導入企業の声

  • 自分にできることを 「問答」しながら学ぶ

    アトム株式会社
    仲野弘子

    弊社アトムは、大阪市の空堀商店街に隣接しています。空堀は奇跡的に空襲を免れたことで、今でも昔ながらの長屋や狭い路地、石畳が見られる、懐かしさある町です。近年は若者たちが長屋を改装し、個性を活かしたショップが続々とオープンしています。そんなチャレンジ精神あふれるこの町で、私たちアトムも「誰かを笑顔にする」一枚(Tshirt)を昔ながらの手作業でプリントしています。斬新なデザインにも対応できるインクジェットプリントにもいち早く取り組み、デザイン→プリント→リパックまでワンストップで行う独特の企業です。
    毎朝礼後の「共に学ぶ会」では、経営理念をベースに情報を共有し、自分に何ができるかを「問答」しながら学んでいます。また、この会で得た課題はできるだけ数値化し、各部門のリーダーがPDCAを回して業務改善に取り組んでいます。ゼロから新しいものをつくりだすアトムの進取の精神を忘れず、日々技術を更新して地域に愛される「ものづくり」に挑戦します。

  • オリジナルの設問表で 効果を高める

    フジ建設株式会社
    野田香寿恵

    フジ建設は「私たちは全ての人の笑顔の為に街の『きれい』を創ります。」を企業理念に掲げ、名古屋市を中心に解体工事、産業廃棄物処理、道路清掃など、地域の“きれい創り”事業を行っております。
    共に学ぶ会は約五年前から導入しており、常に実施方法の改善を重ねています。最近では、共有カレンダーに月に数回の共に学ぶ会の開催予定を設定すると、社員自ら“参加”するようになりました。また、設問表は独自に作成しており、『理念と経営』での学びを自分たちの仕事に落とし込み、実際の行動につなげられるよう意識しています。
    社員からは「業務で直接接点のない人とコミュニケーションがとれて親近感が湧いた」「他部署の部長と対等に意見交換ができて新鮮だった」「考えを発表することに慣れて緊張しなくなった」などと好意的な意見が多く、効果を実感しています。
    今では社員同士のとても大切なコミュニケーションツールとなっており、今後も全社員が参加できるよう工夫をしながら継続していきます。

  • 理念を浸透させ 学ぶ組織を目指す

    有限会社 阿久津左官店
    遠山雄太

    栃木県那須塩原市にて創業五三年の地域密着左官工事店、壁の匠阿久津左官店です。わが社では、経営理念「私たちは礼儀・技術・知識の向上を目指し 感謝の気持ちで社会に貢献します。」を掲げ、職人のマナー向上・卓越した技術の習得、プロ意識を持った知識提案で顧客満足を追求する組織づくりに日々取り組んでおります。
    共に学ぶ会は『理念と経営』創刊当初のマネジメント研修参加をきっかけに導入しました。以来毎月開催しております。導入の目的は礼儀と技術、そして知識を向上させるためであり、経営理念が浸透した学ぶ組織になることを目指しています。
    また、マンネリ化防止のため、ランチ会や技術講習会と組み合わせたり、スプレッドシートを活用した情報共有により社内のコミュニケーションを活性化させたりと工夫を凝らしています。今後も共に学ぶ会に積極的に取り組み、社内を活性化させ、学ぶ組織を創っていきます。

  • 地域貢献度ナンバーワン を目指して学ぶ

    株式会社富久
    近藤誠二

    愛媛県東温市にて公共土木工事と廃棄物関連事業を行っております。
    「共に学ぶ会」は昨年一二月で二〇〇回を迎えました。四人からのスタートでしたが、今では参加者がベトナム人社員三人を含む二二人となり、各グループ約五人で月一回開催しております。
    グループは部門を越えて編成し、月交代で全員がリーダーをするようにしています。自社向けにアレンジした設問を二問程度用意し、自社では何ができるか、今後何をしていくことが必要かなどを考え、発表しています。また、各グループで感想を記入し、考えを共有しています。勉強会では各グループで一件ずつ改善提案をして、勉強会の活性化にも繋げています。
    今後も経営理念である「地域を守れ 未来をつくれ ひかれ我らの機動力」をフルに発揮できるように勉強会をさらに活性化させ、地域貢献度ナンバーワン企業を目指し、学び続けていきます。

  • 自分と異なる意見を 持つ人との出会い

    アイコンヤマト株式会社
    澤洋平

    私たちは鳥取市で建設コンサルタントとして、道路や治水施設などの社会インフラの整備に携わっています。経営理念「挑戦と創造」のもと、人間の無限の可能性を信じ、生活の安心・安全・快適を創り出し続けるために、困難に立ち向かい、それを成長の糧として研鑽を積んでいます。
    私は二〇二二(令和3)年にアイコンヤマトに入社し、「共に学ぶ会」を知りました。勉強会では、同じ内容を読んで同じ設問に答えていても、自分とは異なる意見を持つ人が多く存在することに気づきました。自分と異なる意見を取り入れることで、他者を受け入れる力がつき、日常の業務を円滑に進める力を得られると感じました。
    現在では、勉強会のリーダーとして準備や司会進行を担当しています。特に司会進行では対応力や質問力が身につき、成長を実感しています。今後も勉強会を通じて学びを得ることで、仕事や私生活を充実させていきます。

  • 人財育成に欠かせない OJTの場

    くりや株式会社
    徳永真悟

    弊社は一八八二(明治15)年創業の香川県さぬき市のコメ問屋です。四国四県の外食・量販店向けに卸売り、全国の一般家庭向けにネット通販、業界に先駆けて全国のお米を小容量から購入できるサービスを展開しております。自社らしいお米の魅力とは何なのかということを日々模索しながら頑張っております。
    「共に学ぶ会」は毎月就業時間内に開催しています。他社事例から客観的に自社を知る貴重な機会となっています。各リーダーは話し合うテーマを事前に選び、そのテーマに沿って意見を発表し合います。別部門のメンバーの仕事に対するこだわりや価値観を知ることでお互いの理解にも繋がっています。
    何よりインプットとアウトプットを定期的に行えるこの「共に学ぶ会」は、自社の人財育成に欠かせないOJT(職場内訓練)となっています。今後も自社らしいお米の魅力を追求していくためにこの会をしっかり活用してまいります。

  • 一人ひとりの夢を 実現するために

    株式会社トムコ
    桐田誠二

    わが社は、岡山県倉敷市と広島県福山市を拠点に、化学薬品の運搬、売買・工場内の作業請負・産業廃棄物の収集運搬・特殊車両の売買を行っています。日夜、誇りを持って額に汗し、第二次産業の発展に無くてはならない会社を目指しています。
    「共に学ぶ会」は経営理念である「信頼され喜ばれる仕事をします~自らを支え、産業を支え、国家を支える~」の中にある「自ら」を支えるための自己研鑽の場として導入しています。第五三期を迎えている当社は、今期を第三創業期と位置付け、新規事業や制度改革に意欲的に取り組んでいます。
    「共に学ぶ会」では学ぶだけではなく、新たなアイデアや社内の問題点を共有し、実践に落とし込むことを心がけながら未来への基盤づくりを楽しくも真剣に取り組んでいます。
    今後も一人ひとりの夢を実現するための自己研鑽の場として続けていきたいと思います。

  • お客様の喜びを 共に創る

    有限会社 フードショップふじむら
    藤村昌弘

    徳島県で「感動ある人生を共に創る」という経営理念の下、スーパーマーケットを経営しております。スタッフが増えたことによるコミュニケーション不足を解消し、意識をすり合わせるため、勉強会を導入しました。
    その結果、仲間の考えを知ることができ、部門を超えての交流も活発になりました。お客様への貢献度も、明らかに高くなったと感じております。
    全スタッフが参加できるよう、毎月二日に分けて開催し、開催時には勉強会の目的も共有しています。交代制で決められた司会者は、開催前は勉強会の目的と司会者の役割を共有し、開催後は良かった点と改善点を幹部も交えて話し合っています。
    参加したスタッフも、最初は難しく感じていたようですが、徐々に理解が深まり、最近は読みながら自分が同じ立場ならどう振る舞うか考え、仕事に活かしているようです。今後も共感し合える場として勉強会を継続していきます。

  • 意見を発信し 共に成長する場

    日隆産業株式会社
    林剛志

    弊社は自社のみならず、お客様、協力会社と共に成長を目指す「相利共生」を経営理念に掲げ、大阪市に本社を置き、運送業を営んでおります。
    毎月一回、摂津営業所において「共に学ぶ会」を実施しております。各セクションの責任者が設問表の内容を発表し、それに対して全員でディスカッションを行います。
    二〇二二(令和4)年四月にスタートした頃は、受け身で感想を述べるだけでしたが、回を追うごとに自らの意見や考えを積極的に発信し、議論し合う場に変わっていっています。
    設問表の内容に関するもので始まりますが、議論が白熱して「そもそも内容は何でしたっけ?」と脱線してしまうなんてこともしばしばあります。それだけ各々が自分の意見を持ち、人間力が向上している証しだと感じます。
    今後も自社に関わるすべての人たちと共に成長することを目指して、「共に学ぶ会」で得たものを発信し、共有していきます。

  • 愛ある社風で 魅力度日本一へ

    芦葉工藝舎
    芦葉武尊

    私たちは埼玉県幸手市にて工務店を経営しております。今や、お客様から直接受注する工務店は本当に少なくなりました。工務店とは大工棟梁を中心とした技術者集団です。棟梁がいて、研修中の大工がいます。日本の家造りを担ってきた地域工務店の今後の「あるべき姿」を追求しております。
    挨拶、元気、掃除の徹底、助け合うこと、学ぶこと、感謝すること……まさに毎日凡事徹底です。みんなの好きな言葉は「愛ある社風」です。目標は「魅力度日本一の工務店」。売り上げよりも、まずは付加価値と魅力度を高めることを目指しています。
    当社では五つの委員会活動を行っています。新人研修の「社長塾」、知の共有を目指した「大工塾」、そして月末は会社の羅針盤として「みんなの会議」を開催します。その際に勉強をするのが理念と経営委員会主催の「共に学ぶ会」です。
    みなさん、信はチカラなりです。学び続けましょう。ぜひ、お立ち寄りください。

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