導入企業の声

  • ものの見方や考え方の違いを認め活発な提案が生まれています

    株式会社志賀商店

    株式会社志賀商店 
    原 真知

    私たちの会社は、愛媛県西条市で「豆」を原料に、食品の製造から販売までを行なっています。
    経営理念に込められている念い、「豆を通して、美味しさ、感動、健康、そして心からの満足を提供する」ことを使命とし、日々、仕事に取り組んでいます。
    社内勉強会をスタートして、今年で約八年になりました。これまでいろいろなことがありましたが、現在は四チーム、参加人数は三三名で取り組んでいます。
    大切にしていることは、参加メンバー一人ひとりの気づきです。人はそれぞれ、ものの見方や考え方が違います。大切なのは、その違いを認め、互いの良いところを取り入れる力を身に付けることだと考えています。
    現在では、一人ひとりが気づいたこと、感じたこと、改善提案について、率直で活発な発表や提案が生まれてきています。
    気づきがすべての始まりです。学び、知ることが自己の成長につながり、人との関わりや仲間との共通体験が豊かな人生を創ると考え、今後も工夫しながら楽しく、前向きな社内勉強会を続けていきます。

  • ともに学び成長し続け三位一体経営の実現を!

    弊社は自動車・オートバイ部品を製造する会社です。クラッチプレートなど薄板の熱処理を得意とし、「金型製作~プレス~熱処理」の一貫生産を手がけています。
    弊社では、プラス思考を教育方針の一つとしています。私を含め、個性豊かな従業員がプラス思考になるとどうなるか? きっとそれぞれに好き勝手なことをやりだすでしょう......。しかし、もしベクトルを合わせることができたなら、確実に会社の発展につながります。
    好きな記事は、「企業の成功法則」です。私も社長力、管理力、現場力が一つになってこそ、会社の本領が発揮されると思います。月刊『理念と経営』は、社内のコミュニケーションを活性化させる良きツールです。
    仕事中には話すことのない話題で仲間と意気投合する場面もあり、部署間の連携もとれるようになってきています。
    また、社長をはじめ、さまざまな立場の方との意見交換を通じて、それぞれが目的や使命をもって仕事をしていることに気づかされます。
    三位一体経営の実現を目指して、これからもともに学び成長し続け、日々の業務に取り組んでいきます。

  • 意見交換会から実践へ。スタッフたちの姿は頼もしい限りです

    私たちの会社は、「美しさはトータルで」をテーマに、美容・エステ・ネイルサロンを長野県松本市に展開して、四八年になります。
    経営理念には、「私達は、私達をとりまくすべての人々に、美と喜びと幸せを提供するプロ集団です」「私達は今を最高に生き、昨日より今日、今日より明日、歓びの人生を創造していきます」「常に今から一〇〇年続くシャンゼリゼを目指します」を掲げています。この理念は、自らの生き方に根ざす内容となっています。
    会社には寿命があり、三年の寿命しかない会社もあれば、一〇〇年、二〇〇年続く会社もあります。私は、会社のいのちは、経営理念の実践にかかっていると考えています。
    同じ目的に向かって、全員のベクトルを合わせるために勉強会は欠かせません。職場での姿、仕事への取り組みはまさに人生の縮図です。
    その点で言えば、意見交換会から、実践へとステップアップして取り組んでいるスタッフの姿は頼もしい限りです。
    一人ひとりの可能性には目を見張るものがあり、この勉強会は社員成長への環境づくりとして、これからも役立ててまいります。

  • 意見を述べ合い、意思の疎通が図れるようになってきた

    有限会社美田自動車整備工場

    有限会社美田自動車整備工場
    松本 修一

    弊社は、栃木県小山市にて自動車販売・整備業を営んでおります。
    本年で創業五〇年の節目を迎えます。自動車を通じて、地域社会に貢献し、お客様に愛される会社にする。そして、一人ひとりが夢を実現できるようになることを目指しております。
    私たちが社内勉強会を始めた目的は二つ。一つは、全社員が仕事への価値観を一致させ、フロントと作業者が同じ思いで、お客様の車に向き合えるようにすること。もう一つは、仕事の内容を問わず、社員間でより良いコミュニケーションが取れるようにすることです。
    回を重ねることで、他社の成功事例を参考にそれぞれが意見を述べ合い、個々の価値観を知ることができるようになったことが大きな成果です。
    また、他の社員などの意見を多く聞き、共有することによって自分自身が成長し、同時に意思の疎通が図れるようにもなっており、徐々に良い職場環境になってきています。
    今後もお客様に愛される会社になるよう、そして、さらに楽しい会社へとなるように、工夫し努力していきたいと思っています。

  • 異業種の事例が学びになり「考える癖」がついた

    私は、大阪市で理容室を営んでいます。
    三年前、半ば強制的に社内勉強会をスタートしました。「経営的視点をもったスタッフの育成」が目的でしたが思うように成果が出ず、昨年旦いったん中止しました。今思えば、「強制」というのがよくなかったのかもしれません。
    中止したものの、今度は次第にお店の一体感がなくなっていく気がして、そのうち危機感すら感じるようになりました。そこでスタッフに「再度勉強会をやりませんか」と聞くと、「ぜひ、やりたい」と言ってくれ、再開したのです。
    最近では設問用紙に、全員がびっしりと感想を書いてくれており、なかには裏面にまで続いているものまであります。特に異業種の事例が、多くを考えさせる学びになっており、「自分たちの店を客観的にみたり、お客様について考える時間がつくれる」「仕事に対するモチベーションが上がる」「考える癖がついた」などといった手応えがあるようです。
    スタッフの物心両面が豊かになるようなお店づくりを目指し、今後も継続して学んでいきます。

  • 少しずつ仲間の良い点に気づいたり「共感」できるようになって

    有限会社菊屋

    有限会社菊屋 
    東 隆文

    私たちは、熊本県玉名郡の小さな町でスーパーマーケットを営んでおります。今年で創業四五年になります。二年前に経営理念を「尽す」と定めました。この言葉は創業した両親の想いを表したものです。社員に、お客様に、取引先様に、地域に「尽す」という気持ちで日々営業しています。
    勉強会の目的は「理念と価値観の共有」で、パートさんや若手の方々が意欲的に参加しています。みなさんからの感想で一番あがるのは、「意外にみんな同じことを考え、仕事で頑張っていることがわかった」ということです。
    作業中はつい自分の主張を押し通し、相手の考えを否定してしまうことがありますが、話し合うことで少しずつ仲間の良い点に気づいたり、「共感」できるようになってきたのではないかと感じています。
    この勉強会を通じて、あらためてスタッフの努力や、前向きな姿勢、視野の広さを目の当たりにし、感動しています。これからはデスカッションの内容を深掘りし、理念と価値観の共有がもっと図れるようにしていきたいです。

  • 寡黙な社員が熱く語ったり、快活な社員がしみじみ語ったり......

    宮下印刷株式会社

    宮下印刷株式会社 
    宮下 光信

    弊社は、石川県金沢市で印刷業を営んでいます。今年は、お陰様で創業六五年を迎えることができました。誠実さと創造性を原点に、印刷物を通してお客様のコミュニケーションがより深まるようなお手伝いをさせていただいています。
    そのためには、お客様の考えを理解し共感する力を高めることと、社員間のコミュニケーションのより一層の活性化が大切だと考え、この社内勉強会を導入しました。当初は、希望者のみでしたが、今では全員が参加しています。
    勉強会では、寡黙な社員さんが熱く自分の想いを語ってくれたり、快活な社員さんが自分の生き様をしみじみと語ってくれたりと、普段にはない一面を窺わせてくれます。また、お互いに問いかけあうことで、その社員さんの深い人間性を知ることもできています。
    このように、お互いが磨きあい、認めあい、高めあうという、弊社が目指す人財像を実現するための大切なツールの一つとなっています。これからも、会社のみんなと一緒に学びを深めていきたいと思います。皆さんに感謝です。

  • 知恵を出し合うことで新サービスが生まれ、チームワークも高まりました

    株式会社ティグレ

    株式会社ティグレ 
    弦弓 大祐

    「我々はさまざまな出会いを通じて『人』『社会』に『夢』『喜び』を与えます。」を経営理念に、また事業目的を「キレイ創造実現業」と「ブライダル創造実現業」と位置づけ、東京・名古屋・福岡において、オリジナル化粧品の卸販売・エステティックサロン、美容クリニック、結婚情報提供サービスを展開しております。
    社内勉強会は昨年導入しました。理念の実現を目指し、より多くのお客様、社員の喜びがあふれる職場にするためにも、価値観を共有し、理念の理解を深める必要があると考えたからです。二〇一三年の経営スローガン「より良い人間関係をつくり目的を共有・実践し共に成長する」のもと、掲載されている他社の取り組みや社長の想いから気づきを得るなど、多くのことを学んでいます。
    各店舗とも週に一回、設問一つずつ、自社の方針や既存の取り組みと照らし合わせ発表しています。知恵を出しあうことで新サービスが生まれ、チームワークも高まりました。今後も、共に成長する会社でありたいと思います。

  • 具体的な発言も飛び交い志も明確になってきました

    有限会社久保建設

    有限会社久保建設 
    窪田 整司

    弊社は、長野県松本市で建設業を営んでいます。総勢六名の技術屋集団、つまり現場監督の集団です。本誌を使った社内勉強会は、今年で六年目を迎えました。
    始めた当時は不安でした。なにせ参加者は皆、現場の所長です。仕事に対する想いもいろいろで、果たして議論が纏まるのだろうかと......。
    でもまったく逆で、皆楽しく学んでいます。仕事の価値観や思想が養われ、人に対する基本的な姿勢も明確になってきました。企業の成功事例や「ありがとう経営のすすめ」などから多くの気づきを得て、自らの行動と照らし合わせて反省することもできています。「あの施主様にはこうしてあげよう」「こうしたら喜んでいただけるのでは」というように具体的な発言も飛び交い、志も明確になってきました。
    毎月リーダーが代わり、当月のリーダーは全員の発表を取りまとめて要約し、所感を述べます。ですから人の話を良く聴く習慣も自然と身につきますし、終了時のリーダーの所感が、全員のベクトルを合わせていると感じています。

  • 仲間の前向きな意見を聞くことで「よし、一日頑張ろう!」と

    私たちの会社は、岡山県岡山市でスポーツ用品の販売を行なっております。
    店舗は一店舗ですが、競技ごとに六つのフロアに分かれているため、日頃スタッフ同士で意見を交わす場が少なく、一日ほとんど話すことも、ややもすれば顔を合わせることすらないスタッフもいるような状況でした。
    それが、本誌を使った社内勉強会や「13の德目朝礼」を取り入れてからは、お互いの価値観を共有できるようになり、フロアの状況把握やサービスレベルが統一化されてきました。また、以前に比べ、職務に対してのコミュニケーションが密に図れて、担当以外のフロアのスタッフとも、仕事をフォローし合えるようになってきたことを実感しています。
    勉強会の実施方法も、一回に長い時間かけて行なうのではなく、月二回、日曜日の開店前のミーティング時に設問を分け、集中して取り組むようにしています。朝から会社の仲間の前向きな意見を聞くことで、「よし、一日頑張ろう!」とやる気が湧き、気持ち良く仕事がスタートできる、大切な時間になっています。

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