参加者の声
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年二回、支部を超えて集まることで新たな出会いや経営の発見がある
徳島・高知地区
金村 盟徳島ブロックでは、長年、お正月とお盆の年二回、全支部に声掛けし、「徳島ブロック 経営者の会」として、メンバーのお店で勉強会・懇談会を開催してきました。昨年からは、学びの仲間を増やすために、徳島市から遠隔地の郊外にて年二回、平日の夜に開催しています。
いつもの支部のメンバーとは違った学びの場には、メンバーの社員さんや取引先の経営者さんたちの参加もあり、とても新鮮です。新しい学びの仲間と話すたびに、新しい経営の発見があります。
勉強会後の懇談会では、各社の社内勉強会や、異業種ながらメンバーの会社同士の社員さんが主催する合同勉強会の報告などが行なわれます。各支部の支部長の発表だけでなく、いろいろな切り口から学べるため、経営に対する考え方が深まっています。
徳島ブロックでは新しい支部の設立が進みつつありますが、今後は高知でも開催できるよう、まずは有志による経営者の会の開催を支援し、学びの輪を広げていきたいと思っています。 -
経営者だけでなく社員さんにとっても成長の場です
広島支部
梅田 正昭私たち広島支部は広島経営研究会を母体に、理念委員会が中心となって勉強会を開催しています。年度方針で会員参加率50%以上を掲げておりますが、経営者の皆さんはご多忙ですので、社員さんの代理出席を認めるようにしたところ、幹部社員さんから新入社員さんまで幅広く集まっていただき、会の活性化につながっております。
先日、業務時間外ということで躊躇していたのですが、思い切って弊社社員さんにも参加してもらいました。感想を聴くと「意識が180度変わりました!今までは自分のことしか考えていないことに気づき、これからは会社全体のことにも意識を向けていきます。社長の思いを形にするのが私の役目です」と、頼もしい言葉が返ってきました。刺激を受け、心なしか顔つきも変わってきたように思います。
このように経営者だけでなく社員さんの成長の場でもある素晴らしい会を、たくさんの方に周知し、参加者を増やして活性化することが私の使命です。 -
一つの設問から経営相談、人生相談へと発展
西村支部
菊 早苗私たち、西村支部は月に一度、二時間程度の勉強会を行なっています。西村支部の特徴は会社訪問も兼ねて、毎月メンバーの会社を順番に巡り、勉強会を開催していることです。
実際に会社を訪問し、社風を肌で感じることでたくさんの気づきや学びがあると同時に、来ていただいた際には豊富なアドバイスをいただくこともできて本当に感謝しています。
基本は設問表に沿っての勉強会ですが、一つの設問から話が広がり、時には経営相談、時には人生相談へと発展することがあります。普段なかなか相談できないようなテーマを全員で真剣に議論したり、アドバイスし合ったりでき、この勉強会ならではの貴重な時間です。
定期的に勉強会後に懇親会も実施しています。回を重ねるごとにメンバー同士の交流も深まり、いつも笑いが絶えない、あっという間の二時間を過ごしています。 -
お互いの成長が認められる素晴らしい勉強会になっています
伊勢ファースト
加藤 光一私たちの勉強会は、2010年(平成22年)に異業種交流会の要素も含める形で始まりました。開始以来、一回も休むことなく毎月続いています。チューター(進行役)は、毎回、代わります。基本的にチューターが自由に進める権限をもっています。
チューター自身が掘り下げたい設問に時間をかけるため、二時間で五問まで終了することは少なく、時には二問で終わることもありますが、経営者それぞれの設問に関する価値観が表れ、白熱した議論となることも珍しくありません。とても面白く充実した時間です。議論が活発に交わされるかどうかは、チューターの腕(質問力)の見せ所でもあり、毎回、工夫が見られます。
初回からのメンバーは四人ですが、八月号では、社員さんの自律が議論の争点となり、「○○さんは、当初と考え方が全く変わった! 〝ボスシップ〟から、社員さんの自律を引き出し、社員に任せる経営に大変化しましたね!」と、全員で深く納得する場面がありました。お互いの成長が認められる素晴らしい勉強会になっています。 -
設問の答えに、会社での悩みや問題が含まれている
茨城鹿行支部
内野 優士私たち茨城鹿行支部は、二〇一四(平成26)年11月に6名の学びの友が集まりスタートしました。現在は14社19名の仲間と共に勉強会を開催しています。
勉強会での一番の気づきは、「設問の答えに、会社での悩みや問題が含まれていることが多い」ということです。それを仲間と共に深掘りすることにより、悩みや問題の真因に近づくことができ、解決の糸口が見つかります。
今後は「理念と経営」の勉強会だけでなく、『幸せの心理学』を使った勉強会や鹿行支部独自の企業事例研究をプレゼンするなど、さまざまな角度から問題を考えられるようになるために、学びの幅を広げていこうと考えています。
これからも、個人の学びや気づきで終わらせるのではなく、自社の経営に落とし込み活用しながら、会社の成長・発展、そして地域の活性化にも繋げられる勉強会を創り上げ、仲間と共に学び続けてまいります。 -
ノウハウではなく人が生きていく上での道を学ぶ
東京西多摩支部
石川 義郎東京西多摩支部の目的は、「本を学ぶことにより自身を磨くこと」であります。目に見える知識や技術といったノウハウではなく、人が生きていく上での道を学ぶことに重点を置いております。
原則として毎月第三火曜日に集まり、本誌を通して学んだ気づきをシェアすることはもちろんのこと、日ごろ会員が抱えている具体的な問題や悩みをざっくばらんに話すことにより、問題解決の糸口となる場を目指しております。
お陰さまをもちまして今年で七年目を迎え、会を重ねるごとに会員同士の絆も深まっております。昨年は会員同士、家族も含めて一泊で会員の運営するキャンプ場に行き、楽しいひとときを過ごしてまいりました。
これからも会員の自発的な学びの場として健気に細く長くこの会を続けていければと思っております。今後とも会員をはじめとする関係者の方々からの変わらぬご愛顧、ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。 -
職種の違う立場からの考え方や思いを聞け、大変勉強になります
下関支部
河崎 ゆみ子われわれ下関支部は下関経営研究会の「理念委員会」中心に勉強会をしています。「理念と経営」創刊当初から経営者の会として勉強をしてまいりました。職種の違う立場からの考え方や思いを聞けますことが、大変勉強になります。
そして、その勉強会から各会社や地域の経営者グループをつくり、それぞれの質問内容で勉強をしています。目的は、経営者におかれましては経営者としての質をより高め、より良い企業にするため、社内勉強会におきましてはよりよい会社にするため、そのために個人の成長を目的としています。各々違う立ち位置で学び、お互いを理解し合い、コミュニケーション能力を高める、そういった人との関わりの大切さも教わりました。
この度、宇部市にお住いの経営者を中心に宇部支部を立ち上げます。下関支部と交流しながら地域の活性化を目指し、より良い街づくりのお手伝いをしたいと考えます。これからもいろいろな地区の皆さんと一緒に勉強をさせていただきたいと思います。 -
毎月の学びが企業の絆を結び、お客様の真の喜びを実現していく
原支部
原 文典私たちの支部は、理念や価値観を共有する企業群の編成を目的として、二〇〇九(平成21)年六月より、弊社の仕入れ先や外注先の企業経営者を対象に勉強会をスタートさせていただきました。
日創研さんを受講されていない経営者の方も参加となりましたので、不安を抱えておりましたが、いざ開催日を迎えると、設問にしっかりと向き合いコメントをされ、自社の経営に真摯に向き合っている姿に、うれしくなったことをよく覚えております。
現在では学びの必要性がメンバーに浸透し、それぞれの経営者の発表後、業界の違いからさまざまな視点でのアドバイスや議論が本音で行なわれるようになりました。そのような議論を毎月重ねる中で相互理解が深まり、絆が生まれてきたように感じております。
今後はこれまでの成果をさらに深掘りし、仕入れ先や外注先の皆様との絆で結ばれた企業群として価値づくりを行ない、それぞれの強みを活かしながら、お客様の真の喜びの実現を通して、共に栄える関係の実現を目指してまいります。 -
本音で語り合う場に、新たな気づきや、希望が生まれる
南大阪 鈴木支部
鈴木 欣昭私たち鈴木支部は、南大阪経営研究会のメンバーを中心に現在一二人で構成されており、月に一度、二時間の勉強会を開催しています。
勉強会は設問表に沿って進めていますが、「13の德目」朝礼の要素を取り入れ、仲間の発表に対して要約、承認、感想を述べた後に自らの発表を行なうようにしています。このように進めることで、自身の発表がさらに深まり、聞いている仲間も新たな気づきを得ることができます。
またメンバーの業種が、美容室経営・美容商材卸業・美容室デザイン会社と、全員が偶然にも美容関係ということで、せっかく月に一度集まるなら、設問表に沿った進行だけでなく、毎月二人から「自社が抱える問題」「経営者としての悩み」などを発表してもらい、お互いにアドバイスし合う経営相談的な時間も設けています。
経営者ほど自身の考えに囚われたり、本音で相談できる相手がいなかったりしますが、この勉強会の場が未来への希望の場となるよう今後も継続してまいります。 -
各社の問題を全員が真剣に協議しさながら社外役員会のよう
東京都調布支部
炭屋 昭弘調布支部は二〇〇七(平成19)年二月から五人でスタートし、本年六月で八四回を迎えました。メンバーは一〇人になり、三〇~六〇代と幅広い年代で構成されています。特徴は①女性経営者が四人、②二代目経営者が五人、③創業者が三人、④一部上場企業の管理職が参加されている、などです。
ポイントは自社の経営理念と設問に沿っての討議を基本とし、必ず全員がフィードバックしていることです。一〇人の経営者がいますと、一カ月間で各社にいろいろなことが起こります。その問題解決に全員が真剣に協議して一定の方向性を出すことは、当事者でない人にも大変参考になります。各社とも、社長に諫言する人は少ないと思いますが、さながら社外役員会の様相です。その際、大企業の意見も非常に役立っています。
二年に一度は、会員各社を訪問して勉強会を開催しており、現状を見てアドバイスできるため、効果が上がっています。五年前から無償で時間外に会場を貸していただいている三井生命様には深く感謝しています。
今後も当会の各社が経営理念の実践により、ますます繁栄されますことを願ってやみません。