導入企業の声

  • 信頼関係、協力体制が芽生え、「毎月の勉強会が楽しみ」に

    株式会社BMC (マーケティング関連)

    私たちは、大阪にて、経営相談・事務代行・マーケティングなどのコンサルティングサービスを行なっております。
    社内勉強会自体は、以前より各部署にて実施しておりましたが、全部署の価値観の共有と風土向上のため、二〇一〇年(平22)十月より毎月第二月曜日を勉強会の日と設定し、全社員で取り組んでおります。
    各部署数名でチームをつくることにより、コミュニケーションが生まれ、お互いの業務に対する関心や信頼関係、協力体制が徐々に芽生え始めました。今では「毎月の社内勉強会が楽しみ」という声があがるようになり、この影響はアルバイトさんまで及んでおります。
    本誌は、読み手によって幾通りにも変化し、社員間にさまざまな効果をもたらしてくれます。共通の課題に取り組むことで個々の能力が向上するとともに、会社全体の理念・ビジョンが共有され、同じ目標をもって前に進むことができると思います。
    今後も、全社員が参画意識をもって、活き活きと仕事ができるように、勉強会を継続していきます。

  • 自分の考えを伝える場こそが人をやる気にさせる源泉です

    いいだクリニック(医療と介護サービス)
    理事 飯田 祐里華

    私たちは、「症状は、利用者様の声にならない身体と心からの叫び」と捉え“その人らしくあるためのケア”を大切に考えた、医療と介護サービスを提供しているクリニックです。
    勉強会の目的は、広い視野と思慮深さをもち、いいだ魂の共有を図りたいと思ったからです。導入時から予想以上にスタッフの気持ちの変化をみてきました。
    若いスタッフが、理念に沿った我が社のスタッフとしての言動はどのようなものなのか、利用者様にもっと喜んでいただけることは何かなど、利用者様を主役に業務を見直しています。
    自分の考えや気持ちを伝える場があること、皆に自分をわかってもらえることが、人の気持ちをやる気にさせる源泉になっているのだと感じます。
    スタッフは、利用者様の感動をみるため休みを返上しサプライズ企画に精を出し、真剣に利用者様にかかわります。そして、涙を浮かべながら「ありがとう」の言葉をもらった瞬間、次への原動力とし心を豊かに成長させています。

  • 笑い声が多く、毎月が楽しみ、提案もどんどん出ています

    株式会社熊本駅構内タクシー(タクシー)
    稲葉 吉彦

    弊社は、大正十年(1921)に熊本駅で開業したタクシー会社です。
    あと一〇年で一〇〇年企業を実現させるためにも、経営理念に基づいた経済活動が重要です。浸透化させる目的で、全乗務員さんとスタッフでの社内勉強会を三年前に開始しました。
    乗務員六人グループが一八班、班長が毎月の日時を決め、一時間みっちりと学んでいます。まず社長のメッセージを読み上げ、それからCDを聞きながら設問表に準じ発表し合います。連絡事項も徹底されますので連携がよく取れるようになりました。
    全グループが報告書を提出し、社長がコメントを書いて班に戻します。女性スタッフの勉強会は、笑い声が多く、毎月が楽しみだそうです。提案もどんどん出ています。
    「13の德目」朝礼と社内勉強会は、弊社の理念浸透に欠かせない「ツールの宝物」です。自主的に学び考えることで、全社員の意識が大きく変わりました。ビジョン実現も可能だと思います。
    タクシー全車両に月刊誌が搭載され、お客様も毎月楽しみにされています。

  • 自社の問題点を、自由に話し合える充実した勉強会

    上越建設工業株式会社 (土木建設資材製造販売)
    代表取締役 関 武宣

    我が社は新潟県上越市にて社員数六八名で土木建設資材製造販売、産業廃棄物収集運搬・処分を主とした事業を行なっております。
    最初の勉強会の導入は一年半ほど前でした。月二回、夕方行なわれる会議の前半の時間を利用して役職者のみで行ないました。初めは慣れないせいか沈黙が多かったのですが、回数を重ねるにつれ、記事に対する感想や様々な自社の問題点について自由に話し合える充実した勉強会に発展しました。導入後は後半の会議で前向きな意見が多くなるようになり、委員会活動の活性化にも大いに役立ちました。
    現在は全社員で勉強会を各部門内、部門交流として実施しています。各リーダーは役職者が担い、参加者全員から勉強会報告書が提出されます。報告書は私にとっても社員さんの声を聞く貴重な機会にもなっています。
    ようやく軌道にのった社内勉強会をこれからも継続して、地域に必要とされる会社、ありがとう経営に近づきたいと思っています。

  • チームワークの大切さと仕事への自信と誇りを見つめ直す

    有限会社田引電気工事 (配電線の改修工事)
    田引 千賀江

    我が社は、静岡県内で電力の配電線の改修工事を専門に施工する会社と、その他の業務拡大工事と引込みを施工する会社の二社を運営している、特殊技術者集団です。
    社内勉強会は、やらされムードでのスタートでしたが、二年を過ぎた今では、全員が事前に設問表に対する回答を記入し、月一回の勉強会に取り組んでいます。
    勉強会を通してチームワークの大切さを学び、お互いの考え方や価値観も少しずつわかり合えるようになってきました。
    私たちは、地域の家庭や企業さんの生活に必要な、安全で安心な電気をつなぐ仕事に自信と誇りをもっています。灯りという『一隅』を照らし、世の中のお役に立っていることへの意義を改めて見つめ直しています。
    チームは、四輪タイヤ。一つがパンクをすれば他に負荷が掛かってくる。でもそれを皆で補いながら行動すれば前に進むことができます。
    おかげ様で支え合い励まし合い協力し合う良き仲間たちです。仕事・職場を通して共に学び、成長発展していきます。

  • 自社でもできることは何か 改善できるところはどこか

    株式会社光栄堂 (建築模型材料の販売)
    藤井勝馬

    我が社は、千葉県船橋市にて、建築模型材料の販売を行なっております。
    社内勉強会は三年前に五名でスタートしましたが、今では全社員で取り組むようになりました。主に月に二度の開催ですが、議論が白熱したときなどは、あっという間に三時間にも及ぶことがあります。
    当初は、事前に本誌を読んで設問表に記入し、その内容を参加メンバーに発表するだけでしたが、社長に赤ペンでコメントをいただきながら試行錯誤するうち、徐々にメンバーの意識が変わってきました。より考えの深い発言が増え、時には、議題から脱線して多岐にわたる事柄について話し合われることもあります。
    そのようななかで最近では、「自社でもできることは何か」「改善できるところはどこか」と話し合いながら即実践を心がけ、現場力向上に活かしています。皆で学ぶようになって、間違いなくメンバーのレベルは向上していると感じます。
    これからも、お客様のお役に立てるよう、「学び続ける組織」を目指し、さらに良い会社にしていきたいです。

  • 社内交流の場となって、職場活性化を図る絶好の機会

    ゼオライト株式会社 (水処理メーカー)
    廣瀬 直子

    私たちの会社は、「良い水創り・人財創り」を経営理念に、水処理装置企画・設計・施工・メンテナンスを行なう水処理メーカーです。二〇一一年八月に創業四二年を迎えました。お客様に安全・安心な水を提供することを使命とし、二四時間三六五日、メンテナンスに取り組んでいます。
    経営理念にもある「人財創り」について、弊社では人間力の向上と社員教育の一環として捉えており、本誌や「13の德目」を教材に、七つの委員会で勉強会を実施しています。部署間の垣根を越えた社内交流の場となり、職場活性化を図る絶好の機会となっています。
    勉強会後は報告書を提出して社長にコメントをいただき、その内容を再度グループで振り返ったうえで仕事に活かす、といった実務に直結するPDCAサイクルができあがっています。ここまでには、長い月日がかかりましたが、社員一人ひとりに経営理念が浸透しつつあると感じています。
    人財育成には十分な時間が必要ですが、全員一丸となって取り組んでいきます。

  • コミュニケーション向上と小集団活動展開の足掛かりに

    北王流通株式会社(総合物流企業)
    常務取締役 黒田 英則

    当社グループは従業員数約五〇〇名、車両数約二〇〇台の陣容で関東一円に一一営業所を展開する食品専門の総合物流企業です。
    ドライバーさん、オペレーターさんは業務上、なかなか一堂に会する機会もなく、お互いのコミュニケーション向上と小集団活動展開の足掛かりになればと、社内勉強会を始めて四年になります。
    当初より社内勉強会を「ありがとうサークル」、略して「ありサー」と名づけ、全従業員さんを五三グループに分け、各グループでリーダー(サークル長)を選出、自分たちの都合のよい時間を見つけて毎月、勉強会を開催しています。開催後は報告書を提出、改善提案も同時に挙げてもらい、その後の役員による全サークル長へのヒアリングにつなげるなど、社風改善に活かしております。
    また今期、我が社においては「経営理念」を一新しましたので、この「ありがとうサークル」を通じて、新しい理念「安心をつなぐ物流システムサポーター」の浸透を図っていきます。

  • 本部と現場の距離が縮まり経営理念が浸透

    株式会社玉寿司(江戸前寿司専門店)
    企画PR部 太田 佳子

    我が社は、関東圏を中心に北海道と名古屋に全二五店舗を展開する江戸前寿司専門店です。五年ほど前から幹部社員間で勉強会をスタート、目的は考え方、価値観の共有をしていくこと、企業事例を研究することで視野の拡大を図っていくことでした。
    毎月の勉強会では、各人の感じ方、考え方を知ることができます。自分以外の考え方を吸収することで、相手を尊重し前向きな取り組みができるようになりました。
    特に「ありがとう経営のすすめ」では、幹部がその立場や責任を自覚し、スタッフや現場との関わり方が大きく変わりました。コミュニケーションを密にとり、本部と現場の距離が縮まり、経営理念やトップの“考え方”が少しずつ浸透し、スタッフの人間的成長に繫がっています。
    現在は、全店長にも勉強会の機会を増やし、現場でのさまざまな問題にも前向きかつスムーズに対応できるようになりました。今後も勉強会を通して、人間力を磨き高め、企業力の底上げを目指していきたいと思います。

  • 経験豊富な先輩の意見に耳を傾け、後輩の新鮮な着想に出合う

    株式会社ケイ・イー・エス(水環境エンジニアリング会社)
    総務部 岩谷 匠

    我が社は昭和四十八年(1973)、北九州を拠点に公共の下水道施設のメンテナンス専門会社としてスタートしました。生活・環境関連施設のコンサルティングから建設、運転・維持管理まで、一貫した総合水環境エンジニアリング会社を目指して、二〇〇名の社員さんとともに、社会的責任の大きい生活・インフラ整備を担っています。
    今後さらにお客様満足を高めるには、高度な技術力と安全意識をもったベテランと、将来を担う中堅・若手社員さんが融和した「チームワーク」が必要です。そこでコミュニケーションを深めるため、勉強会を本社から始めました。
    親子ほど歳の離れた社員さんたちが、経験豊富な先輩の意見に耳を傾け、後輩の新鮮な着想に出合って、お互いに尊重し合う明るい社風が生まれてきました。
    変化の厳しい時代こそ「全社員が経営的視点をもつ」、つまり「全員野球をする」ことが、我が社の企業理念「社会と共に発展する企業」の実践に繋がります。各職場リーダーたちの活躍を大いに期待しております。

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