導入企業の声
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コミュニケーションの質が高まり、絆が深まる
ティ・アイ・エス株式会社
盤若 玲奈当社は、「お金に困らない人生をサポートする」という経営理念のもと、北陸3県で保険代理業、住宅相談業を行っています。
共に学ぶ会では、ただ自分の意見を発表し合うだけでなく、出てきた意見に対して、「なぜそう思ったのか」という根本的な考え方を聞いています。
これによって、同じ職場で働く仲間との価値観の共有ができ、また新たな考え方の発見にもつながっています。
この共に学ぶ会を行うことで、普段の会話だけでは気がつかない、仲間の考え、思いを知ることができているのです。
また、職場でのコミュニケーションの質がより高まり、メンバーとの絆が深まったと感じています。
「相手を知ることで、より相手とのコミュニケーションが円滑になる」というこの学びを、社内ではもちろん、お客さまとの会話でも意識していくことで、より深い信頼関係を築いていきたいと思います。 -
スタッフの成長が実感できる共に学ぶ会
有限会社セッション
伏原 一徳弊社は創業21年。大阪の郊外で現在4店舗の美容室を運営しております。弊社が『理念と経営』共に学ぶ会を始めた理由は2つあります。
1つは、社員さんと会社の価値観の共有。2つ目は異業種から学び、業界の常識に疑問を持てる気づきの多いスタッフに育ってほしかったからです。
この2点に関して『理念と経営』は健全な価値観を育て、価値ある気づきを得ることのできる理想のツールとなりました。
1番成長を感じるのは、社員さんが持ち回りで設問を考え、有意義なディスカッションができるようになり、実際に新しいサービスが生まれていることです。
当初は規定の設問表を埋めて皆でディスカッションをしていました。しかし「もっと実践に落とし込めるような設問表にしたい」という幹部の意見から、幹部が設問表を作るようになりました。それを見ていた社員さんが「皆で作ったら参加意識が高まり、もっと良いものができるのでは?」と意見を言ってくれたことで今の形ができました。
これからも勉強会を通して変化しながら継続していきます。 -
個人の思考を全員で共有し、刺激を受け、成長する会
株式会社フィールドフォース
佐藤 祐士弊社は創業13年目を迎える野球用品メーカーです。「プレーヤーの真の力になる」という言葉を経営理念とし、日々の商品開発に励んでいます。
当初は業務に関してのコミュニケーションが多く、刺激という部分では物足りなかったように感じていました。そんな時、ふと思えば、それぞれのスタッフのことに関して互いによく知らないという現状に気づきました。それ以降はスタッフの生い立ちや、現在考えていることを発表する場にもなっています。さらに1人ひとりの経験や考えがわかるにつれて現在行っている業務にも落とし込むことができています。
例えば、商品開発において、各ポジション目線でプレーヤーの気持ちになり、意見を発しています。新規事業としても女子プレーヤーの普及活動などいままでの経験が生きていると感じられるほど、コアなニーズに対応できていると思います。
恥ずかしながら会の締めには私が統括して意見を発表させていただいていますが、いままで考えていなかった視点・可能性を広げていくことを意識して伝えるようにしています。
共に学ぶ会は新しい刺激・観点に触れる場としてこれからも続けていきます。 -
会を重ねたことで改善提案が出るようになった
田崎設備株式会社
田崎 利也月1回開催している共に学ぶ会に『理念と経営』感想発表会を取り入れるようになって、3年になります。スタートして間もない頃は、設問に対して1~2行のコメントしか書けなかった社員も、今では自分の考えを書けるようになってきました。社長抜きで5~6名のグループをつくり、事前に渡した設問表に書き込んだ思いを発表し、くじ引きで決めたリーダーが最後の全体発表で講評する形をとっています。
この共に学ぶ会を通して、改善提案をする目安箱を設置することになりました。1人ひとりが気づいた改善提案を集めた中から、例えば、熱中症対策や現場作業での安全対策の具体案など、賛同が得られた案からすぐに実行されています。自分たちで決めた提案なので、守り続けられることも増えました。
最近ではありきたりの設問を作ると、「もっと考える質問がほしい」と鋭い要望もいただくようになりました。お互いを否定せず、楽しく、明るい雰囲気づくりを大切にして、これからも続けていこうと思います。 -
全国の社員さんとの情報共有の場にも
南洋アスピレーション株式会社
天野 博幸弊社は関東を中心に人材派遣と全国で物流の請負を行っている会社です。人財が商品ということもあり「人間尊重」を企業理念に「人生応援業」を事業ドメインに掲げ、日々業務を行っています。
共に学ぶ会を始めたのは、正直に言うと勢いでした。あまり深く考えていなかったこともあり、初めは義務的な空気に包まれていました。それでも会を重ねることで、「読む・聴く・書く・話す」、それぞれの力が確実に成長していることを実感しました。
今では各所属長が部下の設問表に赤ペンを入れるなど精力的に各地で開催しています。ですから本社から遠く離れた全国の社員さんとも、理念の浸透の場であるこの会を通して価値観の共有という会社にとって大切な相互理解を深めています。
今ではネットを使うなどそれぞれ工夫を凝らしてさらに広範囲な仲間と情報共有の場としての役割も担っています。これからもお客様・社員・スタッフの人生を盛大に応援する会社として発展させます。 -
価値観を共有する上での最善のツール
株式会社マイハウス
根本 実創業27年目を迎える不動産会社です。5年前より共に学ぶ会を導入しています。
弊社では毎月第3水曜日に全社員が集まり定例会議を行っています。その際に1時間の時間をとって共に学ぶ会を開催しています。普段とは異なる店舗や部門で働く仲間が事前に用意した「設問表」の感想を基にざっくばらんに話し合いをします。
年齢・性別・役職などが異なる5名前後が1グループになって共通の課題について意見交換しますので、価値観の共有を図る上で最善のツールとして利用させていただいています。
私自身、社員さんの感想を読ませていただき、新鮮な気づきをもらっていますので、感想1つひとつが自分の感性を磨くツールとなっています。積極的で頼もしい内容もあれば、時には仕事の悩みでSOS信号が出されていることもあります。
素直に言葉を読み取りながら、お互いに成長できる手段として交換日記のような形でも利用させていただき、社員さんの感想に対して、私の感想も返しております。
企業理念が浸透して全員で同じ目的に向かって進んでいくために今後も継続して『理念と経営』共に学ぶ会を開催していきます。 -
会社が一枚岩になり、最善の行動を取れるように
久保武徳税理士行政書士事務所
久保 武徳「働くとはお金を稼ぎ、『生きるための手段』と感じていた自分の価値観が、共に学ぶ会の中で『自分の成長のため』『顧問先様のために』と考え方が変わってきた」
本欄執筆の話を受け、実施した全職員へのアンケートに共通して書かれた言葉です。 当事務所は「ALL WIN」の理念を掲げ、経営のビジネスドクターになることを目標に日々精進してきました。
顧問先様にとって最善のお手伝いをしたい。それが回り回って自分の幸せにつながる。出会う人すべてが幸せになれる"ALLがWIN"。そのために共に学ぶ会を開催しています。今では職員全員の価値観の共有から会社全体が一枚岩となり、個性ある顧問先様の考えに対し常に最善の行動を取れるようになってきました。
もちろん今でも顧問先様に対し、ネガティブになることもあります。そんな自分たちに気づき、一歩一歩前進していけるように、今は完璧でなくともいつか100点になれることを目指して、これからも共に学ぶ会を開催していきたいと思います。 -
一人ひとりが前向きな思考に変わっていった
ワルツ商事有限会社
三島 康太私たちは「お客様の喜びは我が喜び」を経営理念とし、島根県出雲市を中心に廃棄物収集運搬業を営んでいます。
共に学ぶ会を取り入れてからは、目標と価値観を全社員が共有できるようになり、より良い社風を目指して毎月楽しく実施しています。4チームに分かれてディスカッションをし、最後に各チームでまとめを発表する形式です。
導入当初は、まだみんな本を読むことや感想をまとめることが苦手だったため、設問表を未記入で参加するメンバーが大半でした。
しかし、各チームで声を掛け合いながら続けるうちに、社員1人ひとりが前向きな思考に変わり、「上司や部下の考え方や意見が聞けて楽しい」「何事にもチャレンジし自己成長したい」など嬉しい声が聞かれるようになりました。
社内ではさまざまな問題や課題が出ますが、目標を達成するための方法は1つではなく、そこに社員1人ひとりの仮説や工夫があり、諦めずに検証し続けることでさらなるお客様の喜びをつくり出すことができる人財へと成長できると確信しています。 -
世代を超えたコミュニケーションが生まれる
有限会社酒向自動車工業
酒向 勤馬車と馬橇の製造から自動車整備に至り、創業62年を迎えました。経営の勉強を始めたことで、社会の変化を社内の変化に、後継の変化を自分の変化に置き換えられるようになったことに、大変、感謝しています。
共に学ぶ会は仕事後に、工夫しながら続けていました。しかし、忙しいなか、会を行うことはつらいことに変わりはありませんでした。そこで社員の負担を最小限にと考えて、1日1問を交代で発表することにしました。朝礼のリーダーは、毎日のまとめを1週間行います。
設問の中から、若手は先輩に、年長者は新人に自分の思いを探し、伝えています。また、リーダーもまとめの落としどころを納得できる形で伝えられていると思います。
1日で理解できなければ1週間で、ひと月で無理なら次の号に題材を探します。
世代間のコミュニケーションの難しさは、社内、皆同じ課題だと思います。1日1問ですが、きっと突破できると信じて、これからも続けていきます。 -
「いつも楽しそうな会社だね」と言われるようになった
株式会社タケダ造園
竹田 和彦創業34年を迎える造園会社です。共に学ぶ会は今年で5年目になります。
会を始めてから社内でのコミュニケーションが圧倒的に増えました。それまで社内で指示命令以外の会話はほとんどありませんでした。しかし、回を重ねるうちに個性ある会話が行き交い笑顔溢れる職場へと変化していきました。
結果的に、顧客から「いつも楽しそうな会社だね」と言われるようになりました。また、経営用語が共有されることで、コミュニケーションのスピードが非常に速くなり仕事の効率に大きく貢献しています。
会のやり方も少しずつ変えていき、現在は司会を交代制にし、設問も交代で作っています。グループで出た素晴らしい意見は、ピックアップし蓄積することで商品開発や職場環境整備のヒントにしています。また、取引業者の職人さんを隔月で招き、一緒に勉強しています。
『理念と経営』は全員が目を通せるように、朝礼時に交代で朗読をしています。今後は他の会社と共同開催し、たくさんの視点から情報交換できるように計画をしています。