企業の成功法則 社長力・管理力・現場力 三位一体論

あなたは幸福ですか。Yes, I have a Job

国連は「世界幸福度ランキング」で、日本は世界一五六カ国中、第五八位と発表しています。幸福度は人それぞれによって異なります。受動的では何を行っても幸福感には結びつきません。夢に向かって挑戦し、目標を達成した時こそ、大きな幸福を感じるのです。

なぜ日本人は幸福感が希薄なのか

日本はいろいろな面で恵まれている国です。貧富の差は他の国と違い少ない方ではないでしょうか。進学率も決して低い国ではありません。努力さえすれば大きなチャンスも手にすることができます。なぜ、日本人は恵まれていながら幸福感が希薄なのでしょう。
名門イエール大学の心理学担当のローリー・サントス教授は、人々の幸福感には幸福と仕事のパフォーマンス、病気からの回復力や寿命が関係していると述べています。私なりに考えてみて、病気や寿命は当然のことですが、興味があるのは仕事のパフォーマンスの部分です。働くことは悪い(不幸な)ことで、「休日=幸福」という図式が日本人に染みわたっているのではないでしょうか。
「あなたは幸福ですか」と質問したとき、「Yes」と答えた人に、その理由を質問したところ、米国人は「I have a job(私は仕事を持っています)」と答えたそうですが、非常に今の日本の世相を考えさせられます。尊敬するドラッカー博士は、「仕事は人生のすべてではない。だが、仕事が第一である」と述べています。私も非常に共感します。
現場力とは、仕事の意味を深く考える力であり、仕事を通して社会に貢献し、その実感を持つ力のことです。結果的に生活の安定や幸福感も生じてきます。
「心を閉じていたら、自分の命の花は咲かないよ」と、松下幸之助翁は言われていたそうです。〝経営の神様〞といわれるような人生ですが、幼少年期は困難の連続でした。まさに、咲くまでは「草」のような名もない存在でしたが、自らの努力で命の花を咲かしたのです。

本記事は、月刊『理念と経営』2019年7月号「企業の成功法則 社長力・管理力・現場力 三位一体論」から抜粋したものです。

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