想の会社」「お客様のために次世代に会社を残したい」「三位一体経営って良さそう! 興味ある!」など、本音や本心もたくさん出ました。  
     今回は二時間で設問は一問しかできませんでしたが、皆さん熱く思いを語ってくださり、お帰りになられるころにはお顔スッキリ、笑顔ニコニコでした。  
     経営者の会は日常的に付着しがちなマイナス感情や思考のバイアスを取り除き、本来の前向きな自分に立ち戻ることができる尊いツールだと気づきました。今後も、この会を通して、心豊かな仲間づくりを行っていこうと思います。

  • 悩む参加者の 社外取締役になる

    調布支部(東京都) 
    石川哲

     調布支部は月に一度、二時間程度で開催しています。
     まず参加者全員で挨拶をし、続いて先月から今日までに起きた良かったことや報告したいことを全員が三分程度で発表し合います。それから本題に入っていきます。
     調布支部の特徴は三つです。
    ①参加者の社外取締役になる
     経営者の会の設問を基本的に使っています。その中で会社の悩み、部下の悩みを打ち明けることがあり、経営者の会から相談会に変貌します。そのときは打ち明けた参加者の社外取締役になったつもりで、全員がアドバイスを送っています。
    ②会の記録を会員に送る
     毎月、会のまとめをLINEで欠かさず送っています。「参加者、内容、写真数枚、次回の案内」などをまとめています。
    ③リモート
     調布支部は緊急事態宣言下の四月に一度だけ中止しましたが、一二年間毎月開催し、第一五〇回まできました。現在は、リアルとリモートのハイブリッドで行っています。これにより遠方でなかなか会場に足を運びづらかった会員も参加できるようになりました。
     今後も二〇〇回、三〇〇回と継続して開催していきます。

  • 仲間の考え方を 知ることがいい刺激に

    北辰支部(北海道) 
    花澤亜弓

     自社で『理念と経営』の勉強会をしたいとずっと考えていましたが、人数も少なく、なかなか実施するに至りませんでした。そんな折、経営者が集まり経営の勉強をする札幌経営研究会で、『理念と経営』経営者の会を一〇支部つくろうということになり、有志が集まって始めました。
     始めるに当たって決めたことは、次の二つです。
    ①なるべく堅苦しくない会にする
    ②経営研究会の会員以外の方も気軽に参加できる会にする
     継続して一年、参加者の皆さまからは、「少人数なのであまり堅苦しくなく、良い意味で緩い雰囲気だった」「初めてでも楽しく参加できた」「ほかの人の視点・考えがいい刺激になるし、ヒントにもなる」「一人では読み切れないところも、読めるので良い」といった声をいただいています。
     メンバーには一人社長も多いので、『理念と経営』を通して、お互いの仕事や考え方、取り組み内容などを知ることもいい刺激になっていると感じています。
     今は、コロナ下でZoom開催をしており、直接顔を合わせていませんが、時代に即した形で、これからも継続して学び続けます。

  • 自分では気づくことが できない角度の意見が飛び交う

    堺中央支部(大阪府) 
    勝谷成敦

     明日の活力源。それが私たちにとっての経営者の会です。私たちの支部は二〇一八(平成30)年から始まり、月に一度、六名から一〇名ほどが集まって勉強会を開催しています。活動を始めたころは、設問表に沿って意見交換をしていました。しかし、今では参加メンバーの会社を題材に企業事例研究を行ったり、掲載されている企業の経営者・経営幹部になったつもりで使命や戦略を語り合ったりと、参加メンバーの業績が良くなるよう、少しずつ変化をつけて楽しく学んでいます。  参加メンバーの業種や勤めている会社での役職はさまざまで、自分だけでは気づくことができない角度からの意見やアドバイスが飛び交います。また、年齢の近い方が多く、和気あいあいとしながらも、辛辣な意見を述べることができる雰囲気です。毎回、あっという間に勉強会が終わってしまいます。勉強会が終わるときにはいつも、「明日から自社で〇〇に取り組もう!」と宣言する自分たちがそこにいます。

  • 自社の強みや弱みを 意識できるようになった

    西天満支部(大阪府) 
    山口竜司

     私たちはもともと同業者の会合でしばしば顔を合わせ、年齢が近いということもあり、日頃からよく食事をするメンバーでした。経営者の会を始めたのは一年半前です。それぞれ一人ではなかなか経営の勉強が継続できないと悩んでいたところ、メンバーの一人が、「『理念と経営』を使って、みんなで勉強会をやってみない?」と、声をかけたのがきっかけでした。  やり方はシンプルで、全員が設問表に記入し、持ち回りで司会を務めながら、毎月一時間程度、意見交換を行うといったスタイルです。  勉強会を通じ、自分に近い境遇の記事を読んでは共感し励まされ、経営でも自社の強みや弱みを意識できるようになりました。物事の考え方も簡単に諦めるのではなく、どうすればできるか? ということをまずは考えるようになったと思います。
     「常に自分にベクトルを向ける!」。こうした姿勢で共に学び続けられる仲間がいることに感謝し、これからも継続していきたいと思っています。

  • 柔軟性と執着心が 会社をビジョンへ導く

    野崎支部(広島県) 
    古田敦美

     野崎支部では、二月は『理念と経営』二月号の設問五を取り上げて経営談議をしました。  設問は、こうです。「企業の成功法則 社長力・管理力・現場力 三位一体論の社長力では、ノーベル化学賞を受賞した吉野さんを事例に挙げ、物事の成就には『柔軟性とあきらめない執着心』が必要だ、とあります。企業経営において、『柔軟性とあきらめない執着心』はどのようなときに必要だと思いますか?」  この問いに対し、「クレーム発生時は失敗の原因、真因を探るようにし、そのときに『柔軟性とあきらめない執着心』を忘れないようにしている」「新しいものをキャッチするために若手と仕事をし(柔軟性)、新しいものを生かす方向を間違わないようにしている(執着心)」などさまざまな意見が出ました。  「柔軟性」と「執着心」は一見すると相反する二つの要素です。しかし、その二つを持つことで、会社がビジョンに向けて進んでいくと感じました。頭を柔らかくするためには、今回のような討議や読書など自分以外の意見に触れることが大事だと思いました。

  • 経営者の会を通じて 感じる三つの変化

    長久手支部(愛知県)
    青山 翼

     私たちの会の開催の目的は、それぞれの企業の永続と地域の発展、そして一人ひとりの心の豊かさの実現です。長久手支部の理念「共に栄えるために共に学びましょう!」を合言葉に集う仲間たちが、毎月一回集まり経営談議で白熱しております。  現在、二二回開催する中で、一番嬉しかったことは、仲間が「この会に参加してから社業も人生も変わってきた!」「目標ができた!」と目をキラキラさせて発表してくれたことです。  この会を通して実感している変化は、三つあります。  一つ目は、実践力の変化です。仲間からの学びをすぐに実践しています。するとすぐに結果が出ます。その結果をまた次月に発表したり改善したりと、自社の経営にそれぞれが役立てています。
     二つ目は、コミュニケーションの変化です。コミュニケーションの基本はまず聴くことだと、メンバーのみんなと共有できるようになってきました。
     三つ目は、意識の変化です。毎回司会や役割分担を決めて参加することで、とても新鮮さを感じながら前向きな姿勢で成長できております。

  • 仲間と本音で語り合うことが 本当の学びになる

    近江八幡支部(滋賀県)
    辻誠一郎

     近江八幡支部は月に一度、経営者の会を開催しています。
     われわれが経営者の会を開催する目的は、「『理念と経営』から本気で学ぶことで自社の業績を上げ、社員様・お取引先様・お客様を幸せにすること」です。
     『理念と経営』には、経営のヒントとなるお話や事例がたくさんつまっています。実際に苦労して新たな道を切り開いてこられた経営者の考え方は、毎回大きな学びとなっています。
     会を重ねることで、「学びをどうやって自社に落とし込むか、自社の経営に生かすかが最も大切なことなのだ」という思いをメンバー全員で共有できるようになり、真剣な議論がますます深まっています。
     独自の工夫として、地域の情報交換も積極的に行っており、学びを地元でどう生かすのかについても話し合っています。
     時には仲間から耳に痛い指摘をいただいたり、本音の意見を言い合ったりします。それはお互いの信頼関係ができているからこそであり、本当の学びになることを実感しています。

  • 他社のベンチマークを含めた 勉強会で活発な会になった

    城金支部(香川県)
    城金善人

     私たち城金支部は二〇一七(平成29)年から始まり、毎月一度、二時間程度の勉強会を行っています。近隣の方々とも『理念と経営』の勉強会ができればと思い、お声がけして二、三名が集まり勉強会を始めたのがきっかけでした。
     今は香川経営研究会のメンバーさん以外にもお声がけをしながら毎回五名から八名くらいで勉強会を続けています。最近の良かったことなど、まず近況報告を参加者全員が発表して互いに承認されやすい雰囲気をつくってから始めています。勉強会は設問表についてディスカッションをする形式です。
     香川県高松市より西部地区のほうが集まりやすいことから、主に坂出自動車学校で開催しています。最近では支部メンバーさんの会社にお伺いして、同社のベンチマークも含めて勉強することもあり、設問表以外の意見交換も行われ活発な勉強会になってきました。
     今後も学ぶ仲間が増え、活気ある勉強会を開催し、香川県中・西部の勉強会活性化にも貢献できる支部となれるよう学び続けます。

  • 経営者仲間との勉強会は 視点転換のきっかけになる

    榎本支部(神奈川県)
    榎本 靖

     私たち榎本支部では、毎月第三火曜日に勉強会を行っています。まだまだ常に全員が参加するという状況にはなっていませんが、それでもいつもの仲間と学ぶことができることは会社を離れて、思考を深め、それを広げる時間になっています。  毎回、全員が持ち回りで会の進行役をするようにしています。勉強会の中では、各自の設問への発表に対して、さらに質問をすることから、自社の状態や課題にフォーカスできたり、共有したり、アドバイスなどに発展していきます。たまに別の会からの飛び入り参加もあり、会そのものに広がりをもたらしてくれます。  それぞれの会社規模や事業形態の違いが、各自の新しい視点となり気づきやヒントになっているように感じます。  二時間という時間ですが、たまに開催する懇談会の場でも、各自の経営相談のようになります。  日頃、共に経営者として奮闘している仲間の視点を借りて新しい考え方に出会ったり、視点転換のきっかけに確実になっています。

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