導入企業の声

  • 年齢や部署を超えた意見交換で強い絆を形成しています

    岡山ビューホテル

    岡山ビューホテル 
    中村 明子

    私たちは、岡山市でビジネスホテルを営んでおります。社内勉強会をスタートし、約六年。普段、なかなか他部署のスタッフと意見交換をする場がないため、コミュニケーションの場として大きな役割を果たしています。
    わが社のスタッフは二〇代~六〇代と年齢層の幅が広く、新入社員ならではの新鮮な発想や、ベテラン社員の今までの体験談などを聞くことができて、大変勉強になります。
    また、マンネリ化を防ぐため、全スタッフを二グループに分け、毎回メンバーをシャッフルしたり、各設門毎に司会進行役を交代したりと、常に適度な緊張感と新鮮味をもって臨めるよう工夫しています。
    時には異業種の社員さんが参加することもあり、いつもとは違った目線や角度から考えることも大切にしています。
    今年から若い社員にやる場を与えるべく、勉強会のリーダーを交代制にしました。若い社員のリーダーシップ育成の場として、また、部署を超えたコミュニケーションの場として、今後もさらに活発な勉強会になることを期待しています。

  • 仲間の意外な一面を知る貴重な機会になっています

    株式会社谷川工業

    株式会社谷川工業 
    谷川 理

    弊社は、二〇〇九(平成21)年に創業し、今年で六年目を迎えます。 
    岡山市を拠点に、建築装飾金物を中心とした金属加工を行なっており、例えば、公共施設の手摺りやパネルといった、みなさまの目に触れることも多い製品を作っています。
    最初は社長である私と社員の二名だけの、小さな工場からスタートしました。
    しかし、今では社員数が二〇名を超えるまでに成長し、その後も順調に業績を上げています。昨年からは新しい試みとして、月に一度の社内勉強会を開くようになりました。
    昼休みを利用して三つのグループに分かれ、和やかな雰囲気で実施しています。社員が増えるにつれて年齢層も幅広くなり、一人ひとりの経験や部署の違いがあるなか、勉強会では、普段の業務中には話題にあがることのないテーマについて発表し合い、お互いに刺激を受けているようです。
    また、心に響く文章の箇所や感想にも個人差があり、記事の内容についての思わぬ発見に加えて、親睦会などでも見ることのできない仲間の意外な一面を知る貴重な機会になっています。

  • 社員の考え方や価値観が揃ってきたことに驚く日々

    弊社は長野県松本市にて二〇一三(平成25)年八月に創業しました。
    「人生の節目・足跡、そして感動の瞬間をカタチに残し、愛ある人間社会を再確認し、未来を伝えることを使命とする」というミッションを掲げ、ウエディング写真や学校の卒業アルバム製作・スタジオ撮影など、人々の絆を繋ぐお手伝いをしております。
    本誌を活用した勉強会を始めて前社から含めて二年ほどになりますが、社員が発する言葉、つまりは考え方や価値観が揃ってきたことに正直驚いています。
    毎月一回、二時間かけて行ないますが、多くの場合、話が脱線して、「この考え方面白い!じゃあ、この発想で一人ずつ相手のいいところ言ってみようか」「毎月テーマを決めてスローガンを作ろう!」などと話が広がります。
    私が意図的に主導しないで、みんなの自主性に任せており、この勉強会を楽しんでもらっています。
    現在は、社員さんを含め、四名で実施していますが、今年はパートさん一〇名とパートナーのカメラマン一〇名ほどもこのメンバーに入れて、更なる勉強会の進化をしていきたいと思っています。

  • ものの見方や考え方の違いを認め活発な提案が生まれています

    株式会社志賀商店

    株式会社志賀商店 
    原 真知

    私たちの会社は、愛媛県西条市で「豆」を原料に、食品の製造から販売までを行なっています。
    経営理念に込められている念い、「豆を通して、美味しさ、感動、健康、そして心からの満足を提供する」ことを使命とし、日々、仕事に取り組んでいます。
    社内勉強会をスタートして、今年で約八年になりました。これまでいろいろなことがありましたが、現在は四チーム、参加人数は三三名で取り組んでいます。
    大切にしていることは、参加メンバー一人ひとりの気づきです。人はそれぞれ、ものの見方や考え方が違います。大切なのは、その違いを認め、互いの良いところを取り入れる力を身に付けることだと考えています。
    現在では、一人ひとりが気づいたこと、感じたこと、改善提案について、率直で活発な発表や提案が生まれてきています。
    気づきがすべての始まりです。学び、知ることが自己の成長につながり、人との関わりや仲間との共通体験が豊かな人生を創ると考え、今後も工夫しながら楽しく、前向きな社内勉強会を続けていきます。

  • ともに学び成長し続け三位一体経営の実現を!

    弊社は自動車・オートバイ部品を製造する会社です。クラッチプレートなど薄板の熱処理を得意とし、「金型製作~プレス~熱処理」の一貫生産を手がけています。
    弊社では、プラス思考を教育方針の一つとしています。私を含め、個性豊かな従業員がプラス思考になるとどうなるか? きっとそれぞれに好き勝手なことをやりだすでしょう......。しかし、もしベクトルを合わせることができたなら、確実に会社の発展につながります。
    好きな記事は、「企業の成功法則」です。私も社長力、管理力、現場力が一つになってこそ、会社の本領が発揮されると思います。月刊『理念と経営』は、社内のコミュニケーションを活性化させる良きツールです。
    仕事中には話すことのない話題で仲間と意気投合する場面もあり、部署間の連携もとれるようになってきています。
    また、社長をはじめ、さまざまな立場の方との意見交換を通じて、それぞれが目的や使命をもって仕事をしていることに気づかされます。
    三位一体経営の実現を目指して、これからもともに学び成長し続け、日々の業務に取り組んでいきます。

  • 意見交換会から実践へ。スタッフたちの姿は頼もしい限りです

    私たちの会社は、「美しさはトータルで」をテーマに、美容・エステ・ネイルサロンを長野県松本市に展開して、四八年になります。
    経営理念には、「私達は、私達をとりまくすべての人々に、美と喜びと幸せを提供するプロ集団です」「私達は今を最高に生き、昨日より今日、今日より明日、歓びの人生を創造していきます」「常に今から一〇〇年続くシャンゼリゼを目指します」を掲げています。この理念は、自らの生き方に根ざす内容となっています。
    会社には寿命があり、三年の寿命しかない会社もあれば、一〇〇年、二〇〇年続く会社もあります。私は、会社のいのちは、経営理念の実践にかかっていると考えています。
    同じ目的に向かって、全員のベクトルを合わせるために勉強会は欠かせません。職場での姿、仕事への取り組みはまさに人生の縮図です。
    その点で言えば、意見交換会から、実践へとステップアップして取り組んでいるスタッフの姿は頼もしい限りです。
    一人ひとりの可能性には目を見張るものがあり、この勉強会は社員成長への環境づくりとして、これからも役立ててまいります。

  • 意見を述べ合い、意思の疎通が図れるようになってきた

    有限会社美田自動車整備工場

    有限会社美田自動車整備工場
    松本 修一

    弊社は、栃木県小山市にて自動車販売・整備業を営んでおります。
    本年で創業五〇年の節目を迎えます。自動車を通じて、地域社会に貢献し、お客様に愛される会社にする。そして、一人ひとりが夢を実現できるようになることを目指しております。
    私たちが社内勉強会を始めた目的は二つ。一つは、全社員が仕事への価値観を一致させ、フロントと作業者が同じ思いで、お客様の車に向き合えるようにすること。もう一つは、仕事の内容を問わず、社員間でより良いコミュニケーションが取れるようにすることです。
    回を重ねることで、他社の成功事例を参考にそれぞれが意見を述べ合い、個々の価値観を知ることができるようになったことが大きな成果です。
    また、他の社員などの意見を多く聞き、共有することによって自分自身が成長し、同時に意思の疎通が図れるようにもなっており、徐々に良い職場環境になってきています。
    今後もお客様に愛される会社になるよう、そして、さらに楽しい会社へとなるように、工夫し努力していきたいと思っています。

  • 異業種の事例が学びになり「考える癖」がついた

    私は、大阪市で理容室を営んでいます。
    三年前、半ば強制的に社内勉強会をスタートしました。「経営的視点をもったスタッフの育成」が目的でしたが思うように成果が出ず、昨年旦いったん中止しました。今思えば、「強制」というのがよくなかったのかもしれません。
    中止したものの、今度は次第にお店の一体感がなくなっていく気がして、そのうち危機感すら感じるようになりました。そこでスタッフに「再度勉強会をやりませんか」と聞くと、「ぜひ、やりたい」と言ってくれ、再開したのです。
    最近では設問用紙に、全員がびっしりと感想を書いてくれており、なかには裏面にまで続いているものまであります。特に異業種の事例が、多くを考えさせる学びになっており、「自分たちの店を客観的にみたり、お客様について考える時間がつくれる」「仕事に対するモチベーションが上がる」「考える癖がついた」などといった手応えがあるようです。
    スタッフの物心両面が豊かになるようなお店づくりを目指し、今後も継続して学んでいきます。

  • 少しずつ仲間の良い点に気づいたり「共感」できるようになって

    有限会社菊屋

    有限会社菊屋 
    東 隆文

    私たちは、熊本県玉名郡の小さな町でスーパーマーケットを営んでおります。今年で創業四五年になります。二年前に経営理念を「尽す」と定めました。この言葉は創業した両親の想いを表したものです。社員に、お客様に、取引先様に、地域に「尽す」という気持ちで日々営業しています。
    勉強会の目的は「理念と価値観の共有」で、パートさんや若手の方々が意欲的に参加しています。みなさんからの感想で一番あがるのは、「意外にみんな同じことを考え、仕事で頑張っていることがわかった」ということです。
    作業中はつい自分の主張を押し通し、相手の考えを否定してしまうことがありますが、話し合うことで少しずつ仲間の良い点に気づいたり、「共感」できるようになってきたのではないかと感じています。
    この勉強会を通じて、あらためてスタッフの努力や、前向きな姿勢、視野の広さを目の当たりにし、感動しています。これからはデスカッションの内容を深掘りし、理念と価値観の共有がもっと図れるようにしていきたいです。

  • 寡黙な社員が熱く語ったり、快活な社員がしみじみ語ったり......

    宮下印刷株式会社

    宮下印刷株式会社 
    宮下 光信

    弊社は、石川県金沢市で印刷業を営んでいます。今年は、お陰様で創業六五年を迎えることができました。誠実さと創造性を原点に、印刷物を通してお客様のコミュニケーションがより深まるようなお手伝いをさせていただいています。
    そのためには、お客様の考えを理解し共感する力を高めることと、社員間のコミュニケーションのより一層の活性化が大切だと考え、この社内勉強会を導入しました。当初は、希望者のみでしたが、今では全員が参加しています。
    勉強会では、寡黙な社員さんが熱く自分の想いを語ってくれたり、快活な社員さんが自分の生き様をしみじみと語ってくれたりと、普段にはない一面を窺わせてくれます。また、お互いに問いかけあうことで、その社員さんの深い人間性を知ることもできています。
    このように、お互いが磨きあい、認めあい、高めあうという、弊社が目指す人財像を実現するための大切なツールの一つとなっています。これからも、会社のみんなと一緒に学びを深めていきたいと思います。皆さんに感謝です。

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