導入企業の声
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一人ひとりが前向きな思考に変わっていった

ワルツ商事有限会社
三島 康太私たちは「お客様の喜びは我が喜び」を経営理念とし、島根県出雲市を中心に廃棄物収集運搬業を営んでいます。
共に学ぶ会を取り入れてからは、目標と価値観を全社員が共有できるようになり、より良い社風を目指して毎月楽しく実施しています。4チームに分かれてディスカッションをし、最後に各チームでまとめを発表する形式です。
導入当初は、まだみんな本を読むことや感想をまとめることが苦手だったため、設問表を未記入で参加するメンバーが大半でした。
しかし、各チームで声を掛け合いながら続けるうちに、社員1人ひとりが前向きな思考に変わり、「上司や部下の考え方や意見が聞けて楽しい」「何事にもチャレンジし自己成長したい」など嬉しい声が聞かれるようになりました。
社内ではさまざまな問題や課題が出ますが、目標を達成するための方法は1つではなく、そこに社員1人ひとりの仮説や工夫があり、諦めずに検証し続けることでさらなるお客様の喜びをつくり出すことができる人財へと成長できると確信しています。 -
世代を超えたコミュニケーションが生まれる

有限会社酒向自動車工業
酒向 勤馬車と馬橇の製造から自動車整備に至り、創業62年を迎えました。経営の勉強を始めたことで、社会の変化を社内の変化に、後継の変化を自分の変化に置き換えられるようになったことに、大変、感謝しています。
共に学ぶ会は仕事後に、工夫しながら続けていました。しかし、忙しいなか、会を行うことはつらいことに変わりはありませんでした。そこで社員の負担を最小限にと考えて、1日1問を交代で発表することにしました。朝礼のリーダーは、毎日のまとめを1週間行います。
設問の中から、若手は先輩に、年長者は新人に自分の思いを探し、伝えています。また、リーダーもまとめの落としどころを納得できる形で伝えられていると思います。
1日で理解できなければ1週間で、ひと月で無理なら次の号に題材を探します。
世代間のコミュニケーションの難しさは、社内、皆同じ課題だと思います。1日1問ですが、きっと突破できると信じて、これからも続けていきます。 -
「いつも楽しそうな会社だね」と言われるようになった

株式会社タケダ造園
竹田 和彦創業34年を迎える造園会社です。共に学ぶ会は今年で5年目になります。
会を始めてから社内でのコミュニケーションが圧倒的に増えました。それまで社内で指示命令以外の会話はほとんどありませんでした。しかし、回を重ねるうちに個性ある会話が行き交い笑顔溢れる職場へと変化していきました。
結果的に、顧客から「いつも楽しそうな会社だね」と言われるようになりました。また、経営用語が共有されることで、コミュニケーションのスピードが非常に速くなり仕事の効率に大きく貢献しています。
会のやり方も少しずつ変えていき、現在は司会を交代制にし、設問も交代で作っています。グループで出た素晴らしい意見は、ピックアップし蓄積することで商品開発や職場環境整備のヒントにしています。また、取引業者の職人さんを隔月で招き、一緒に勉強しています。
『理念と経営』は全員が目を通せるように、朝礼時に交代で朗読をしています。今後は他の会社と共同開催し、たくさんの視点から情報交換できるように計画をしています。 -
社内に笑顔が増え、全員が仕事に誇りを持てるようになった

有限会社松山自動車
中 俊二郎当社は、今年で創業55年を迎える街の自動車整備工場です。安全安心を第一に、地域の皆さんの車に関すること(車検を中心に自動車販売、保険など)をワンストップで対応できるショップとして営業しています。
会を始めるまでは、お客様には喜ばれるけど、社員さんには働く喜びを感じてもらえない、そんな状況が続きました。これでは会社は成長しない、何とかしなければと思ったのが、共に学ぶ会を始めたきっかけです。
当初はやはり苦労がありました。反発や照れで表情が強張っている、話が弾まない、リポートも空白が目立つなど。
皆の緊張が和らぐよう配慮したり、事前にリポートを提出してもらいコメントを添えたり、工夫しながら回を重ねていくうちに発言が増え、会社として社員としてどうあるべきか考えが共有できるようになりました。そして同時に、日頃のコミュニケーションも良くなったことを思い出します。
自然と社内に笑顔が増え、社風が変わり、皆仕事に誇りが持てるようになったのは、この会のおかげです。
人の成長が、会社も人生も変えるという信念のもと、これからも勉強会を続けるつもりです。 -
経営理念の浸透に役立ち価値教育になっている

和新工業株式会社
森 茂博当社は創業46年の金属製品の製造業です。「安全とお役立ちの提供」による社会貢献を経営理念とし、お客様の問題解決パートナーになることをスタンスとして事業を行っております。
この会を始めて7年になります。スタート時は管理職が中心の勉強会でしたが、現在は全社員20名で行っております。他社の勉強会を参考にして、現在のわが社のスタイルとなりました。
会では、あらかじめグループメンバー、グループ討論をする設問、リポート提出の設問を案内しておきます。当日は事前に読んできた設問に関し、討論を行い、グループ発表で討論内容を全員で共有します。
終了後、まとめのリポートと3つの設問に関し、各自の学び、気づきをリポートとして提出してもらいます。そのリポートに対し、私が赤ペンでコメントを入れ、返します。
以前はリポートの内容は感想文が多かったのですが、最近は自分自身の気づき、課題の把握等の内容に進化しました。コミュニケーションの活性化、経営理念の浸透に役立っており、価値観教育になっていると実感しています。 -
"いいこと"を共有することでお店の社風がつくられる

株式会社HBH
久保 愛実弊社は、兵庫県高砂市と加古川市に美容室2店舗を経営している会社です。価値観を共有することでみんなが成長し、さらに会社をよくするために社内勉強会を導入しました。
勉強会の場を通して、普段意識せずにそれぞれがしている"いいこと"の共有ができています。これがお店全体の社風をつくり、お客様の居心地のよさをつくっていると思います。
例えば、お客様のシャンプーを終了した際に「お手洗いは大丈夫ですか」と1人の社員は確認しています。しかし、そのお声掛けがまったく頭になかった社員もいます。それが共有されて今では全員が「お手洗いは大丈夫ですか」と伺うようになりました。
お客様からもそんな小さい嬉しいこと、痒いところに手が届くことを褒めていただいています。
また、新入社員にとってもこの時間はより多くの社員たちの考えを聞けるので、会社全体の価値観や雰囲気がすぐに伝わっていると思います。
これからも社内勉強会の時間でよりたくさんのことを共有し、HBHに関わるすべての人が幸せになるお手伝いができたらなと思っています。 -
もっと社内勉強会を有意義な時間にしたい

株式会社中村工務店
橋浦 さよこ弊社は、長崎市に本社を置き、住宅のリフォームを専門で行っています。
社内勉強会を始めて3年目になります。最初は営業部長が1人で呼びかけをし、グループ分けを行っていました。その頃は設問表が埋まらないままで参加しているスタッフが多い状態でした。また、何のためにしているのか、わからないという声もよく耳にしていました。
しかし、継続していくうちに、もっと社内勉強会を有意義な時間にしたい、という思いを持つスタッフが出てきて「社内勉強会委員会」が生まれました。
そして現在は、「前向きな言葉を使う」「人の意見を否定しない」というルールをもとに、社内勉強会委員会の人たちで自社に合った設問を作成して、全スタッフでリーダーを順番に回して、設問表にコメントを書いて添削しています。
最近は1時間の勉強会の後にみんなでお昼ご飯を食べるようにもなりました。勉強会では笑い声が聞こえてくるときもあり、社内勉強会を有意義な時間にすることができています。 -
勉強会は自社の理念を深める大切な時間

サロンドポプリ
田中 久美子2018(平成30)年3月に創業30年を迎え、2年前に念願の2店舗目をオープンしました。トータルな美を追求し、心・体・技をコンセプトとした美容室づくりを目指しています。
社内勉強会は私が受講した研修で紹介されていたことがきっかけで、7年前から導入しています。
この7年の間にはスタッフの入れ替わりもありましたが、勉強会は自社の理念と照らし合わせ、深めることのできる大切な時間だと感じています。
スタッフの設問表は回収し、私からのコメントを書いて戻すことで私の思いも伝えることができています。次第にスタッフが順番にリーダーを務めてもらい、グループごとの発表もしてもらうように工夫しています。
最初はやらされ感満載で発言も少なかったのですが、今では設問に対して自分の考えやそこでの気づきや学びをどのように実践していくかを具体的に発表できるようになりました。
やはり、どんなことも継続は力なりですね。 -
勉強会を始めたことでアットホームな雰囲気が生まれた

東栄株式会社
大塚 康広当社は1945(昭和20)年に創業し、住まいの水回りを中心に、電気・空調設備に関した工事とメンテナンスを行っています。
2010(平成22)年に参加した外部の研修を機に、社内勉強会を導入しました。現場と事務所のコミュニケーションを図ること、そして経営感覚を身につけてもらうことを目的に始めました。
初めは堅苦しく、ぎこちない雰囲気でした。設問表への記入が少なく、発言も少なかったと思います。しかし、勉強会を続けるうちに社員さん1人ひとりの発言が徐々に増えてきて、お互い本音で話せるようになりました。
最近ではお互いに問題提起をし、それを共有し合える場になってきています。また、お客様から、「以前と違ってアットホームな雰囲気でいいよね」とおっしゃっていただけるようにもなりました。
勉強会では社員さんが持ち回りで司会をしています。設問表の各項目に必ず「仕事で生かせることは?」「明日から使えることは?」といった文言を入れる工夫をしています。そこで出た意見を生かすために、勉強会後に社内ミーティングを実施しています -
仲間の意見を真剣に聞くことで認め合う気持ちが芽生えた

丸正運送株式会社
宮脇 貢当社は、お客様の問題を解決するために、1人ひとりが物流のプロであることに誇りを持ち、必死で誠実な対応をすることで、周りに「喜び」「笑顔」「安心」を届けています。
勉強会は「我夢社楽」と名付けています。由来は、「我」=自分の気持ちに誠実に。「夢」=自らの夢の実現のため。「社」=社員みんなの幸せのため。「楽」=率先して仕事を楽しむことです。
勉強会を始めた頃は、「何するの? 勉強? 無理やわ」。そんな状況から8年がたちます。人前で自分の考えを言うことすら抵抗があったあの頃から思い返すと自分たちの成長を実感できます。熱くなりすぎて喧嘩することもありましたが、今は言い合いになってもお互いを認め合う気持ちが芽生えたように感じます。
社内勉強会を通じて今より1歩前へ進むため、これからも仲間と共に勉強会を継続していきます。








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