地区大会の様子

山陰地区大会 : 講師 木野 親之 会長

2014年度「理念と経営」経営者の会 山陰地区大会 報告書

大会テーマ:「この大競争時代、中小企業の強みを生かした王道の経営は?~松下幸之助翁ならこう応える!~」
週末の台風襲来が心配される前の10月8日の水曜日、鳥取県鳥取市において第3回山陰地区鳥取大会が、木野親之会長をお迎えして盛大に開催されました。
当初は50人でもいいから、是非開催したいとの話からスタートしましたが、鳥取市で活動を続ける千村支部、北垣支部を中心に沢山の呼びかけをいただき、当日は210名という当初の予想を遥かに上回る多くの経営者や社員さんをお迎えして開催することができました。


参加者:210名

開催テーマは、「この大競争時代、中小企業の強みを生かした王道の経営は?~松下幸之助翁ならこう応える!~」を開催テーマとし、前半は木野会長の経営問答、後半に今回のために実行委員会メンバーで考えた設問についての討議を行いました。
経営問答は、事前に実行委員会でお伺いする内容をまとめて、参加者を代表して質問をする形をとりました。経営の成功の3条件、問題社員の処置の仕方など、多くの経営者が抱える問題を取り上げました。木野会長の問答には、参加者の皆さんがわかりやすいようにお応えいただき、皆さんが経営理念の浸透の必要性を感じていただいたと思います。
討議は9月号の企業事例研究から株式会社サラダコスモ様の記事を読んで、記事のタイトルである「いい人生観は いい経営理念をつくりいい商品を生む」について5~6名の参加者で討議を行いました。その場で初めて出会った人同士の討議でしたが、真剣に向き合う雰囲気が自然とでき、実に良い空気感の中で進み、参加者からはこんな感じで経営の話ができたことが凄く良かったという感想をいただきました。

今回の大会で一番良かったことは、途中でお帰りになる方が殆どいらっしゃらず、最後まで皆さんが熱心に参加されていたことだと思います。途中で帰る方を無くす方策をいろいろと考えますが、一番はお誘いする方が、大会の目的をしっかりと伝え、最後まで聞いて欲しいということをきっちり話しておくことではないでしょうか。今大会の実行委員長は、株式会社ちむらの千村社長にお勤めいただきましたが、この点を丁寧に支部メンバーにお伝えいただき、お誘いしていただいた結果だと感じております。
更には、当日30名のスタッフで運営いただきましたが、実に準備周到で手際よく準備から、受付や誘導、大会の進行、かたづけまで順調にできたと思います。これも、実行委員会メンバーで何度となく打ち合わせを行い、当日を迎えた成果と思います。


また、木野会長からは大会のまとめで、「こんなに熱心に皆さんにお話を聞いていただき、真剣に討議をいただけたこの大会は、お世辞抜きで今年一番であった。」と最大の賛辞を頂戴できましたことは、時間をかけて準備をしてきた実行委員会メンバーへの何よりのご褒美となりました。

アンケートでも、97%の方から参加して良かったとの評価をいただきましたが、実際に経営者の会に参加したい、説明が聞きたいと回答のあった方は8名でありました。今までの3回とも拡大になかなか繋げられていないことが課題でもあります。
この貴重な方々のアプローチを進めて、一人でも多くの経営者の方といい会社づくりを目指して今後も山陰地区で経営者の会を継続していきたいと思います。皆様方のご協力に感謝し、報告とさせていただきます。


「理念と経営」山陰地区会長 伊田武志
  同 地区大会 事務局長 井上雄介

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