参加者の声

  • 楽しみながらの再スタート

    帯広西5条支部 
    阿部 利典

     私たちの支部は、二〇〇六年の「理念と経営・経営者の会」発足当時から活動しておりましたが、数年前から業務多忙を言い訳に休会中となっていました。そこで、二〇二二年四月にメンバーを新たに募集し、再スタートしています。
     メンバーの業種はさまざまで、経営幹部二名を含む、一一名の支部です。会では、最初にじゃんけんをして勝った人が自分の好きな設問を選んで自分の答えを発表し、次の人は発表への感想を伝えてから自分の答えを発表します。これを繰り返して三問程度扱うディスカッションを九〇分間行い、その後一五分間論語の素読をします。そして、最後に参加メンバーの現況報告や経営相談会を行い、計一四〇分程度の勉強会になります。
     夏に一度お酒を飲みながら懇親会を開催しましたが、楽しかったということで忘年会も企画しました。引き続き、勉強会を通じたマインドイノベーションにつなげていきたいと思います。

  • 新たな仲間が加わることで 学びの原点に立ち返れる

    仙台支部(宮城県) 
    沖田 由美

     仙台支部は、毎回七〜一〇名程度の参加で、ここ三年は毎月欠かさず開催しています。コロナ禍を鑑み、リアルorオンラインorハイブリッド開催を臨機応変に行っています。
     弊支部では、①将来は取引先を含めてこの勉強会に参加してほしい。②各社で社内勉強会を実施してほしい。③いずれは参加者全員が支部長として地域を活性化させてほしい。この三つを前提としています。全員が支部長候補なので、設問毎に進行役を交代しており、個々が円滑な運営を心がけて創意工夫をしています。
     仲間も定期的に増えており、その度に会が活性化しています。新たな参加者の設問・記事の読み込みが伝わる回答は、他の参加者が自身の取り組み姿勢を省みるきっかけとなり、初心と探究心の大切さを教えてくれています。
     また、業界の近況や自社の経営課題の報告も行っており、時には参加者の課題解決に全員で取り組むのも素晴らしいことだと感じています。今後も会を継続し、地域の活性化に繋げていきます。

  • 「継続することに意義がある」 学びを積み重ねた一五年

    大髙支部(秋田県) 
    大高 富子

     平成一九年一一月、大髙支部の「経営者の会」第一回目が開催されました。早いもので、初回から一五年が経とうとしております。二社参加からスタートし、時には参加人数が減ることもありましたが、継続することに意義があると思い、開催してまいりました。
     勉強会では、経営のヒントとなる直近の地域状況や社会情勢について情報交換しています。会を通じて知れる新たな情報は、貴重な収穫の一つです。また、自社の問題や悩みの相談も行っており、信頼のある会員同士だからこそ、自分事として真剣に考えています。
     そして、会の軸となっているのは、設問表を通じた発表です。毎月角度の変わる設問には、経営者として考えさせられることが多々あります。今の悩みへの答えが必ず見つかるのもありがたいことです。また、年に一度懇親会を開催し、会員同士の交流も深めています。
     この度、大髙支部は若き経営者に支部長を交替します。引き続き、意義ある勉強会として継続してまいります。

  • 話し合いで得た気づきを吸収し 明日への活力としていく

    茂原支部(千葉県) 
    海保 宏之

     弊支部は、茂原市内で経営者仲間が集い、一〇年以上にわたって和気あいあいと楽しく活動してまいりました。三年ほど前からは、場所を大網白里市に移し、六~八名で活動しています。
     コロナ禍に突入したばかりの頃は、勉強会をZoomでの開催に変更することで何とか月一回集まれるようにし、学びを継続するための努力を重ねました。現在は、「できるだけリアルで集まろう」という総意の下、前向きに学び続けています。
     勉強会では参加者が各自の経営課題を持ち寄り、話し合いから多くの気づきを吸収することで、明日への活力にしています。異業種の経営者が集まっており、さまざまな角度から意見を出し合うので、毎回多くのことを考えさせられます。また、初めて参加されたゲスト経営者も、学びの多さに感心し、気づきの大切さを実感して帰られています。
     これからも「学びの深掘り」をテーマに掲げ、皆で楽しく活動してまいります。

  • 〝出会いと縁で道は開ける〟と 実感させてくれる勉強会

    恵比寿支部(東京都) 
    栗駒 和訓

     〝人生で起こることにはすべて深い意味があり、人生で出会う人すべてに深い縁があります。〟―田坂広志さんの言葉です。「経営者の会」は、この教えを実感させてくれる場です。
     約三年前から続くコロナ禍は世界に大きな波紋を呼び、多くの変化をもたらしました。また、今年二月、ロシアのウクライナ侵攻によって平和が脅かされました。戦争の影響で燃料や穀物の輸入が困難となり、資源や物流のコストが上昇。世界全体が新たな困難に直面しています。
     そんな中、今月は「渋沢栄一に学ぶ仕事道」から、〝譲れない信念は何か〟というテーマについて討議しました。「顧客中心主義」「事業の永続」「従業員の誇りと尊厳」「諦めず挑戦し続けること」など、さまざまな考えに触れることができました。
     事業を取り巻く環境は、日々変化していきます。その変化に意味を見出し、たった一つの出会いと縁を手繰ることで道は開けます。私たちの支部は「出会いと縁を大切にする」勉強会です。

  • 勉強会の前の話し合いから 仲間の“ペインポイント”を引き出す

    増田支部(福井県) 
    増田秀勝

     二〇一七年一月に支部登録をして以来、毎月勉強会を開催しています。当初は仲間の考えを引き出すことに苦戦したり、会員拡大が思うように進まないことに悩んだりしていました。尾崎支部の皆さんも同じ悩みを抱えていたことから、今では尾崎&増田支部として合同で開催をしています。
     コロナ禍では、感染が拡大していくにつれ、定刻になっても人が集まらないことが増えました。誰もが必死で業績を回復させようと奮闘していたためだと思います。そこで、開催前に仲間同士で自社の悩みや業績回復の見込みなどについて話し合うようにしたところ、徐々に定刻に集まってもらえるようになりました。社内ではなかなか言えないことでも、勉強会の仲間への信頼が厚いからこそ打ち明けられるのだと思います。
     今では、勉強会の三〇分~一時間を、仲間の“ペインポイント”を引き出す時間に充てています。これからも楽しい雰囲気のなか、気持ちを整理できる集まりにしてまいります。

  • “経営の真の目的”を知るために 欠かせない貴重な集い

    志命塾(石川県) 
    竹野一茂

     志命塾は、『理念と経営』経営者の会・梶谷晋弘前会長の梶谷支部が前身となっている勉強会です。現在、会員は約四〇名。普段は中崎支部、黒田支部、中濃支部、竹野支部に分かれて活動をしていますが、勉強会は五支部合同で開催しております。オンライン開催の時期もありましたが、現在はリアルで開催しています。
     毎月の勉強会は約二時間で、会の前半では地元の経営者の方などに講演をしていただき、それに対する質疑応答を行っております。後半では支部ごとのグループに分かれ、『理念と経営』と設問表を題材にディスカッションし、最後にグループの代表が参加者全員の前でディスカッション内容の共有を行っています。
     志命塾には、「1.自らの使命を知り、経営の真の目的(理念)を知る」、「2.経営者自身の人間力を高める」、「3.縁ある人々の物心両面の幸福と持続可能な経営の実現」という目的があります。会員一同、これらの目的を常に意識し、学び続けています。

  • 参加者への手厚いサポートで 誰もが安心して参加できる場に

    浜松支部(静岡県) 
    稲穂充

     月一回の浜松支部の勉強会は、今年度から経営研究会の副会長や委員長が持ち回りで運営を担当するようになりました。
     七月の勉強会は、担当委員長の会社会議室をお借りし、会場参加六名、リモート参加九名で開催しました。入会検討中の方や新入会員の方が見学する中、参加者は実践報告や失敗談などを発表していきました。
     一連の取り組み発表からは、初参加の方も学ぶ意欲を高めておられました。進行役の担当副会長がお一人お一人の発表に承認や質問を交えつつ丁寧に進めてくださるほか、庄田会長や高橋前会長がアドバイスをくださるのも大きな魅力です。経営実践のヒントがたくさん得られる場として、多くの方がリピート参加してくださっています。
     また、会場では、会の後に本音で話し合う懇親会を実施し、参加者に会場参加の魅力を感じてもらうことで次回参加をモチベートしています。会員のサポートが手厚いため、どなたでも安心して参加いただける勉強会です。

  • 経営へのヒントに富む勉強会は あっという間に過ぎていく時間

    鈴鹿神戸支部(三重県) 
    松田卓弥

     鈴鹿神戸支部は、五年前に阿部支部長が立ち上げました。最初は四名程度での開催でしたが、支部長が地元の経営者をお誘いくださり、今では一〇名程度の会になりました。
     勉強会は設問表を中心に進めておりますが、自社の経営相談に発展することも多々あります。各自が自身の経営に対する考え方や自社の事例などを発表する中で、参加者が相互にさまざまなヒントを得られるため、自社の改善に繋げることのできる貴重な機会となっています。また、『理念と経営』の記事に関するそれぞれの発表を聞くことで、自社の課題や問題点に気づかされることもあります。支部には異業種の経営者が集まっているので、勉強会に参加すると自社の事業の外にあるさまざまな情報を得られ、世の中の変化に気づくきっかけにもなります。
     勉強会は月一回、二時間行っていますが、あっという間に時間が過ぎていきます。これからも勉強会に参加して楽しく学び、自社を良くしていきたいと思います。

  • 経営者にとっての勉強会は 学びと情報収集の得難い場

    井上支部(京都府) 
    桃井 康行

     約五年前は、経営の勉強に必要性を感じつつも、活字への苦手意識から『理念と経営』を活用し切れていませんでした。そんな折に勉強会へのお誘いを受け、今日まで継続して学んでいます。
     コロナ禍の当初は、勉強会をリモートで開催していました。現在は、遠方の方や会場参加できない方のため、リモートとリアルのハイブリッドで開催しています。先行きが不透明な中で勉強会に参加される経営者の方は、学びの場を欲しているように感じます。毎回、初参加のゲストがいらっしゃるのも、その表れのような気がします。
     勉強会には、多様な業種の経営者、社員、時には現役の大学生が参加しています。そのため、いろいろな角度からの意見が飛び交い、多くの気づきと学びを得られます。さらに、設問表に沿った勉強会だけでなく、日々の学びを共有する勉強会を別で開催し、マンネリ化を防いでいます。経営者にとって、学びと情報収集の機会となる良い勉強会となっています。

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