導入企業の声

  • 部門の垣根を超え学びあう

    日吉電機株式会社
    吉田徹平

      私たちは「空調の達人」をスローガンに、関西で空調設備を軸とした機械設備工事業を営んでおります。地球温暖化の影響が強まるなかでも、あらゆる空調設備を取り扱うことで、空調でお困りのお客様をゼロにすることを目指しています。
     二〇一八(平成30)年一一月から毎月第三水曜日に開催している「共に学ぶ会」では、グループ分けと会の進行役を担うリーダーを毎回抽選で決めています。独特の方法で進行するリーダーもいて、毎回展開が異なるのも楽しみの一つです。
     また、三〇年以上の付き合いのベテラン社員たちが会を通してお互いの新しい一面を知り、「こんなこと考えてたの」と話し合う姿が印象的でした。若い社員も部門の違う先輩社員と話す機会ができたことで、以前よりも職場に溶け込みやすくなっているようです。
     これからも「共に学ぶ会」を良質なコミュニケーションが取れる場として、部門の垣根を超えて学びあう社風を創れるように、楽しみながら続けてまいります。

  • 経営力・人間力の向上を目指す

    大津設備株式会社
    大津常行

     大津設備は、茨城県水戸市で一九七三(昭和48)年に「茨城リンナイサービス」として創業した。現在は給排水設備の設計・施工を主な業務としている。二〇一五(平成27)年に法人成りして以来、「暮らしをうるおすちからになる」という経営理念を掲げており、今年で創業五〇周年を迎える。
     弊社は「水道屋さんを子供たちの憧れの職業にする」というビジョンに向かって、技術や知識を磨きつつ、人間的魅力の向上にも取り組んでいる。「共に学ぶ会」と『13の徳目』朝礼は、経営力・人間力の向上を目的として開始した。勉強会では業種や業態が違う企業の実例を通して学びを深め、自社の経営に活かすためには具体的にどうすればいいかを必ず話し合い、発表している。その甲斐あって、自社の経営に対して具体的な目標を設定する力が社員に身に付いてきた。また、社内でのビジョン共有にも役立っている。
     今後も前向きに、学ぶ時間を大切にし、より良い会社をつくっ

  • 笑顔の秘訣は「せーのっ! いいね!」

    アートビルダー株式会社 
    吉田彩紗

     弊社は建設業の足場仮設工事を行っている会社です。『笑顔こそ、最高の職人芸。』をモットーに、関東エリアを中心に小規模修繕から大規模修繕まで多岐にわたる工事を行っております。
     四年前、私たち新卒社員の入社をきっかけに教育に力を入れ始め、毎月「共に学ぶ会」を行うようになりました。勉強会では、社長の思いや今後のビジョンを聞くことで、社員の期待が広がります。また、設問表を通じて社員が自分自身をより深く理解し、各々が自分のビジョンを立てられるようになりました。仲間の意見で視野が広がり、より適切に行動できるようになった点、発表を通して人前で話す自信がついた点にもとても感謝しています。
     弊社での取り組みの工夫は、発表後は全員で「せーのっ! いいね!」と両手でグッドサインをして互いを承認することです。笑顔あふれる時間です。
     今後も会社、そして自分の強みを磨き輝かせるために、学び続けていきます。

  • 意見交換で 広がっていく視野

    協成工業株式会社 
    大枝 須美子

     岡山県倉敷市にある弊社は、「人間力・工事力で創るお客さま感動業」を経営理念に掲げております。社会の基盤を担う重化学工業プラントや環境プラントに関する製造・建設・メンテナンス事業を主に行っており、今年で五三期目を迎えました。
     弊社は出張が多く、出勤場所や出勤時間帯もばらばらのため、社員全員が一カ所に集まることは困難です。それでも、少しでも多くの社員が「共に学ぶ会」に参加できるように、オンラインで開催したり、午前・午後の二部制にしたりと、工夫を重ねながら開催しています。
     これまでは社員同士で顔を合わせる機会が少なく、コミュニケーションが取りにくい環境だったため、勉強会がお互いの顔を見ながら意見交換ができる貴重な場となっています。また、さまざまな考えを聞くことで視野が広がり、多くの学びを得ることができています。未だ全社をあげての開催ではありませんが、大切なコミュニケーションの場として、今後も続けていきます。

  • 理念に基づいた 価値観を醸成

    株式会社新美 
    德丸 新哉

     弊社は、福岡県北九州市で貸衣装とレストランを経営しており、二〇二三年八月に創立五〇周年を迎えます。「ご縁を結んで最高の幸福づくり」という経営理念の下、「食卓に笑顔を、記念日に感動を」を合言葉に、社員一丸となってコロナ禍に立ち向かっております。
     「共に学ぶ会」は、価値観の共有を目的に始めました。今では、『理念と経営』の記事を通じて経営者の真摯な姿勢に触れることが、理念に基づく価値観を醸成する一助となっています。また、当初はやらされ感がある中でのスタートでしたが、今では月二回開催するまでとなっています。設問に対して幹部社員が赤ペンでコメントを入れることで、社員間のコミュニケーションの場としても効果的に活用できています。
     勉強会を通じて、コロナ禍を乗り切る為に必要な視点や行動についても話し合う機会ができ、大いに役立っています。これからもお客様の笑顔を創造し、心に残る思い出作りを創造してまいります。

  • 設問表を通じて「考える」時間が 自力で判断する力を養う

    株式会社ヤマウチ産業 
    田中 裕太

     私どもは、石川県小松市で造作家具・健具の製造を行っております。
     『理念と経営』を活用した月一回の勉強会は、社員一人ひとりが自分の力で考え、判断・行動する力を養うために始めました。また、「社員に経営感覚を身につけてほしい」という山内社長の思いも込められています。
     勉強会は、仕事内で関わる機会が少ない人とも話ができ、各々の考えや普段思っていることを知れる、貴重なコミュニケーションの場となっています。設問表に答えることで、仕事をしていく上で大切な「自分で考え、判断する力」が社員に少しずつ身についてきていると感じます。
     現在、勉強会では四つのグループを組み、会の度にメンバーを変えています。今後はグループの人数を変えたり、設問表の他にも意見を言い合えるテーマを新たに考えたりと工夫を凝らし、勉強会をさらに活性化させていく所存です。弊社は、今後も勉強会を継続し、価値観の共有・人財育成に取り組んでいきます。

  • 社員がお互いを知れる “ゆたか”なひととき

    ゆたか建設株式会社 
    安食  一

     弊社は、埼玉県南西部を中心に年間七~八棟の住宅を設計・施工している地域工務店です。埼玉の県産材(県内の森林から伐採され、県内で加工された木製品)を構造・内外装に使用しています。
     勉強会は、仕事外で話をすることで社員がお互いを知ることができ、社員のコミュニケーション能力の向上や明るい社風づくりに役立つと考えて導入しました。役員はあえて勉強会に参加せず、社員のみで行うようにしています。リーダーは会の開催ごとに入れ替え、話し合いに使う設問はリーダーに選んでもらいます。また、話しやすい雰囲気をつくるため、社員がお菓子やジュースを用意して、リラックスして参加できるように心がけています。
     月一回の勉強会は、早朝から現場に出る大工チームと内勤の設計チーム・経理チームがコミュニケーションを取れる有効な時間です。また、『理念と経営』を通して、社員それぞれの価値観や人生観を共有できる素晴らしい時間にもなっています。

  • 社員同士の接点を増やして 〝チーム櫻井〟の団結力を高める

    株式会社櫻井建設 
    水野 泰子

     私たちは、山形県山形市の工務店で新築・リフォーム工事を行っております。毎日の『13の徳目』朝礼や、事務所員と自社大工が合同で参加する月一回の社内勉強会では、情報共有を大切にしております。
     勉強会は、社員同士のコミュニケーションを増やし、職場環境をより良くするために導入しました。「住まいづくりを通して、縁のある人たちに笑顔の櫻を咲かせます」という経営理念を浸透させ、“チーム櫻井”としての団結力を高める時間としています。
     会では、四~五人のグループに分かれて各リーダーを決め、設問ごとの感想を発表し合います。個々の考え方を理解し、意識を高め合う時間です。終了後は、会で得た気づきを忘れぬよう、各自がスプレッドシートに感想を記入し、社内で共有しています。
     目的通り、事務所と現場の距離は縮まりつつあります。家づくりやお客様への想いも、回数を重ねるにつれ深まってきました。私たちはこれからも初心を忘れず邁進し、“笑顔の櫻”を咲かせていきます。

  • 全社員一丸となって取り組み 多様なアイデアで刺激し合う場

    丸正運送株式会社 
    山神 淳

     弊社は、兵庫県尼崎市を拠点に物流業を展開している運送会社です。社員五〇名、トラック三七台、物流センター二千坪を構え、お客様の困りごとを解決するために組織一丸となって取り組んでいます。
     導入して一二年目となる勉強会は、事業の発展と社員の成長を目的に、毎月開催しています。固定観念にとらわれずにさまざまなアイデアを共有し、仲間と刺激し合える勉強会は、最大のコミュニケーションツールであると感じています。また、勉強会を通じて「伝える力」と「聴く力」を意識することで、発表者・聴講者としての取り組み方にも変化が出てきています。各企業事例を自社・自分ごとと置き換えて、自分の考えや感想を発表する場面も増えてきました。
     今後は経営理念である「喜んでもらう」を社内に浸透させ、業界や地域の発展を目指してまいります。そして、経営ビジョンである「必要とされ続ける会社・人になる」を目指し、全社員一丸となり成長していきます。

  • 毎朝一〇~二〇分の勉強会で スタッフの言葉遣いが変わった

    株式会社丸タカ 
    久留知晃

     私どもは鹿児島市を中心に「アイアイラーメン」「金之麦飯店」などの飲食店を運営しており、麺製造卸業も行っております。
    勉強会は、スタッフが良い言葉遣いを身に付け、円滑なコミュニケーションが取れるようになるために始めました。毎朝一〇〜二〇分、朝礼の時間を利用し、『理念と経営』を読んでの感想発表や質疑応答などを行っています。スタッフみんなが自由に、かつ活発に発言してくれるため、基本は真剣に、時には笑いありの和やかな朝の時間を過ごせています。
     また、勉強会を導入してからは、スタッフの言葉遣いが変わり、感情任せで発言するのではなく、納得し合う努力をするようになりました。良好なコミュニケーションが取れるようになってからは、業務上の連携もスムーズになっています。
     まだまだ完璧な勉強会ではありませんが、スタッフみんなで『理念と経営』という共通のツールを深掘りできる良い時間となっています。

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