導入企業の声

  • 現場で感じるニーズや動向の意見・情報交換の場にもなっている

    私たちの会社は、「街を活かし人を活かす」を経営理念に掲げ、三重県北勢部を中心に建築不動産業を営んでおります。
    お客様にとってマイホーム購入は一生に一度のイベントとなるため、絶対に満足していただかなければなりません。勉強会では、他社の事例を参考に、お客様に喜んでいただくために自社でできる商品サービスは何か、などをディスカッションしております。
    少人数ながら事業内容は多岐に亘っていることから、日頃は時間のすれ違いも多く、業務の連絡・報告で終わることが少なくありません。月に一度の勉強会ではそれを補い、それぞれの現場で感じ取ったお客様のニーズの変化やライバル企業の動向などの意見・情報交換の場としても役立っております。
    勉強会後は、皆から出された意見、感想に社長が丁寧に目を通し、個人個人に返事やアドバイスをしています。勉強会を通じて出てくる意見や提案を、新しい商品や自社の経営にどう活かすかが、これからの課題です。

  • 「学び続ける組織」を目指して終日勉強会の日に切り替えました

    天鷹酒造株式会社

    天鷹酒造株式会社 
    尾﨑 宗範

    栃木県北部にて日本酒造りをしています。東日本大震災で被災し、醸造施設を一新したのを機に、季節雇用の杜氏さんを中心とした酒造りから、通年雇用の正社員による酒造り体制へと転換を図っています。
    組織が若返ったことで、理念も意識的に伝える必要がありました。そのため、昨年までは勤務時間後に自主参加での勉強会を開催してきましたが、思い切って今年より、第二土曜日を社外的には休業日とし、終日勉強会の日としました。
    まず「理念と経営」の勉強会を実施し、その後、担当者による新商品の開発状況、社外研修や展示会の報告、商品知識や弊蔵の特徴である有機米に関する勉強などを行ないます。普段話をすることのない人同士が同じテーマに向き合う時間は、チーム力の醸成にとても役立っています。みんなが普段と違う顔も見せてくれるのも勉強会の魅力です。
    「学び続ける組織」を目指し、これからは地元の勉強会や経営研究会の仲間にも講師役をお願いするなど、より広い視野で一人ひとりが自律できれば、やりがいのある職場となると考えています。

  • 会社全体を考えた改善活動が進み新入社員フォローにも一役

    当社は地域密着型、住まいのワンストップサービス(不動産・注文建築・リフォーム・一級建築士事務所)を提供しております。「理念と経営」の勉強会は部門・営業所別に行なっていましたが、昨年より全スタッフで行なうようになりました。目的はいい会社にするための改善提案です。違う部門のスタッフがチームを組み、リーダーが具体的な改善案を取りまとめ、それを会社へ提出していただいております。
    皆で全体最適を考えた改善に取り組むことで仲間意識が強くなりました。またリーダーの実力も向上し、幹部候補者育成にも繋がっています。現場から出る提案は鋭いものも多く、経営方針に採用されることも少なくありません。
    新卒の入社前、フォロー研修でも社内勉強会を活用させていただいております。入社前から経営感覚と当社共通の価値観を共に学ぶことで、安心して入社していただけているようです。入社後も毎朝、先輩が自主的に新入社員のために勉強会を行なっているのはうれしいことです。

  • 一年目のスタッフもとても楽しそうに積極的に発表

    ザッツコーポレーション株式会社

    ザッツコーポレーション株式会社 
    藤内 義久

    社内勉強会を実施して六年になりますが、今ではなくてはならない大切な月一回の行事となっています。美容業の当社にとって、人と関わる能力は重要で、話す力、聞く力、理解する力を付けるうえでとても効果的です。
    各店舗の店長からアシスタントまでが一堂に会し、普段コミュニケーションが少ない人同士が考え方を共有できるよう、毎回異なるメンバーで八人一組、六つのグループに分けて勉強会を続けています。ワンフロアで五〇名近くが一斉にディスカッションを行なうさまは、とてもダイナミックです。
    おかげさまで会社全体の和と人間関係の向上につながっています。終了後、設問表を回収し、一人ひとりにメッセージを書いて返していますので、経営者との貴重な意思疎通の機会にもなっています。当初は一年目のスタッフには難しいのではと思ったりもしましたが、とても楽しそうに積極的に発表しており、良い刺激の場となっています。

  • 「お客様の役にもっと立ちたい」「会社の発展につなげたい」

    株式会社高橋商事

    株式会社高橋商事
    小松 武志

    私たちは、高知市でLPガス販売を営んでいます。
    経営理念の浸透、価値観の共有、自らが考え行動できる人財づくりを目的に、勉強会を行なっています。
    設問表を基に、お客様に喜んでいただけたこと、お叱りを受けたこと、社員が実際に経験したことを発表し、ディスカッションしています。毎回続けることで、プレゼンテーション能力が向上し、お互いの価値観や意見を尊重し受け止める力も身に付いてきました。社員一人ひとりの発想も豊かになったと感じています。
    意見がぶつかりあい、熱くなってしまうこともありますが、「お客様の役にもっと立ちたい」「会社の発展につなげたい」という社員の熱意と努力は、社員全員の良い刺激ともなっています。
    今後も「共存共栄の商売」を目指して、社外とのネットワークを今以上に構築し、勉強会の輪を広げながら、お互いが成長しあえる場にしたいと考えています。

  • 他社との合同勉強会によって社員の経営意識が高まった

    カート株式会社

    カート株式会社 
    石原 満

    弊社は、二〇〇四(平成16)年に創業しました。「関わる全ての人が幸せになること」という経営理念のもと、神戸市内を商圏として厨房機器販売業を営んでおります。
    「理念と経営」社内勉強会は、二年前から導入しています。ところが当初は少人数であったためか、意見が偏ったり、発言ができない人がいたりしました。
    そこで勉強会の活性化のために、他社との合同勉強会を企画しました。現在は、本社がある加古川市内を拠点に異業種企業四社が集まり、意見を交わしています。
    「お客様が喜ぶサービスとは何か」、そのヒントを得たり、他社の経営者とのディスカッションによって経営意識が高まったり、社員も大変刺激になっているようです。
    また、「承認」することの大切さを学び、積極的で自由な発言が増え、今まで以上に風通しのよい社風になってきました。
    主体性をもって学ぶ人財育成のため、設問表は若手社員が中心になって独自に作成しています。
    「職場をより良くしたい」という意識の高いメンバーでの勉強会は、モチベーションを高め合う非常に良い機会になっています。

  • 少しずつ経営感覚も磨かれ「考える社風」になってきた

    Jade

    Jade
    野村 和哉

    私たちの仕事は美容業です。技術職ゆえに専門的知識はありますが、経営感覚を磨く機会が少なく、視野が狭くなりがちでした。社員さんに、多くの情報に触れ、知識を養っていただきたくて勉強会の導入を決めました。
    当初は、活字に慣れていないせいか、要約力は低く、設問に対する回答も行数にして一、二行程度。雑な字を書く社員さんも何名かいました。でも勉強会に対する抵抗はなく、素直に取り組んでくれていました。
    あれから約六年。今では回答の内容も質が高く、用紙からはみ出るほどに記入してくれ、字も丁寧で読み手に「見やすいように」という思いやりをも感じるほどです。
    最初の三年間は、購読料は会社負担でした。四年目から「今後、自己投資として実費になっても続けていきたいですか」との問いに「続けたい」と言ってくれたことがとても嬉しかったです。
    仕事を終えてからの勉強会ですので帰宅時間も遅くなり心配でしたが、指示していないのに早朝を使い、時間をつくりだす工夫をしてくれました。徐々に経営感覚も磨かれ、「考える社風」になってきたと感じています。
    社員の皆さん、ありがとう。

  • 一人ひとりが「主役」になれるその環境づくりに最良な勉強会

    株式会社沖縄美健

    株式会社沖縄美健 
    本村 周一

    当社は、沖縄の健康食品の卸・通販を行なっております。毎月三〇〇〇名ほどの通販のお客様とは、顔の見えないやりとりです。その中で「いかに継続していただけるか」が非常に重要になります。
    そこで求められるのが、自らの考えでお客様のために行動するスタッフの「ホスピタリティー実践」です。
    社内勉強会は、我流ながら創刊号から継続してきました。最初は、あまり意見も出ず、輪読のみでしたが、回を重ねるごとに、「お客様にもっとできることは何か」「他社の事例から応用できるアイデアは?」など発表するようになりました。
    「意見が自由に言える」「真剣に聞いてもらえる」という環境ができたおかげで、業務でも、お客様視点に立ち、自発的な顧客満足活動を実践するスタッフが多くなり、それに比例するように業績も向上しました。
    勉強会が継続できているのは、運用の改善を重ねたからだと思います。その一つが業務時間内の開催に変えたこと。「勉強会は、仕事の一環である」と強く打ち出したことで参加者の意識を引き締めました。
    加えて「真剣にみんなで話し合う」という本質的な楽しさを感じ始めたことも大きいように思います。

  • “全員で学ぶ”ことの大切さを身をもって体験しました

    わが社は、太陽光発電の設備工事やカーテンのネット販売などを営んでいます。
    昨年六月より「顧客満足度ナンバーワン」とのビジョンを掲げ、勉強会をスタートしました。活字の苦手な社員さんには個別に事前勉強会など、幹部や先輩社員が粘り強くサーポートし、今では自分の意見や改善案を全員が自信をもって語り合える、笑顔の絶えない勉強会になりました。
    開始して三カ月経ったころ、お客様からお手紙をいただきました。その中には「組織の体制や役割分担ができていて手際が良い」「都度、施工確認のために声をかけてくれ安心できる」「猛暑であったのに、誰一人暑さのことを口にすることなく、人間性の高さを感じた」「最高のチームワークと高品質をもったプロフェッショナル集団」......、身に余るほどのたくさんの感謝とお褒めの言葉が綴られていました。元請け先からも感謝され、「模範の会社」として社内報の全国版に掲載していただきました。
    真剣にビジョンを掲げて取り組む中での成果に、みんなで涙を浮かべて喜び合いました。そして、全員で学ぶことの大切さを、身をもって体験することができたのです。

  • 社員から教わることも多くそのたびにスタッフの成長を実感

    株式会社CURE

    株式会社CURE 
    西河 就之

    わが社は、全社員が参加する月に一度の全体ミーティングの中で、社内勉強会に取り組んでいます。
    ミーティングの始まりは、必ず勉強会からスタートします。頭の準備体操にもなり、良い雰囲気でミーティングに入ることができるからです。
    実施して一番変わったのは、社内に熱気と仲間との一体感が生まれたことです。
    さらには、本を読む習慣や考えをまとめる力、発言する力、要約する力、傾聴する力がついたことや、スタッフ間によるコミュニケーションの活性化も実感しています。「何のための勉強会なのか」「どんな能力が身につくのか」といった目的を繰り返し伝えるからこそ、肯定的に前向きに取り組んでくれるのだと思います。
    一生懸命書いてくれた社員の設問用紙に、社長と幹部の二名で赤ペンコメントして返しています。各々の考え方や、ぶち当たっている壁を知ることができ、スタッフを知るうえで大切なツールとなっています。社員から教わることも多く、そのたびに彼らの成長を実感できて嬉しくなります。
    これからもスタッフが、それぞれの考えを発言する場・成長する場として活用してまいります。

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