導入企業の声
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人生一〇〇年を 生きるために
株式会社遠藤製作所
遠藤裕之『理念と経営』を使った共に学ぶ会を始めて、一年が経ちます。「人生一〇〇年」といわれ始めて、会社を六五歳で退職しても残り三五年。その後の人生をどう過ごすのかということを考え、三五年ものんびり過ごすのはどうかと思いました。退職後はそれぞれ、「起業家、経営者になろう」ということで、『理念と経営』を利用して、共に学ぶ会を始めました。 共に学ぶ会では設問表に沿って、一つひとつ、全員が自由に意見を述べるようにし、お互いの主張を批判しないことをルールにしています。 いろいろな業種の方の経験がとても参考になる『理念と経営』。共に学ぶ会の成果が今の仕事上の問題にも生かすことができればと期待しています。一年やり続けたことで、少しずつですが、参加者には経営感覚が芽生え始めてきたことを感じています。普段の仕事においても会社方針に従い、目標に向かってリーダーシップを発揮して行動が出来てきました。実際に身に付けるにはまだまだ時間がかかります。共に学ぶ会を通じて根気よく学び続けたいと思います。
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一人ひとりの違いを 力にできる職場へ成長
株式会社プロデュース
園川輝美私たちは認知症の方専門のデイサービス施設として、二〇一四(平成26)年に開設し、五年目を迎えました。二〇歳~七一歳までの幅広い年齢層が勤務している職場です。 専門知識だけでなく、それぞれが「何のためにここで働いているのか」という働く目的とこれまでの背景を知ること、そして私たちの職場が「何のために存在しているのか」「何を目指しているのか」を理念で示し、理念実現に向けて共に学び共に成長し、人間力を高め合うことを大切にしています。 一七(同29)年六月より、毎月のミーティングの際に「共に学ぶ会」を取り入れました。読書が苦手なスタッフが活字に慣れてきて、自分の考えを深め、それを人に伝えることができるようになり、そして人の考えを受け入れる力が高まったと感じています。それによって一人ひとりの違いを力に変えられる職場に成長しています。 これからもさらにその力をつけていき、環境を整えここで働いてみたいという会社を全員で創っていくために、「共に学ぶ会」を継続してまいります。
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理念が浸透し、互いを 尊重し合うように
有限会社小山生花店
小山淳一当社は新潟市で生花販売業を営んでおります。一九二三(大正12)年に創業し、今年で九七年目を迎えます。
経営理念は「綺麗な花を通して多くの人達に『夢』や『感動』を与え続けます」です。この理念のもとお客様にいかに喜んでいただけるかを毎日考え、作成、配達をしております。
共に学ぶ会を始めて、四年目になります。始めた頃はやり方もわからず、設問表の一問だけを題材にし、お互いの考えをただ発表し合っていただけでした。
最近では、設問に対する考えが深まり、四行では書ききれなく、設問表の裏に書いている社員もいるくらいになりました。考える力がずいぶんついてきたのだと実感いたします。
また、導入してよかった点は、経営理念が浸透し、考えの質や幅が広がり、お互いを認め、尊重し合うことができるようになったことです。
これからも学ぶ会を定期的に開き、社員さんと共に多くの学びを深め、価値観を共有しお客様の喜びを第一に考え、「夢」や「感動」を全社一丸となってつくり上げていきたいと思っています。
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業界の常識に縛られない 柔軟さが身についた
資産経営相談所株式会社
高橋博章私たちは主に金融資産や不動産の活用や組み替えを通して、相続対策のコンサルティングを行う会社です。
ビジネスに関する雑誌はたくさん読んできましたが、内容が大企業に偏っていて、実務には反映させにくいと考えていました。
そんなときに先輩経営者からの紹介で出会ったのが『理念と経営』でした。初めて本書を手にしたとき、これは私たちの会社のために作られた本ではないかと錯覚するくらいの衝撃でした。
共に学ぶ会は、始めて三年目になります。場所は自由な意見が出るよう、会社ではなく、環境を変えてカフェで行っています。
魅力的な記事が多い中、特に企業事例研究を中心に、一時間の勉強会を開いております。勉強会では、記事から自社に取り入れられることはないかを、徹底的に討論しています。
結果、業界固有の常識に縛られない、柔軟な行動が取れるように変化してきました。
今後も顧客から支持され、仕事を通じて社会を良くするために、学び続けていきます。
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お互いの考え方がわかり、 人間力がつく
有限会社メディカルコミュニケーション
船渡川 信幸当社は群馬県高崎市で接骨院、鍼灸院を経営している会社です。「健康、感動、幸せを全ての人に」という理念のもと、従業員一三名、三院を展開し、今年で二二年を迎えます。 個人院から始め、スタッフが増えていく中、これまでと同じ方法で、新人スタッフに教え、またベクトルを合わせていこうとしてもうまくいきませんでした。 そんなとき、ある研修を受講したところ、理念の大切さに気付き、勉強会を始めました。しかし、スタッフから「技術の時間を増やすべき」との意見が出て中止になりました。 その後、他院の先生から、共に学ぶ会のことを聞く機会があり、二年ほど前から再開しました。 私たちの業界は、「技術が全て」というような考えがありますが、それを使うのは人間で、その人の考え方しだいで結果が変わります。 スタッフから「お互いの考え方がわかり、人間力がつく勉強会になっている」との声が聞けたとき、諦めないで良かった、と感じました。 会を行っている第四水曜日が自己成長の時間になり、地域社会、会社、スタッフに喜んでもらえるようにこれからも継続していきたいと思います。
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社内のコミュニケーションが 良くなった
株式会社CASA
西山相在弊社は京都市内で二店舗のスペイン料理店を経営する、社員五名、アルバイト二五名の会社です。 共に学ぶ会を導入したきっかけは社員さんの成長のため、読書の習慣や、人前で自分の考えを発表する機会を設けようと考えていたからです。購読していた『理念と経営』を社員さんに配り、共に学ぶ会を始めました。 私を含め社員さんとパート一名の計七名で月一回のミーティングの際に三〇分ほど、あらかじめ設定した設問一つを埋めてもらい、各自発表後、それぞれの発表に対してどう思ったか意見交換を行っています。 設問もできるだけ受け入れやすい内容を選ぶようにしています。
共に学ぶ会によって少しずつですが、社員さんたちは自発的に問題の解決を図るようになったり、情報の共有や相談が増え、コミュニケーションも良くなっています。
中には『理念と経営』をしっかり読み込み、設問を全部埋めて、その内容も前向きで模範となる取り組みをされる方もいます。
これからも共に学ぶ会を継続し、皆の成長を支えていきます。
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自己実現のために何が 必要かを考える機会
株式会社R.company
田渕佑季弊社は創業一五年を迎える整骨院・鍼灸院で現在二店舗を運営しています。健康増進業として位置づけ「鍼一本に心をこめ、手二本で命を吹き込む」を経営理念に掲げています。
共に学ぶ会を始めて、今年で六年になります。当初はあまり活発でなく、ただ勉強会を行っているにすぎず、深い意見も出ませんでした。
回を重ねるごとに、一人ひとりの考えや、仕事に対する〝念い〟を共有できる場になりつつあります。この〝念い〟を共有することで、経営理念を重んじる社風をつくれるように日々成長を続けています。また、設問表を提出しメッセージが返ってくるのも毎回楽しみです。
共に学ぶ会は、患者様のニーズは何かを考え、経営理念の重要性を学び、自己実現には何が必要なのかを考えるとてもいい機会になっています。
今後も患者様の喜びの創造、経営理念の実現、自己実現のため、成長できる〝学びの場〟として共に学ぶ会を行ってまいります。
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偉大な先輩方の経験に 勇気付けられる
株式会社都工業
奈良宏美弊社はビジョンに「日本中の職場を上機嫌にする!」を掲げ、「働く人の笑顔創り」の経営理念の下、「ものづくり系企業への総合人材サービス」の提供を主な事業としています。
新入社員として入社し、五年目を迎えます。毎月会社から『理念と経営』を配布していただき、記入した設問表には社長自らコメントを入れてくださり、それを社内で読み合わせ、学び合うという贅沢な体験を積み重ねてまいりました。
私にとって『理念と経営』は、バトンのように感じています。その時々の課題を抱えながら、ヒントはないかと時にはすがるような気持ちでページをめくるたびに、毎月新たな発見があり、偉大な諸先輩方でも多くのことを乗り越えて今があるのだと勇気付けられます。そして、「今私は頑張るときなのだ」と誌面に出てくる名言一つひとつがバトンのように繋がれて、自分の元に届いているのではないかと感じるのです。
これからもエールをいただきながら、私自身も誰かを勇気付けられるような仕事ができるよう『理念と経営』を携えて、学び実践し続けてまいります。
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経営理念への理解が深まり、 一体感が増した
株式会社ミクセル
島 幸司弊社は大学等の研究機関へ研究機材を販売する研究支援事業と、リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」を提供するヘルスケア事業の二つの事業を行っております。
共に学ぶ会を導入して五年半が経ちます。導入して良かったなと思うのは、経営理念への理解が深まり、社員さんが年度方針や各施策に以前より共感し、協力してくれるようになったということです。これは共に学ぶ会を通じて社会の問題や他社の事例などに触れ、考える機会が増えたことによって、年度方針の意図やその背景を理解してくれるようになったからだと思います。
また、研究支援事業では広島本社と東京支店の二拠点があるのですが、当時は拠点間で意見が衝突することもよくありました。しかし、共に学ぶ会を、拠点を超えて実施(Web会議システムを活用)してきたことで拠点間の相互理解もずいぶん深まり、意見交換もスムーズにできるようになりました。今後も新しい工夫を取り入れながら継続していきたいと考えています。 -
会社が抱える課題を 改善する取り組みにも発展
クリエイティブ・エージェント株式会社
藤村旭弘弊社は、店舗建築の立地開発からメンテナンスまでワンストップで総合的にサポートする会社です。
毎月一回、全社員で『理念と経営』を用いて共に学ぶ会を行っています。設問表の中から二問程度選択し、同じ設問に対してそれぞれの考えをまとめ、発表とディスカッションを行っています。一人発表すると他の人はそれに対して、どう思ったのか、どう感じたのか、自分はどうなのかといった内容を発表し、自然と一人ひとりが自分の考えを発信できるようにしています。
いろいろな意見が飛び交い、自分とは異なる視点からの考えに触れることができています。また、弊社が抱える課題や問題点を全社員で考え、細分化し、各担当に分かれて改善していく取り組みも実施しています。
全員が幸せになれるよう、お客様から選ばれる会社にするため、全社員が同じ方向に進んでいます。今後も継続して取り組み、多くのことを学び続けていきます。