参加者の声

  • 会員の夢をつなぐ勉強会

    函館支部
    神田 千鶴子

     二年ほど前、会の目的を見失い、存続すら危ぶまれた時期がありましたが、「経営研究会」の本部役員さんからのアドバイスで、「経営者の会」をリスタートしました。
     勉強会を始めると、「参加者の皆さんと話せる場があってうれしい」「経営者、幹部、現場さんなどの普段話せない立場の人とディスカッションする機会を得て、知恵をいただけています」「会場が笑顔でいっぱいになりました。ありがとう、来月も来ます」といった声が多く寄せられました。その声に励まされて、過去一四回の運営に喜びが感じられました。
     事に当たる事前準備、真剣勝負の「強い熱意、念い」の不足を反省することで良い経験ができ、今では会員の大きな力になっています。『理念と経営』を公式教材として活用し、各々の立場での気付きやそこからの成長、そして変革への挑戦を支え、会員さんの夢をつなぎ、学ぶことで喜びにつないでいきます。そこへ導くために来函された本部役員の皆様には、心から感謝申し上げます。

  • 目指すのは ウィンウィンの関係

    旭川支部
    佐々木 直人

     本年度より当支部を担当することになり、会長方針である「ウィンウィンの関係づくり」を実施すると共に、体験に来たトライアル生に魅力ある学びの場を提供すべく試行錯誤しながら開催しています。一番大切にしていることは本誌を読むこと。特に読んでもらいたい所を設問にしたり討議のテーマにしたりしています。先に設問ページの要約を伝えてから始めると、初めて参加されるゲストさんも発言しやすいと好評です。ゲストさんから経営研究会の例会に参加されたり、トライアル生になったりするケースもあります。
     また、深堀り懇談会も必ず開催していて、多くの皆様に参加をいただいています。経営者の悩み相談も多く、「誰に相談していいかわからなかったことが相談できてうれしい」といった苦しい胸の内を話していただくこともあります。学ぶことが多く、まさに今必要なことが記載されている本誌を基に、これからも楽しく学べる場を提供いたします。

  • 強みは親身になって 経営談議できること

    宮城野支部
    鈴木 美範

    仙台市を中心にした私たちの支部は、県外からの参加もあることから、リアルとオンラインを利用したハイブリッド開催を行っております。地元の経営者が中心のメンバー構成ですが、最近では幹部社員さんの参加も増えてきました。
     月の初めには設問表を担当者がLINEグループに送信して学びのフォローをし、会員相互の日程、会場の連絡調整についてもアプリを利用し連携しながら運営を行っております。
     また、仙台経営研究会との協力により、各委員会活動と経営者の会との連携が図られるようになり、参加者も増え、多くの意見や感想を聞くことができるようになってきました。時には入会歴の浅い会員さんの経営相談になり設問がすべてできないこともしばしばありますが、懇談会も含めて親身になって経営談義が行えることは、当会の強みでもあると考えております。
     新しい学びの友を増やしていくことを、今年の目標として頑張ります。

  • アウトプット重視で 悩みも共有できる

    Apple Pitch支部
    菊池 勲

    この支部は、地域の若手経営者が『理念と経営』の学びを通じて、お互いに成長し、地域を担うリーダーになることを目的に、毎月弘前市内で勉強会を開催しています。
     内容は『理念と経営』設問表の発表はもちろんのことですが、職場での出来事や新規事業の発表、さらには日頃悩んでいることに至るまで、アウトプット中心の勉強会です。最も大きな特徴は、参加者が全員違う職種であり、強みを生かした発表がしやすく、異業種間の本音と学びが生まれやすいことです。
     運営する上で、毎回心がけていることが一つだけあります。それは学びを通した感動を感じてもらうことです。本を読み、誰かの話を聞いたときに、涙が流れるほどの経験を誰もがしてきたことと思います。そのような心揺さぶられる会になるように、内容を振り返り、毎回がワクワクする会になるように取り組んでいます。

  • 休日の朝に 有意義な二時間

    神奈川朝活支部
    中本 渉

    コロナ禍の二〇二〇(令和2)年からオンラインで始まった神奈川朝活支部は、今年で五年目になります。毎月日曜日や祝日の朝七時から二時間。この日は物流、鉄筋工事業、クリーニング店、建築土木資材商社、IT導入支援業、鉄道レールの溶接業など、多種多様の経験豊富な経営者・経営幹部の皆様が設問表にぎっしり書いた回答から、自身の気づきや体験などを共有していきます。
     異業種の方のお話から自社の課題解決や新たな展開のアイデアにつながることも多々あり、朝のスッキリした頭で静かな時間帯の勉強会はとても有意義です。毎回、特に感銘を受けた記事を設問の中から指名形式で選んでいただき自身の感想を述べた後、その方がファシリテーターとして全ての方へ発言と感想を頂いていきます。
     毎回二時間があっという間に過ぎ、もっと話したくなるようなとても楽しい会です。

  • 本質論に加え時流に 沿ったテーマも討議

    堀井支部
    渋谷辰則

    二〇二四(令和6)年度は、富山県内にある「経営者の会」三支部と富山経営研究会が連携して、勉強会を定期開催しました。富山経営研究会と協力して広報活動をすることで、各支部のメンバー以外のゲスト参加者が増え、結果的に多くの方が学びの機会を得ることができたと感じています。
     また、取り扱うテーマも多様化させ、理念や戦略などの本質論のみならず、働き方改革や女性活躍などのトレンドに沿った事例も取り扱うことで、それぞれのテーマに対して課題を抱えている経営者の方を幅広く動員することができました。
     二五(同7)年度は経営研究会との連携をより強めて、なるべく経営実務に近く実践的な勉強会になるように工夫していきたいと考えております。その上で、トライアル会員も参加しやすい雰囲気をつくることで、経営者の会と経営研究会の双方に対して良い循環をつくっていくことが今年度の目標です。

  • 活力になり 決断できる場へ

    柏支部
    布田あゆみ

    当支部は発足一三年となり、毎年年間スケジュール通りに、公共施設を利用して開催しています。昨年平均参加人数は一九名ほど。二〇~五〇代の経営者とその幹部さんが四~五名グループに分かれて討議を行います。討議会の終了時には、各グループからお一人と初参加の方からの感想発表をいただきます。
     討議会後には深掘り懇親会を行い、新メンバーの事業に合わせて、ベテランメンバーが親睦を図り、事業課題の深掘りをするなど、地元経営者が異業種から学び、刺激を受けられる場として活性化を図っています。最近では女性経営者の参加も増えました。
     参加することで活力になり、次の行動を決断できる場であるように関わり合い、互いに応援し合える関係づくりを意識し、長く学び続けることができる魅力的な会であるように運営してまいります。

  • 幹事の色が出て 毎回楽しみです

    (石川県) 石野支部
    石野一樹

    当支部は、二〇二〇(令和2)年のコロナ禍に発足しました。当初は集まっても三~四人で、少ないときは二人ということもありましたが、継続してやることにより徐々に人数も増え、現在は一四名が登録し、常日頃は八~一〇名ほどが参加しています。
     最初は毎月毎月、日時を決めて案内を送るのが遅れ遅れになることもあったのですが、今では月替わりの幹事を決め、その幹事が日時、場所、設問、懇親会の場所まで決めて、勉強会の討議長までやる仕組みにしています。毎月の企画や設営もマンネリ化することなく、幹事の色が出て参加するのがとても楽しみになっています。それが参加率向上にもつながっているのではないかと思います。また、幹事は勉強会の討議長をやるので、自身のスキルアップにもなっています。
     今年は、多くのトライアル生にも参加してもらうことと、男性ばかりなので女性にも参加してもらえる会づくりを目標に開催していきます。

  • 学びの輪を広げ、 三位一体経営へ

    (石川県) Macの会支部
    松尾博行

     社内で始まった「共に学ぶ会」は、社員さんの提案で協力業者にも声をかけ、現在では同業・他業種が集まり、多様な視点で学び合う「経営者の会」に発展しました。
     より多くの方が参加できるよう、夜から日中開催へ変更し、年間カレンダーを作成。飲食業の経営者が若手社員と共に参加し、その参加者が店長として成長したり、お花屋さんが仲間の助言で販売方法を改善したりと、参加者の努力が成果につながっています。
     また、お米屋さんが『理念と経営』の冊子を手に経営の勉強を始めるなど、仲間が友を呼び、Mac(意志を受け継ぐ者)の会を通じて多くの経営者・幹部・社員さんが学びの輪を広げています。石川県の厳しい環境下でも、この会には経営のヒントが詰まっています。
     仲間と共に学び、つながりを深め、三位一体経営を目指して活動を続けていきます。

  • 新旧のメンバーで 学びの入り口も担う

    (愛知県) 尾張支部
    稲垣英一郎

    私たちは愛知県西部で尾張経営研究会の仲間と尾張支部として活動しています。支部としては古いのですが、一時期休眠しており、活動を再開したのはコロナ禍のときでした。制限がある中でオンラインでの開催でしたが、一堂に会して学べるのは貴重な機会でした。情報収集の場として不安な気持ちを解消してくれる有難い場として大いにその意味がある、と毎月楽しみにしていました。
     現在は経営研究会のトライアル活動として学びの入り口の役割を担っております。月に一回、春日井市、北名古屋市に集まっての開催です。二〇二四(令和6)年は新しいお仲間が増えました。「経営者の会」は、普段考えないことを考えられ、参加者皆さんの意見や発表からも多くの学びがあると好評です。新旧のメンバーからたくさんのことを学んでいます。これからもこの地域の学びの入り口、気軽に学べる場として活動を続けていきます。

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