地区大会の様子

理念が伝統を創りビジョンが事業を革新する

東海地区では、二〇一九年三月一七日、日創研名古屋研修センターにおいて、「支部長勉強会」、「理念と経営を学ぶ会」を同時開催させて頂きました。昨年に引き続き今回で二回目の開催となります。愛知、岐阜、三重、静岡の各ブロックの支部長を中心に、オブザーバー参加を含め、三五名の方が集まりました。


第一部の支部長勉強会では、大秦副会長より、松下経営哲学の考えを基に、経営に対する志を講義いただいた後、勉強会が経営者の衆知を結集する最高の学びの場あること、自由な発想で勉強会を運営することで、自己の成長と共に地域の活性化に大きくつながることになると熱く語っていただきました。
第二部の「理念と経営を学ぶ会」では、株式会社たこ満 代表取締役 平松季哲氏より、質疑応答を織り交ぜた講義いただきました。冒頭に、「あなたの会社はあと何年もつと思いますか?」という鋭い質問に一人ひとりが考えさせられる時間となりました。平松氏が勉強会を立ち上げた経緯は「地域の商店を守る」という念いからで、一人ひとりの悩みや課題を聴く場が今の勉強会の大きな根幹になっているのだと話されていました。特別なことはやっていない。継続して積み重ねた結果だということでしたが、二〇〇六年二月から一度も休むことなく百五三回開催し続けている事に凄みを感じました。また終始、立ったままお話する平松講師の姿に感銘を受けました。


第二回の大会を開催させて頂き、あらためてこの会の重要性に気づかせて頂きました。「理念と経営を学ぶ会」は全国の多くの経営者の志を高め、今後の日本経済を発展させる原動力になる貴重な場所です。その目的、在り方を周知することが私たちの役割だと再認識させて頂きました。
開催にあたり、ご支援いただいた皆様へ心より感謝申し上げます。

   東海地区 地区会長 近藤 佳樹
   (報告者)事務局長 堀 祐輔 

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