導入企業の声

  • 「凡事徹底」を合言葉に経営者視点で意見を交換

    株式会社かんだ

    株式会社新商 
    中園 昭信

    私たちの会社は、「時代をリードする創造的企業として、社会に貢献しつつ、会社の繁栄と社員の幸せを実現します」を経営理念に掲げ、海外(中国、ベトナム、チリなど)から輸入した陶器鉢、水苔を販売しております。
    当初はグループ会社の幹部社員たちが集まり、「理念と経営」の勉強会を開催しておりましたが、二〇一二(平成24)年二月より、当社の社員さん四人にも各自で「理念と経営」を購入していただき、社内の五人で勉強会をするようになりました。
    「もっと深く経営者の立場に立った勉強会にしたい」という考えから、経営者の会の設問表を使用して勉強しています。特に、他社の事例から良いアイデアや改善策を自社に取り入れることができないかを考えながら、意見交換を行なっています。
    「こんな考え方があるのか」「この人はこんな考えをもっているのか」など気づきがあり、良いコミュニケーションの場となっています。これからも、「凡事徹底」を合言葉に学び続けていきます。

  • この勉強会をスタッフが楽しみにしてくれています

    名古屋市内で四店舗を営む美容室です。今年で創業六八年目を迎えました。「縁あって出逢った全ての人に感謝し、美の創造を通して幸せで夢が叶う会社を目指します」という経営理念を掲げ、笑顔とありがとうが溢れる店づくりを心掛けています。
    教育理念にもある「一に人格、二に技術」は先代からの教えですが、美容師という職業はまさにこの人格磨きが何よりも必要です。
    社内勉強会は経営感覚を身につけるだけでなく、人格育成をする場としてとても大切な時間と捉えています。私が作成した設問表をもとに、わが社の理念やあるべき姿を考えたり、他社との差別化の意見を発表するいい機会になっています。日頃聞けない意見や気づきが聞けるこの勉強会を何よりもスタッフが楽しみにしてくれており、以前に比べ主体性が増し、風通しのよい社風になったと思います。
    視野が広がり、自己の成長と仲間との結束力に繋がる社内勉強会を、これからも実践していきます。

  • 勉強会を通して、会社に一体感が生まれてきた

    株式会社オベロン

    株式会社オベロン
    野口 貴生

    私たちは鍼灸整骨院とデイサービスを行なっている会社です。社員数はパート・アルバイトをいれて三〇名になります。事業所が複数となっていますので、各院それぞれで勉強会をしています。
    経営者である私が社員さんと共に学びたいと思っているときに、研修の中で「理念と経営」の勉強会の活用法をお聞きし、始めることにしました。
    また、月に一度の院長会議前にも勉強会をしていますが、私が作成した設問で勉強会をしています。私が何を学んだか、各院長が何を学んだかを共有でき、自然と価値観も共有できてきたと感じます。
    今は理念の大切さを共有したおかげで、スタッフが理念ブログを立ち上げ、交代で毎日更新もしてくれています。この勉強会を通して会社に少しずつ一体感が生まれてきました。これからも学ぶ社風づくりを通して社内のみんなが成長する会社をつくり、社会にますます貢献する会社にしていきます。

  • 意見交換が活発になり、社内理念委員会も立ち上げた

    共和電機工業株式会社

    共和電機工業株式会社
    徳本 憲史

    私たちは大阪市淀川区で製造業を営んでおります。社歴は長く、あと一〇年で創業一〇〇年になります。長年大型変圧器の部品製造、組み立てを行なっており、現在は他に半導体製造装置の部品加工なども手掛けています。
    この勉強会を始めて、約一年です。それまで社内でのミーティングで意見を言う人が少なく、また、自由に意見を言うような雰囲気ではありませんでした。
    「理念と経営」には、他社の事例が多く掲載されており、自社に置き換えて考えることができます。他社の事例ですので、客観的な立場から自分の意見を述べるなど、本音で話すことができますので、活発な意見交換ができるようになりました。
    また、理念の浸透が会社経営にとってどれほど大切か、ということをこの勉強会で理解することができました。今では社内理念委員会も立ち上げて、社内の一体感をどのようにしてつくっていくのかを考えるまでになっています。
    勉強会を通じ、企業理念を一日も早く社内に浸透させなければいけないと思っています。

  • 社会人として人間としてのスキルを向上させる〝錬成道場〟

    当社は三〇〇年の歴史を誇る越中売薬の流れを汲む置き薬の会社です。富山藩時代からの教え「先用後利」を墨守しつつ、時代にあったサービスで中小企業の社長様の健康づくりと地域貢献をめざしています。
     社内勉強会では、設問表に沿って参加者全員が発表いたします。その際、一人ひとりの意見を傾聴する力、自分とは異なる意見に対しても理解できる力、適度な緊張の中で自分の意見を発表する力、そして担当の討議長は、さまざまな意見を集約しそれらの本質を見極める力など、社会人として人間としてのスキルを向上させる〝錬成道場〟となっています。特にお互いの意見を尊重し傾聴することについては、意識して取り組んでいます。
     回数を重ねる度に、自分とは異なる意見からも、気づきや学びを見いだせるようになってきたことが、現在までの成果だと実感しています。今後も自分自身のさらなる成長と地域社会に貢献できる社員育成のため、社内勉強会を継続していきます。

  • 違う部署の、違う視点で物事を考えると、新しい発見がある

    私たちの会社は、広島県福山市で自動車の販売修理業をしています。  社内勉強会を始めて三年が過ぎました。勉強会は社員もパートも合わせて七人ずつの三グループに分かれ、月に二回、設問表を使って行なっています。それまで考えたこともなかったようなことを問われたり、それぞれ違う部署の、違う視点で物事を考えたりして、新しい発見があります。誰もが意見を言える場になっていることも、良い影響の一つです。
     回数を重ねるごとに「われわれのあるべき姿とは」「自分たちはどうありたいか」を考えるようになっています。また、少しずつではありますが、いろいろなところで改善が見られるようになりました。
    「お客さまに悦んでいただくために」「お客さまに選ばれ続けるために」は、私たちの永遠の課題です。本誌を読んで、多くの方の経験や考えを自社にオーバーラップさせ、自社の強みを認識し、活き活きとしたお店を目指して、一丸となって進み続けます。

  • 「報・連・相・確の徹底」で明るい社風になりました

    株式会社かんだ

    株式会社かんだ 
    神田 千鶴子

    弊社は、陶器・厨房用品等を扱う飲食店様を、総合的にお世話させていただいている会社です。創業八四年を迎えました。専門的な知識・技術・人間力など、トータルで社員さんに身につけてもらうためと考え、社内勉強会を導入しました。
    始めて間もなく東日本大震災が起きました。全員で人としての在り方を深く考え、毎日をどう過ごすべきかを見つめるなかで、一点一点改善する社風が生まれてきました。「理念と経営」を中心に自分たちが成長し、行動する方向を指差してくれている「この形で間違いない」という自信が、少しずつ身についてきたと実感しています。
    かつては各部門で報・連・相・確の徹底が図れず、自分の仕事だけに意識が向いている社風でしたが、今ではコミュニケーションも良く、笑顔が多く、クレームが少なくなり、一人ひとりの表情が明るく変わってきています。
    他の業種の経営者さんの参加や、社員さんが設問表を作成し、レポートの回収と自主性も生まれはじめています。朝三〇分早く出社して勉強会を行ない、少しでも自己実現に近づくために全員で頑張っています。これからも、価値観の共有と経営感覚をもった社員さんの成長に向けて、共に学んでいきます。

  • 現場で感じるニーズや動向の意見・情報交換の場にもなっている

    私たちの会社は、「街を活かし人を活かす」を経営理念に掲げ、三重県北勢部を中心に建築不動産業を営んでおります。
    お客様にとってマイホーム購入は一生に一度のイベントとなるため、絶対に満足していただかなければなりません。勉強会では、他社の事例を参考に、お客様に喜んでいただくために自社でできる商品サービスは何か、などをディスカッションしております。
    少人数ながら事業内容は多岐に亘っていることから、日頃は時間のすれ違いも多く、業務の連絡・報告で終わることが少なくありません。月に一度の勉強会ではそれを補い、それぞれの現場で感じ取ったお客様のニーズの変化やライバル企業の動向などの意見・情報交換の場としても役立っております。
    勉強会後は、皆から出された意見、感想に社長が丁寧に目を通し、個人個人に返事やアドバイスをしています。勉強会を通じて出てくる意見や提案を、新しい商品や自社の経営にどう活かすかが、これからの課題です。

  • 「学び続ける組織」を目指して終日勉強会の日に切り替えました

    天鷹酒造株式会社

    天鷹酒造株式会社 
    尾﨑 宗範

    栃木県北部にて日本酒造りをしています。東日本大震災で被災し、醸造施設を一新したのを機に、季節雇用の杜氏さんを中心とした酒造りから、通年雇用の正社員による酒造り体制へと転換を図っています。
    組織が若返ったことで、理念も意識的に伝える必要がありました。そのため、昨年までは勤務時間後に自主参加での勉強会を開催してきましたが、思い切って今年より、第二土曜日を社外的には休業日とし、終日勉強会の日としました。
    まず「理念と経営」の勉強会を実施し、その後、担当者による新商品の開発状況、社外研修や展示会の報告、商品知識や弊蔵の特徴である有機米に関する勉強などを行ないます。普段話をすることのない人同士が同じテーマに向き合う時間は、チーム力の醸成にとても役立っています。みんなが普段と違う顔も見せてくれるのも勉強会の魅力です。
    「学び続ける組織」を目指し、これからは地元の勉強会や経営研究会の仲間にも講師役をお願いするなど、より広い視野で一人ひとりが自律できれば、やりがいのある職場となると考えています。

  • 会社全体を考えた改善活動が進み新入社員フォローにも一役

    当社は地域密着型、住まいのワンストップサービス(不動産・注文建築・リフォーム・一級建築士事務所)を提供しております。「理念と経営」の勉強会は部門・営業所別に行なっていましたが、昨年より全スタッフで行なうようになりました。目的はいい会社にするための改善提案です。違う部門のスタッフがチームを組み、リーダーが具体的な改善案を取りまとめ、それを会社へ提出していただいております。
    皆で全体最適を考えた改善に取り組むことで仲間意識が強くなりました。またリーダーの実力も向上し、幹部候補者育成にも繋がっています。現場から出る提案は鋭いものも多く、経営方針に採用されることも少なくありません。
    新卒の入社前、フォロー研修でも社内勉強会を活用させていただいております。入社前から経営感覚と当社共通の価値観を共に学ぶことで、安心して入社していただけているようです。入社後も毎朝、先輩が自主的に新入社員のために勉強会を行なっているのはうれしいことです。

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