参加者の声
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膝を突き合わせて 学び合う場
(島根県) 松江支部
竹下毅島根県の「『理念と経営』経営者の会」は、松江市で二支部、出雲市で二支部、それぞれ合同で運営、開催しております。
出雲市では会歴の長い支部長、松江市では年齢が若い支部長が運営し、経営研究会の会員にとどまらず、多くの経営者の方に気軽に参加していただき、新たな出会いを大切にしながら学びの時間を共有しています。お互いの悩みを共有してディスカッションする学びの楽しさを再認識してもらうためにリアル開催による、膝を突き合わせての勉強会を徹底しております。
学び方も各支部で創意工夫しながら楽しんでもらえるよう心がけています。
最近、試しているのは一つの質問を設定し、○×で考えを表明してその考えをみんなでディスカッションするやり方です。直近ではお一人ですが、会への参加がきっかけとなり、可能思考研修に参加されることになりました。
今後もこの形を継続し、学ぶ仲間を増やしていきたいと思います。 -
試行錯誤しながら 楽しく学ぶ
(大分県) 大分支部
森本一馬私たち大分支部では、経営研究会の「理念委員会」という会の活動として、ほかの委員会のメンバーと共に、月に一回一〇人前後の会員さんと「経営者の会」を行っています。理念委員会はメンバー各社の「共に学ぶ会」導入促進を目的に活動しています。
コロナ禍によりオンラインで開催していましたが、徐々に参加企業さんが減っていく現状がありました。再度やり方を見直すなかで、いかに自分たちが楽しく学べるかを考えた結果、コーチング形式に立ち戻りました。今では活発な発表や意見が飛び交っています。
さらに、私たちはより深掘りに力を入れるため、設問は三つに絞っています。グループも少人数にして設問ごとにリーダーを入れ替えることで、より視野を広く深掘りできるようになったと実感しております。
これからも試行錯誤を繰り返し、皆で会を盛り上げ、楽しく学べる時間を共有していきたいと思います。 -
笑いあり、 時々涙ありの時間
(鹿児島県) 肥後支部
中野隆児肥後支部(熱血!肥後塾)では、毎月一回「経営者の会」を一五~二五名でハイブリッドにて開催しています。事前の案内メール・LINEで「何を学べるのか?」を明確に伝え、さらに専用の背景素材も制作するなど、楽しそうな雰囲気をつくり、参加促進に努めています。
おおむね二部構成で、一部は設問表に従ってグループディスカッションを行い、その後全員で共有しています。二部では、(お試し期間中の)トライアル入会の方や、入会歴の浅い会員さんから事前にヒアリングした経営に関する悩みをもとに、「あなたならどうする?」の問いでディスカッションし、その後全員で共有しています。非常に白熱し、自分一人では気づくことができなかったさまざまな視点や考え方を持ち帰ることができる良い機会になっています。
全員発言・全員笑顔を目標に運営しており、気づきや学びだけでなく、笑いあり、時々涙ありの時間になっています。毎回、参加された皆様から「参加して良かったぁ」と言っていただけています。「学びは継続が大切。楽しいことは続く」をモットーに、これからも楽しく学ぶ場づくりに努めてまいります。 -
情報交換は、 興味深く魅力的
釧路德山支部
德山淳一一八年前の創刊号から継続しております。発足当時からメンバーはほとんど変わっておりません。現在六名で開催しております。
初めに各人の近況報告をします。地域の話題や所属する業界の動向など情報交換は、毎回興味深くなかなか魅力的です。その後、設問表から三問ほど選び勉強会の始まりです。
あいにく、七月三〇日はそれぞれ用事が重なり参加者は三名と少なかったのですが、内容はその分濃く、深く学ばせていただきました。時には自社の抱える悩みや問題をテーブルに上げ、参加者みんなで知恵を出すなど経営道場的な要素もあり大変役立っております。
本誌で興味をそそるのは、社長力・管理力・現場力の「三位一体論」や、「逆境!その時、経営者は…」などで、生々しい事例、ユニークな企業の成功例が豊富に載っていてとても参考になります。
三回に一回くらいは懇親会を実施し、経営談議に花を咲かせます。会社の大小を問わずあらゆる業種の経営者が経験し越えていかなければならない道を教えていただき、大変有難い気持ちです。 -
仲間の悩みや 夢を分かち合う
札幌西の会支部
金田日悟札幌西の会は、今から約六年前に設立されました。最初の頃の参加者は三〜四名でしたが、回を重ねるごとに少しずつ増えていき、直近の第七九回目の勉強会は、(お試し期間中の)トライアル生五名、会員八名の合計一三名で開催いたしました。
昨年末から札幌経営研究会のトライアル入会説明会のときに、『理念と経営』の勉強会を取り入れております。勉強会を通じてトライアル生のお悩みや夢などをお聞きし、グループ単位で話し合うことで、経験豊富な会員さんからのアドバイスにより、可能思考研修や職能研修を受講される方が出てきております。今年度トライアル前期の募集では、八名の方が札幌経営研究会に入会されました。
今後も経営の学びの場として、『理念と経営』の勉強会を開催していきます。 -
本音で経営の改善点を ディスカッション
(青森県) さくら会支部
大湯智之青森県の「経営者の会」では、Zoom開催の弘前支部とリアル開催のさくら会支部の二支部が運営されております。
さくら会支部は二〇一一(平成23)年に発足した『理念と経営』青森地区勉強会がベースとなっております。途中休止期間を経て二二(令和4)年四月に復活いたしました。四~六名の参加メンバーが設問表をベースに各々の経営について本音トークで日々の問題点や改善点を素直にディスカッションしております。不定期ですが千葉勝徳副会長も参加して自らの経験に基づいた実学経営による的確なアドバイスを熱くしてくれます。また、タイムリーな補助金や融資制度等の経営情報も教えてくれるので大変助かっております。
勉強会の最後には古き良き昭和の雰囲気漂う温泉につかり、自らを省みながら英気を養い、翌日からのハードワークに繋げております。 -
我以外皆我師 の姿勢で学び続ける
(山形県) 寒河江支部
志田 宏寒河江支部は山形支部(奥山哲支部長)と二支部合同で開催しています。コロナ禍以降、基本はオンラインで行っています。
寒河江支部は二〇〇九(平成21)年にスタートしました。顔ぶれは大きく変わりましたが、今は経営者及び経営幹部と共に毎月約二〇名弱で開催をしております。
大切にしていることは「我以外皆我師」の考え方です。この会の良さは「若手」の経営幹部も同様に学んでいる点です。経営者、幹部としての凝り固まった考え方をときほぐしてくれるばかりか、調子が良い時のブレーキ役、落ち込んでいる時の「元気」になる漢方薬をお互いに処方しあっています。時にはひとりの方の自社の課題で熱くなり、皆で解決のための意見を出し合うこともあります。
これからも経営課題をお互いに語り合える仲間づくりをしていきます。 -
「学び続ける」 場づくりのために
(富山県) 高岡支部
室腰正次私たち高岡支部は、経営研究会の正会員・非会員を問わず異業種交流を深めていこうという主旨で、約四年前に四名で発足しました。しかしその後、コロナ感染が急速に広がり、当時はリアル開催にこだわっていたために、勉強会の機会が失われていきました。
アフターコロナにさしかかり、当時のメンバーから「こういう厳しい時代だからこそ、継続して学び続ける機会が必要だと思う」という声が挙がり、再開に至りました。前回の反省を踏まえ、現在はオンライン開催を活用しています。また、会のマンネリ化を防ぐため、まずはアイスブレイクとして経営に関する近況を参加メンバーそれぞれが報告し、その後設問に関するディスカッションを行う段取りを考えています。
会を通してお互いに刺激し合い、経営理念への理解を深めることができる場になればと思っています。継続して学ぶことが大事であるということに改めて気づいていただける、そんな場づくりに邁進していきたいと思います。 -
"親しみ"こそ出席率の 高さの秘訣
(長野県) 豊丘支部
水野淳私たちの支部は発足から五年ほど経ち、現在は五名で活動しています。建設業・農業・精密板金試作業・自動車整備業・建設機械整備業と、それぞれ業種の違う仲間同士で学び合っており、出席率も高いです。
毎月の「経営者の会」では、一つの設問について全員が意見を発表し、その発表に対してコメントや質問をしています。お互いのやり取りを通じて、さらに考えが深まります。設問表にびっしりと書き込んで参加する人もいれば、記入しない人もいます。大切なことは、参加しやすい雰囲気づくりと継続だと思っています。
会は、自社の現状についての悩みを相談し合う場にもしています。仲間に現状を聞いてもらえるだけでも、頭の中での整理が進み、心が落ち着いてきます。また、経営のことばかりでなく、地域の情報共有もします。年一回は食事をしながらの懇談会も開催し、コミュニケーションを取りやすい人間関係もつくっています。今後も、親しみを持って学び合える仲間を増やしていきたいです。 -
アットホームな学びの場
(静岡県)富士支部
望月隆弘静岡県東部の経営者と経営幹部が集まる富士支部では、リアルの参加者とオンラインの参加者を交えて、『理念と経営』を参考に約二時間にわたって実践的な経営を学ぶ「経営者の会」を盛況に開催しています。
富士支部の特徴は、月替わりで自社の企業事例を発表する場を設けていることです。参加者は勉強会で自社の成功事例や課題を共有し、他の経営者や経営幹部とのディスカッションを通じてアイデアや解決策を得ることができています。そのため、会の参加者にとっては、仲間が実践した経営に関する成功や失敗から学ぶことができる貴重な機会となっています。
また富士支部の学びの場では、形式張らないアットホームな雰囲気が醸成されています。参加者同士が気軽に意見を交換し、また本音で交流し、互いの経験や知識を共有することで、地域のビジネスコミュニティーの発展につなげる場にもなっています。