導入企業の声

  • 「やらされている」思いから「お客様のために何をすべきか」に

    宇都宮工業株式会社(水処理設備)
    宇都宮 恵子

    当社は創業五〇年、東京のゼロメートルデルタ地帯で、大雨などで水害災害に苦しんでいる都民の人命と、財産のライフラインを守る会社です。下水処理プラントで大手メーカーが手を着けないニッチ部分に目を向け、環境問題改善や経営革新事業など新しい事業を起こし、販路を拡大させています。
    勉強会は、毎月第一土曜日の一日を使って行なう全体会議の中で行なっており、グループに分かれて、考える力・聞く力・発表する力・承認する力を養い、社員力・管理力・人間力を学んでいます。
    勉強会を開催し続けてきた結果、今では全員が自ら活発に発表する力がついてきました。先の見えない現状を勝ち抜くには、全社員が「理念」を共有し、団結して取り組まなければなりません。
    今では、「やらされている」という思いがあった社員さんも、「お客様に喜んでいただくためには何をしたら良いのか...」と課題に次々に取り組み、成果が出せるようになりました。

  • 現場のスタッフがお客様満足について考える、最高の時

    株式会社まる(飲食店)
    高山 暎彬

    当社は、千葉県内で八店舗の飲食店を経営しております。社員さんは二六名ですが、毎週火曜日に社員ミーティングをしています。
    そして、よりよい会社をつくり、お客様に満足していただくために、毎週、社員さんたちと学ぶ時間を共有しています。そんななか、月に一回は、月刊『理念と経営』の勉強会を行なっています。
    店舗の社員さんは、普段あまり話す機会がないメンバー同士でグループをつくり、真剣にディスカッションをします。そして、設問表の答えを回収して、私が、一人ひとりの顔を浮かべながら、赤ペンでコメントをつけています。
    飲食店で一番大切なことは、「現場力」です。どんなに経営理念や経営方針が立派でも、それが社内に浸透せずに、現場のスタッフに笑顔がなかったり、気持ちのいい挨拶ができなければ、お客様はもう二度と来てくれません。
    だからこそ、私たちにとってこの勉強会は、現場のスタッフがお客様満足について考える、最高の時間なのです。

  • 「お客様のためになることは即実践!」を社内で共有できた

    旭株式会社山陽加古川店(釣り具販売)
    立花 英樹

    我が社は、「釣りを通して自然の恵みに感謝し、お客様から信頼され、和をもって釣りの楽しさと、ときめきを共に創造して、社会に貢献しよう」という理念のもと、釣り具の販売をしております。
    開催の目的は二つあります。
    まず一つは、コミュニケーションの強化です。社員同士の考え方や感じ方を理解することを通じて存在価値を認め合い、意思の疎通を図りたいと考えています。
    二つ目は、私たちの念いが詰まった商品を、より多くのお客様に買っていただけるように、「考える力」と「現場力」を高め、サービスの向上を図ることです。
    その結果、「お客様のためになることは即実践!」という考え方が、社内で共有できるようになりました。当社のモットーである「お客様の心のおもちゃ箱」という念いも、この“お客様第一主義”を徹底することで、必ず実現でき、そして社会に貢献できると信じています。
    現在は、設問内容をアレンジして自社に置き換えながら、真剣かつ楽しく学んでいます。

  • 問題解決の引き出しが増え、取引先との連携がスムーズに

    オフィスサポート株式会社(カウネットの代理店)
    真砂 紀代美

    当社は「オフィスの効率化と利便性の向上」を目的に、インターネットを活用した集客の代行と、オフィス用品通販「カウネット」の代理店業務を行なっています。
    勉強会の目的は、コミュニケーションを深めることです。
    人数が少ない会社ですが、仕事はさまざまあり、他部門の仕事を把握できずにいました。そこで、業務ミーティングとは別に勉強会を実施。
    お互いを知り、共感し合う場を設けたことで、意思の疎通が活発になりました。
    「じっくり考え、皆で意見を持ち寄って、シェアする」ことを基本に勉強会を積み重ねるうち、問題解決の引き出しが増えていき、参加メンバーも、「他業種の考えがとても参考になる」「取引先との連携がスムーズになった」と、手応えを掴んでいるようです。
    個人的には、「逆境! その時、経営者は...」が興味深く、経営者視点、苦境のときの行動を疑似体験できて、毎回たくさんの気づきがあります。
    ゆくゆくはパートさんにも参加いただき、学びの輪を広げたいです。

  • ものごとを深く考えながら、働けるようになってきました

    有限会社ホテルテトラ (ビジネスホテル)
    鈴木裕美

    我が社は、函館に五店舗、札幌、東京、神戸、北九州に各一店舗の合計九店舗のホテルを展開しております。
    現在の当ホテルグループは、「成長・発展するためには、個人の成長が必要不可欠」と、スタッフ教育に力を入れています。
    勉強会を始める前は、ルーティンワークのなかで、仕事や作業の意味を考えることや、日々の自分を見つめ直すことが上手くできていませんでした。しかし、今では新入社員から管理職までが一緒になって学び、少しずつですが、自分自身を知り、ものごとを深く考えながら、働けるようになってきました。
    なかには、新入社員には少し難しい設問もありますが、皆、一生懸命考えて、日ごろの悩み等も含めて発表をしています。そういった各自の努力が、仕事へのプライド、気持ちの強さにも繋がっているように思います。
    これからも、我が社の経営理念である「心のこもったおもてなしでビジネスや観光の役に立つ」を基に、成長した分をお客様に還元できるよう、自発性を大切にして勉強に励みます。

  • 理念や方針の共有で、社員さんと足並みを揃えられることを実感

    株式会社アド宣通 (店舗デザイン)
    代表取締役 炭田恵崇

    当社は、「お客様のお店づくりサインづくりを通して、光り輝くまちづくりをめざし、お客様と地域社会に貢献しよう」という理念のもと、栃木県宇都宮市を拠点に、お店の内外装工事の企画、設計デザイン業務を行なっています。
    勉強会の目的は二つです。まず一つは、お客様に一番近い社員さんの人間力をさらに高めながら、お客様の困ったことをいち早く察知する能力を磨き上げ、よりよいお店づくりサインづくりを提供するためであり、もう一つは、「働く意義」や「共通の価値観」を社内で共有するためです。
    約三年前から開催している勉強会で一番学んだことは、コミュニケーションの大切さです。なかでも、言葉がいかに重要であるかを理解できたこと、お互いの目を見て話すことによって、より深く、意味のある交流ができると確信できたこと、そして、理念や方針を共有することで、社員さんと足並みを揃えられることを実感しました。
    今後はお客様なども交え、この勉強会をもっと広めていきたいです。

  • 部の垣根を越えて芽生えた「全員が経営する意識」

    社会福祉法人 愛生会 (老人ホーム)
    本田 眞一

    私どもは、千葉県八千代市にて、老人ホームを経営しております。創業は昭和三十二年で、半世紀にわたり、老人福祉事業に取り組んでまいりました。
    福祉事業は専門職の集まりで、それぞれの分野の仕事を、いかに協力し連携していくかが鍵になります。ところが、現在は職員の数も多くなり、各部署間のコミュニケーションが取りづらくなったうえ、どの施設でも、看護師と介護職員の役割分担が強すぎて、お互いに助け合って仕事ができていない、というのが我々の課題でした。
    そこで、二年前より月に一回、「愛生塾」と名付けた勉強会を取り入れたところ、各部署の垣根を越えてスタッフ同士の意思疎通が格段に向上し、仕事がスムーズに行なえるようになりました。
    愛生塾参加者は、自分で本誌を購入し、仕事が終わった後に、自主勉強会にも取り組んでいます。多くの職員に参加していただき、毎年その数も少しずつ増えていますが、同時に、「全員が施設を経営している」という意識が芽生えるようになりました。

  • さまざまな「気づき」があり、強靭なチームワークづくりが始まった

    株式会社花智 (冠婚葬祭用生花専門店)
    山根 浩子

    我が社は冠婚葬祭用生花専門店です。お花の装飾を通して、人々に潤いのある生活と喜びを享受していただき、その一方で、悲しみや苦しみを癒し、明日への活力を生み出していただくことを使命としております。
    開催のきっかけは、専務の「当社で働く方は、誰でも自分の考えや思いを素直に言える職場にしたい。また、部下や同僚が、どんな考えをもっているか知ってほしい」という思いからでした。そこで、社内コミュニケーションの向上を目的に、毎月一回、朝八時から、一六名による勉強会を実施することになりました。実施して、参加メンバーにはさまざまな「気づき」がありました。たとえば、人によって物事を捉える「視点」に違いがあり、全員が前向きな考えをもっていること。さらには、自分自身を知り、他者を承認することによって、強靭なチームワークづくりが始まっている、等です。皆の意識が確実に変化していることを実感しています。
    私たちの取り組みはまだ黎明期ですが、次なる目標は、全従業員で勉強会を行なうことです。

  • 昨年から関係会社のメンバーも加わり、パワーアップ!

    株式会社シュン (鮮魚センター)
    大川戸 健

    私たちは都内でも最大級の売り場面積を誇る、鮮魚センターを営んでいます。商店街にある魚屋さんでもなく、スーパーの鮮魚売り場でもない、対面販売とセルフ販売を併せもった、独自のスタイルで営業しております。
    顧客満足を追求しながら独自のスタイルを極め、日本一の魚屋をつくりあげるためには、常に進化し続ける組織でなければなりません。そのためには、みんなで力を合わせ、より良い方法を模索しながら、共に成長する組織であることが重要です。
    そういうなかで、社内勉強会でのディスカッションは、お互いの考えを理解し合うのにとても役立っています。また、勉強会を始めて、お互いにどんなことを大切に仕事をしているのか、どんなことをテーマに取り組んでいるのかを知ることができるようになって、さらにチームワークが良くなっています。
    昨年から関係会社の㈱丸大商店のメンバーも加わり、パワーアップしています。これからも「学習する組織」を目指し、学び続けます。

  • 「お客様に喜ばれる仕事をしよう」という熱い思いを共有

    アルカスコーポレーション株式会社 (リフォーム業)
    横田陽一

    我が社は、富山県を拠点にして、群馬県の北関東支店とともに建築・土木・住宅・リフォーム工事と、生コンやアスファルトの製造販売の業務を行なっております。
    社内勉強会の目的は二つあります。
    まず第一に、普段はなかなか話すことのない他部門の社員さんと一緒に勉強することにより、我が社の経営理念や社訓を深く理解し、社員一人ひとりの人間力を高めるため。そして第二に、お客様の要望を素早く察知し、問題を解決することで地域の皆様や社会に貢献し、社員さんが楽しく、誇りをもって仕事ができる環境を、皆で築くためです。
    これまで一緒に学び続けてきて、すべての社員さんの「より良い会社にしよう」「お客様に喜ばれる仕事をしよう」という熱い思いを共有化できたことが、とても良かったです。
    今後も、さらに人間力を高め、ともに成長していくことで、若い社員さんにも良い影響を与え、会社の底上げを図りたいです。そして、より一層、地域で感謝、感激される社員、会社になるよう勉強に励みたいです。

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