参加者の声

  • 三方良しの経営 感謝の心を持った仕事を目指して

    沼田支部(東京都) 
    加藤慶一

     私たちは、株式会社エース・コーポレーション 沼田真清代表の呼びかけにより、二〇一九年後半よりスタートし、隔週で一時間程度の勉強会を開催しています。沼田代表や株式会社ティープラスの関係者で構成される当勉強会は、現在では一〇名を超えています。
     経営者同士が学び合い、刺激し合う会として、毎回白熱したディスカッションが行われています。基本的には設問表に沿って進めています。一回あたり三つの設問でディスカッションしており、その流れから経営相談等に広がることも。そして、ここでしかできない相談に発展することもしばしばあります。
     私たちは、「WIN︲WIN︲WIN」の三方良しを目指し、感謝の心を持って仕事を進めていくべきだと思っています。その精神を「理念と経営」を題材にした当勉強会によって培っていると日々実感しています。これからも長く続く勉強会として発展していくよう、メンバーと共に成長していきます。

  • 「ハイブリッド勉強会」で 経営が気軽に学べる会を目指す

    島根支部(島根県) 
    古川雅巳

     今年度から組織が新しくなり、土江山陰地区長のもと、島根支部は松江支部、出雲支部、雲南支部に分かれ、毎月一回勉強会をしています。
     コロナ禍ですが、感染対策をとりながら「ハイブリッド勉強会」もはじめました。自宅や会社からでも参加しやすい「リモート」と、実際に会って経営談議ができる「リアル」を融合し、現在では、参加者数も一五~二〇名(昨年は五~八名)に増えています。グループ討議もしやすいので、事例の分析や自社への落とし込みを仲間と深掘りできることも魅力です。経営研究会に未入会の方も経営者の会専用メーリングリストに入っていただき、経営研究会とはまた違う、経営が気軽に学べる会を目指しています。
     毎月「取り上げる事例」と「討議テーマ」を事前に決めて、差別化、独自性、マーケティングなどを深掘りしています。参加者からは、「コロナ禍で鬱々としていたが、皆さんに会えて元気をいただいた」とか、「テーマを深掘りすることで、新しい気づきがあった」などのお声をいただいています。
     今後も、楽しく学びながら、経営研究会との相乗効果を出せる会にしたいと思います。

  • 勉強会での話の脱線が ヒントや気づきを生む

    神崎支部(兵庫県) 
    安積希真

     私たち神崎支部は、姫路経営研究会の北部エリアの会社メンバーで構成されています。兄貴肌の支部長を中心に、後継経営者や幹部社員が集う、オープンでアットホームな支部です。
     勉強会では設問に対する答えに加えて、常に「自社に置き換えること」を意識して発表し合っています。良い意味で脱線するのですが、実はそういう話からヒントや気づきが得られています。実務やビジネスチャンスに何か繋がらないか……と仲間同士が真剣に考え合うこの場はとても貴重です。
     もともと郊外エリアで人と接する機会が少ない上に、コロナ禍の影響で引きこもりがちで〝井の中の蛙〟になってしまうところです。しかし、神崎支部のおかげで、社外の情報や異なる立場からの意見・アドバイスを聞くことができています。
     テレビやネットではない〝地域の生の声〟は、自社の朝礼や会議でシェアすると喜ばれるので、自分にも会社にも活かせるこの勉強会を続けていきたいと思っています。

  • 同業の方との意見交換で リアルな施策を打ち出せる

    鈴木支部(大阪府) 
    黒木謙太

     私たち鈴木支部は、月に一回、二時間ほど勉強会を行っております。支部の特徴は、美容室様やエステサロン様の運営など美容業の方が多く参加されていることです。
     現在は、新型コロナウイルスの影響により、オンラインで開催をしております。通常は有限会社アルシェ様のセミナールームを使用させていただき、全員が集まって開催しております。基本は設問表に沿っての勉強会ですが、一つの設問表から深掘りになることが多いです。その時は、その場で多くのアドバイスをもらったり、意見を交換しあったりしています。その場で悩みを解決できることもしばしば。同業の方が多いため、月々の状況や店舗ごとの方向性などを自社に落とし込みやすいのがこの支部の良いところです。
     年に一回、経営計画書の発表を行い、フィードバックをいただくことで、リアルな施策を共有し、自社に落とし込むことができるため、すごく勉強になっております。

  • 討議会で共に学ぶ仲間は 私たちの経営資源

    野崎支部(広島県) 
    古田敦美

     広島西ブロック野崎支部は、討議会を毎月開催しています。馴染みのメンバーとの討議は、個々の事情を知った上での意見交換であり、深い学びがあります。
     一方で、新しい仲間との討議はフレッシュな学びを得る機会です。野崎支部では、お隣の広島ブロック織田支部の皆さんと合同で討議会を開催することもあります。普段は別々に活動しているメンバーが集うと、新鮮な視点、独創的なアイデアに出合えます。
     最近の討議会ではweb会議システムを活用せざるを得ない状況ですが、立地的に離れた者同士の集いにはうってつけのツールです。
     私たちの中国地区には、討議内容をフェイスブックページの「理念と経営 経営者の会中国地区」で報告し、共有するユニークな仕組みがあります。
     バランスよく調和した経営のあり方を探るために、様々なツールを活用し、新しい風に触れる討議を続けます。

  • 「おもろい」の追求が 私たちのモノサシ

    岸和田支部(大阪府) 
    森田博史

     私たち岸和田支部は「岸和田おもろい経営者の会」として、二〇一二(平成24)年から月に一度、二時間程度の勉強会を行っています。会の名前である、「おもろい」の定義は「事業を通して関わる人を幸せにし、世の中に貢献できる新たな価値を創ること」です。
     会の特徴(らしさ)は、「おもろい」か「おもろくない」かがディスカッションの軸となることです。一部は設問表に沿っての勉強会、二部は参加者が社外取締役となる「ミートアップ」や野望を語る会、社員さんと共に学ぶ勉強会、他地域の先輩経営者の講演など、さまざまな取り組みをしています。一部・二部を通して全員が自分の意見や野望(夢)を発表し、参加者が自分事としてアドバイスをし合っています。
     それぞれの価値観の磨き合いから白熱した議論になることも珍しくありません。想いだけでなく実際に形にするための学びの場として、大切な時間になっています。私たちはこれからも仲間と共に「おもろい」を追求していきます。

  • 異業種の経営者の集まりだから 見える気づきと絆

    片岡支部(岡山県) 
    池田昌弘

     私たち片岡支部の勉強会は二〇一二(平成24)年から月一回、印刷業、写真館、鉄工所、ヘアーサロンという異業種の経営者四名で開催をしております。毎月の設問表を中心に司会進行は輪番で議論を行っています。当初は仕事終わりの二〇時半から始めていましたが、白熱した議論や話が脱線すると夜遅くになることがたびたびありました。現在では、開催時間を変更して朝五時から約二時間行っています。
     早朝になったことで一日のスタートを気持ち良く切ることができています。この会はおのおのが集めた情報や学んだことの共有の場でもあります。異業種の経営者の集まりなので、違った角度からの意見や白熱した議論はこの勉強会ならではで、多くのヒントや気づきをいただいています。
     ここでの学びが自社の経営を真剣に考えるきっかけにもなりましたし、何より互いの絆がより強くなったと思っています。これからもお互いに切磋琢磨し合い、この出会いに感謝して勉強会を続けていきたいと思っています。

  • 「オンラインの会社見学」で 学びを深める環境づくり

    二村支部(広島県) 
    梅田正昭

    二村支部では、二村支部長を中心に月に一度、二時間ほど勉強会を行っております。
    コロナ前は会員さんの会社を訪問し、会社説明や経営発表後に勉強会を開催していました。それにより、発表に絡めた内容の濃い討議が行え、学びの深い勉強会になっていました。
    Withコロナではすべてオンラインにシフトしたため、企業訪問が行えなくなってしまいました。しかし、二村支部長はオンラインでもカメラを使って会社内を見学できるようにして、学びを深くする努力をされています。
    侃々諤々の討議を行うときもありますが、時には悩み相談のようにもなり、改めて同じ悩みを持つ経営者の仲間がいることは心強いなと感じます。
    特にコロナ禍で苦しまれている会員さんの問題解決のために、皆で真剣に議論することもあります。そういったことが多方面から自社を見つめる良い機会になり、自社の経営にもとても役立っています。

  • コロナ禍だからこそ 経営者のつながりが励みに

    木戸支部(岡山県)
    木戸一男

    私たちが所属する岡山経営研究会では各委員会単位で、月一回の委員会開催後に『理念と経営』討議会というかたちで開催しています。
    現在、新型コロナウイルスの影響もあり、主にリモートで開催しています。
    設問を基本に討議を進行していますが、経営のアドバイスや、さまざまな情報交換もします。そして何より、共に学ぶ経営者のつながりに励まされています。
    討議会は異業種の集まりということもあって、自分とはまったく違う視点の発表も多く、その内容に気づかされることもしばしばあります。独り善がりになりがちな経営者にとって、自分を正す場になっていると感じます。
    昨年末の討議会の中で、ある会員がコロナ禍に感じていることとして、「この会に所属していて良かった」と発表していました。
    この学びの場を継続して、共に学び共に栄えていきたいと思います。

  • 互いを刺激しあい、 気づき、学べる場

    長嶋支部(京都府) 
    長嶋貴生

     二〇〇六(平成18)年、『理念と経営』発刊と時を同じくしてスタートしました。当初は大秦支部として二名からのスタートでした。現在は「京都商人塾」として井上、桃井、長嶋と三支部が合同で毎月開催しています。  
     経営者が、何のため、誰のため、なぜ学ばなければならないのかを、設問表を通し、絶えずディスカッションして刺激し合い、お互いが気づき学べる場、その機会を提供できる場となっています。  
     会員が増加し、現在はホテルの会議室で開催しています。そのため、二〇〇〇円を月会費とし、会場費、軽食費、月刊『理念と経営』の年間購読費に充てています。会費があることにより、学ぶ意欲と姿勢が変わってきているように感じます。  
     新会員さんには、自社のビジネスモデルを発表していただき、機会や脅威、課題などを発見し、視野を広げる場にしていただいています。  
     今後も気軽に学べる場と機会をつくり、地域の経営者や商店主が、経営力を高め、業績向上を目指し、共に学ぶ『理念と経営』京都商人塾を後世に残します。そしてその思いを会員皆で共有していきます。

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