6月号読みどころ(2)

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6月号      
     『  松下幸之助翁を語る  』
   神蔵 孝之 様  VS  木野 親之 先生
______________ P6~P13 __

6月号の木野親之先生の連載対談は、
イマジニア株式会社 代表取締役社長
神蔵孝之様との対談です。

神蔵孝之様は、松下政経塾の2期生です。

松下政経塾といえば、
政治家の方々の名前を思い浮かべますが、
「日本の新しい国家経営を推進する
指導者の育成」として、為政者、企業経営者、
教育者など各界の指導者を育成、
輩出されています。
(卒塾生の方々の進路は
政治分野45%、経済分野29%だそうです)

松下幸之助翁の
「立派な経営者を育成したい」との願いの中から
輩出された素晴らしい企業経営者のお一人です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 松下幸之助翁との出会い
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 学生時代、政治家を志された神蔵様は、
 「日本の原点はモノづくり」のアドバイスで
 トヨタ自動車に1年間勤務をされ、
 松下政経塾に入塾されています。

 しかしながら、
 ご自身が選挙出馬準備をされた時、
 政治家向きではない事を自覚され、
 事業家の道へと転身し、
 1986年パッケージソフト会社
 イマジニア株式会社を創業されています。

 松下幸之助翁から受けた教えが、

  「社会は人間で構成されているのだから、
   人の喜怒哀楽をとらえられれば、
   大概の事はできる。

   だから、
   人間とは何かを常に考えなさい。

   そして、
   運のいい人といれば
   自分にも運が巡ってくる。
   それがビジネスの成功に繋がる。」

 神蔵様はこの言葉を、
 ヒト・モノ・カネ・信用も何も無い
 創業期の土日返上・24時間仕事という苦境の
 日々の支えにされたと語っていらっしゃいます。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 宇宙根源の法則
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 木野親之先生は、この言葉の背景を
 次のように語っていらっしゃいます。

 「松下創業者は生涯3度
  生まれ変わったと思っている。

  1度目は事業を始めた独立の時、
  2度目は戦前の昭和大恐慌の時、
  3度目は戦後の財閥指定を受けた時。
 
  その3度とも松下電器の大きな岐路、
  存亡のかかる時、逆境の時である。

  特に、3度目の財閥指定の際は
  極限にまで追い詰められた時であった。

  その逆境を乗り越え、
  企業発展へと導いた体験から
  『宇宙根源の法則』を発見・体得された。

  日本では太陽は東から昇って西に沈み、
  春・夏・秋・冬と移り変わり再び春となる。

  この法則に素直な気持ちで乗ることが
  人間の強さを引き出し、成長へと導くことを
  松下創業者は体得されたのである。」

 だから、『困ったときでも困ったらあかん』と
 言われた。

 困るというのは外部環境の変化であり、
 自分の心の中が困らなければ
 困った問題ではない。
 
 局面が全てだめでも諦めてはならない。

 諦めなければ局面は必ず変わると
 教えてくれています。

 この教えを受け、神蔵社長は創業まもなく
 累積損失10億円を抱えても、
 それを乗り切り、10年で上場企業とし、
 上場5年後にはパッケージソフト業から
 モバイルインターネット業へと大転換され、
 現在では「デジタル・エデュケーション」という
 新たな教育の分野へと道を切り拓くため
 日夜邁進されていらっしゃいます。

 そんな神蔵社長から
 中小企業の経営者への一言は、
 松下幸之助翁からの言葉である

  「商売は成功するようになっている。
   やり方さえ間違えなければ
   必ず成功する。」

 厳しい現実に日々向かい合っている、
 中小企業の経営者を励ます熱い言葉を
 贈って下さっています。

6月号読みどころ(1)

カテゴリー: 月刊誌の読みどころ | 投稿日: | 投稿者:

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6月号     
        「企業事例研究 1」
 東京宝・株式会社 代表取締役 河越康行
_____________ P18~P25 _

6月号の企業事例は、東京宝・株式会社様です。

同社は、

●経営理念
 「お客様感動創造主義に徹し、
  物心両面において、
  より健康で幸せな人生を追求し、
  社会の発展に貢献する」

●経営ビジョン
 「新観光商業の創造」

を経営の基礎にした、
連結売上106億円(05年2月期)の
企業です。

よく言われることですが、
「経営者の思い」が会社を作ることを、
この企業事例研究では、再認識させられます。

今回の事例を通して、
松下幸之助翁の『経営理念の確立が
企業成功のポイントである』という
お言葉を思い出しました。

つまり、企業の成功要因は、
『経営理念の確立が50%』
『社員一人ひとりの能力を引き出す
 環境作りが30%』
『戦略・戦術が20%』ということです。

まさに、このことを実践されている
企業事例ではないでしょうか。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 経営理念「お客様感動創造主義」    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 経営理念が重要であることは、
 ほとんどの経営者の方はご存じだと思います。

 しかしながら、 

  「経営理念が浸透する取組みを
   行っていますか?」

 と質問すると、なかなか実践できていないのが
 実情ではないでしょうか?

 そのような企業様は、
 この東京宝様の事例を是非参考にして下さい。
 

 同社では、
 経営者の「思い」が仕組みになっています。

 経営理念を社内で統一、共有するために
 「お客様感動創造ミーティング」を設けたり、
 経営理念を109か条にひもといた
 「経営理念手帳」を朝礼で読みあうなど、
 理念浸透に向けた「環境作り」に
 力を注いでおられます。

 
 経営理念は、浸透し、実践されなければ
 意味がありません。

 そのためには、
 同社のような不断の努力しかありません。

 また、
 経営理念と経営トップの言動が
 一致していなければ、社員さんの共感を
 得ることができません。

 経営理念と社員さんへの指示が
 一致しているかをチェックすることを
 お勧めします。

 
 そして、
 経営理念が浸透する前提条件として、
 経営理念が「理に適っている」ことが
 必要です。
  
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 経営ビジョン「新観光商業の創造」    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 経営ビジョン「新観光商業の創造」とは、

  「お客様の期待を超えるような、
   これまでにないお店、お土産、
   おもてなしを創造する」

 という意味です。

 この経営ビジョンの根本には、
 
 「地域に根ざした事業で、
  地域の人たちと一緒に繁栄していきたい」

 という同社の考えが存在します。

 同社の経営戦略・戦術には、
 経営理念がその根底を脈々と流れており、
 製菓卸業から自社商品をプロデュースする
 という新しいビジネスモデルの構築へと
 帰結しました。

 そして、数々のヒット商品を生み出し、
 同社の様々な仕組みづくり・環境づくりに
 大きな影響を与えています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 学ぶ社風をつくる
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 そして同社にはもう一つ、
 ヒット商品を生み出す企画力・商品力を
 育てる秘訣があります。

 それは、「人財を育てる」ことです。

 河越社長は、
 「優れた人財力からしか
  優れた商品力は生まれない」という
 考えを持っておられます。

 よって、
 同社には「人財」を育成するために、
 社員さんが「学び・成長する」ための
 継続して学べる環境が
 体系的に整えられています。

 その一つが、「社内大学」制度です。
 詳細は本誌に委ねますが、
 ここにも社員さんが積極的に学ぶ
 環境づくりがされています。

 また、
 新入社員研修のカリキュラムもユニークで、
 人材育成のヒントにして頂けると思います。

 そして、これらの仕組みづくりには、 
 「人間には無限の可能性がある」という
 河越社長の座右の銘が、
 根幹にあるように思います。

 よって、
 「理念」「ビジョン」の実現に向けて、
 社員さんお一人お一人が、
 自分の可能性にチャレンジし続けていく
 社風が同社にはあります。

 目先の数字よりも、
 企業成功にとって「経営理念の確立」が
 ポイントであることを改めて強く感じました。

6月号感想(2)

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浜本です。

前回に続いて、
6月号の感想です。

—–

 「マイ・フィロソフィ」感想

 竹下啓司と申します。
 
 大阪研修センターで、
 PSSコースのアドバイザーリーダーを
 務めております。

 月刊「理念と経営」6月号の
 「マイ・フィロソフィ」を読ませて頂いた
 感想を書かせて頂きます。

 6月号の「マイ・フィロソフィ」は、
 共和商事株式会社の長谷川和夫様に
 ご投稿頂いています。

 長谷川様は、26歳で父親の会社に入社し、
 27歳で父親と死別します。

 後継者としての道を歩むことを決めて
 いたとは言え、会社の資金繰りが厳しく、
 それを相談する相手もいないという、
 とても厳しい環境の中での後継でした。

 そんな悩みや苦しみの中、
 この状況を正面から受け止め、
 可能性を見て会社経営していく姿は、
 まさに「今、ここ」の精神から、
 全てをプラスのこととして物事を捉える
 長谷川様の哲学を感じました。

 頼りにしていた弟の死に直面したことを
 きっかけに、社員を今まで以上に頼りに
 するようになり、2010年の上場を目指す姿は、
 まさに『可能性の限界に挑戦し続ける』との
 言葉どおりの生き方だと感じました。

 更に、地球に優しい循環社会づくりに
 貢献する決意をしていることから、
 周りの喜びにも意識を向ける、
 繊細さを感じました。

 長谷川様の言葉どおり、
 自分が周りを生かすことで、
 貸し方の多い人生を送られている、
 素晴らしい方であることが
 深く印象に残りました。

 私はこの記事を読ませて頂き、
 大切なご受講生を預る
 アドバイザーリーダーとして、
 自分自身の限界に挑戦し、
 ご受講生のご成長に貢献していこうと
 強く決意しました。

—–

6月号感想(1)

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。浜本です。

今日は、当社のスタッフが6月号を
読んだ感想を報告してくれましたので、
ご紹介します。

—–

 「逆境!その時、経営者は…」感想

 後藤忠と申します。
 昨年、18T・Tコースを受講させて
 頂きました。

 私が、月刊「理念と経営」6月号を
 読ませて頂いて印象に残ったのは、
 「逆境!その時、経営者は…」です。

 6月号は、
 株式会社ジャロック 代表取締役の
 武澤清則様のお話でした。

 武澤様は、私が受講した18T・Tコースの
 ファシリテーターをされていましたので、
 素晴らしい方ということは存じておりました。

 しかし、こんなすごい体験をされていたとは、
 知りませんでした。

 株式会社ジャロック様は、
 スウェージング加工とその機械製造を手がけ、
 自動車部品や医療機器分野にも進出する
 先端技術メーカーです。

 武澤様は、10年前に社長に就任されました。
 その経緯は、常識では考えられません。

 先代の2代目社長から、廃業を打ち明けられ、
 当時一社員だった武澤様が、

  「この会社を潰すわけにはいきません。

   もしだれも引き受けないというなら
   私がやります。

   一人でもやります。」

 と、見方によっては無謀ともとれる決断により、
 社長を引き受けたのです。

 武澤様にこのような決断をさせたのは、
 先代の山谷社長との出会いでした。

 先代社長に色々と目をかけてもらった恩を感じ、

 「創業社長が思いを込めた会社を
  潰すわけにはいかない。
 
  正直、それだけだった。
 
  得も損もなにもなかった。」

 と義を果たした行動に、感動しました。

 現代社会では、義理や人情、恩というような
 ものは軽視されがちです。

 特に最先端の技術メーカーといえば、
 「想い」というような観念的なものとは
 かけ離れた世界だと思ってしまいます。

 しかし、経営や人生の根本の部分は、
 時代が移っても変わるものではなく、
 「想い」が大切なものだと改めて
 感じました。

 そしてこの想いも、普段の何気ない
 出会いを大切にすることで「縁」となり、
 その「縁」を活かすために一瞬一瞬を
 大切に生きていかなければならないと
 思いました。

 私は昨年、18T・Tコースを受講させて頂き、
 たくさんの素晴らしい方とのご縁を頂きました。

 そして、何ものにも変えがたい
 多くの学びを頂きました。

 今回の武澤様の記事を拝読させて頂き、
 多くのご縁に報いるように一生懸命に努力して、
 中小企業の活性化のお役に立っていきたいと
 決意致しました。

—–

5月号読みどころ(4)

カテゴリー: 月刊誌の読みどころ | 投稿日: | 投稿者:

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月刊「理念と経営」 5月号       
        「企業事例研究 2」
  株式会社ニソール 代表取締役 田崎 薫
______________ P42~P49__

「世界に羽ばたくトキメキある商品創り、人づくり」が
経営理念の電子機器プリント配線基板の設計、
CAD・CAMシステム開発の株式会社ニソールが
今回の企業事例です。

多くの下請け企業の夢である
「メーカーへの転身」を実現した企業です。

何故、ニソール様が実現できたのか?

詳しくは本誌をご覧になって頂きたいですが、
田崎氏と全社員さんが写った写真に
答えを見たような気がします。

皆さんが素晴らしい表情をされていて、
「一致団結」「全社一丸」という言葉が
ピッタリではありませんか!

何故、こんな素晴らしい会社になることが
できたのか?

このことを考えながら、お読み下さい。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 社名の由来    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ニソールというユニークな社名に、
 まず興味がそそられます。

 それは、
 「日本の魂(SOUL)」から来ているのです。

 まさしく、
 日本のものづくりに対する誇りとこだわりが
 そこに詰められています。

  「私たちの商品には、作り手の魂、
   心が込められています」

 社長の田崎氏は胸を張って言い切る。

 皆さんは、
 自社の商品(製品・サービス)に対して、
 田崎氏のように堂々と言い切れますか?

 そして、社員さん全員が
 言い切ることが出来るでしょうか?

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 営業のいらない商品づくりに徹する    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ニソールには、
 営業部隊がいないのです。本当でしょうか?
 気になりませんか?

 本当にそうなのです。

 田崎氏は言います。

  「本当にいい商品を創っていれば、
   営業がなくても売れる」

  「ときめきのある商品、
   買わずにはいられないような商品を
   目指すということです。

   すなわち、
    「ニソールブランド」というものを
   創らなければならない。

   そのためには、人創りであり、
   魅力ある人でなければ、
   魅力ある商品をつくれない。」

 
 この点をしっかりと読み取って下さい。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ ビジョンの大切さと「下請けからの脱却」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 「社員教育以上に大切なのが、
  まず経営者の教育が大切である」

 田崎氏の言葉です。

 そのために勉強会やセミナー等に参加し、
 自己研鑽を積んでこられました。

 その中で、経営者として、
 一番大切なことを知ったのです。

 それが、経営ビジョンです。

 早速、ある「ビジョン研修」を受けた。

 「今の下請けのままでは、限界がある。
  メーカーに脱皮しないと業績は上がらない。
  自社商品を持とう」

 「下請けからの脱却」という
 ビジョンを打ち立てた。

 その半年後、
 早速、チャンスが舞い込みます。
 あるCADシステム開発部門の売却話である。

 そうだ。ビジョンに叶う。千載一遇のチャンス。

 下請けからメーカーへの脱却である。
 意思決定に躊躇はない。

 ビジョンがあればこその即断即決である。

 リーダーの必須条件は、
 意思決定の迅速さと正確さです。
 
 意思決定の迅速さは、
 ビジョンの有無が大きく作用します。

 ビジョンが明確になれば、後は、
 いかにビジョン実現に向けて、
 種まきをしていくかである。
 
 そのあたりの戦略を
 しっかりと読み取って下さい。

 
 そして、田崎氏の言葉
 「今が一番大変です」、から
 リーダーとしての心構え、
 生き方を学んで下さい。

 この心構えが必要なのは、
 経営者だけではありません。

 働く者全てに必要なことなのです。

 もし、
 全社員さんがこの姿勢で仕事をすれば
 企業発展は間違いありません。

 お互いに頑張りましょう!

5月号読みどころ(3)

カテゴリー: 月刊誌の読みどころ | 投稿日: | 投稿者:

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月刊「理念と経営」の読みどころ (3)      
   
      『 企業の成功法則 』
   ~ 社長力・管理力・現場力 ~
____________ P27~P33 __

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 社長力    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 「経営資源は、製品とか、技術とか、情報とか、
  ブランドとか、資金とか色々あるが、
  本当は人だけであり、人のみが1つのものを
  3倍にも10倍にも成し得る資源なのである。」

 
 上の言葉は、本誌にも紹介されている
 P.F.ドラッカー博士の言葉です。

 物質的資源の少ない日本においては
 特に、「人財」の重要さは増してきます。
 人財を活用するかが「企業格差」になります。

 では、どうすれば人財を活用できるのか?

 
 答えは、
 ポートリンカーンの例の中で示されています。

 詳しくは本誌をご覧になって頂くとして、
 要約すると、以下のようになります。

 —本誌の要約—

 オーストラリア南岸の
 ポートリンカーンという漁港は、
 漁獲量を上げることに集中した
 「量に頼る経営」をしていました。

 20年前までは、漁獲高を上げ、
 漁師さんも豊かな暮らしを
 していました。
   
 しかし、状況が一変しました。
 国が漁獲量を減らす条約を
 結んでしまったのです。

 当然、ポートリンカーンにある
 漁業会社の倒産が相次ぎました。

 この状況を救ったのが、
 “畜養漁業への転換”という
 「ビジョン」です。  
 
 ある人が、
 熱意を持って「ビジョン」を説き続け、
 徐々に理解者を増やし、業績を上げ、
 漁港を救ったのでした。

                —要約終了—

 
 この事例は、人財を活用する上で、
 トップの「経営方針と将来に対するビジョン」と
 「リーダーシップ」が如何に重要であるかを
 示唆しています。

 経営者の皆さん!

 熱意を持ってビジョンを訴えていますか?
     
 本誌中には、
 カルロス・ゴーン氏の例も出ますので、
 ご自身の「人財活用力」を振り返って下さい。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 管理力    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 管理者の役割は、
 社長の意志を実現することです。

 この役割を果たすために必要なものは、

  (1)部下育成への熱意
  (2)具体的方法の指導力
  (3)進捗管理力
  (4)先輩社員としての姿勢、態度

 (1)の熱意が無いのは論外として、
 (2)の指導力や、
 (3)のマネジメント力がなければ、
 「仕事ができる人財」は育ちません。

 特に、(4)の姿勢・態度が悪ければ、
 人材育成は悪循環に陥ってしまいます。

 良い社風は、
 社長・幹部の“社員さんに対する愛情”から
 つくられます。

 哲学者の西田幾多郎先生の言葉で、
 「愛は知ることから始まる」とあります。
 
 今日のようなデジタル社会においてこそ、
 幹部・上司の部下の心に配慮するという
 アナログの力が重要です。 

 そして部下を育てる前に、
 上司自らが自分を磨き、成長させ、
 会社を愛する心構えを持って
 部下に関わることが大切です。

 経営者・幹部・上司の率先垂範によって、
 部下が自分の意志でモティベーションを
 高めるように導かれていくのです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 現場力
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 現場の社員さんが理解しておくべきことは、
 お客様と接しているわずかな時間の良否が、
 会社のイメージを作り、
 業績を大きく左右するということです。

 企業の最前線が現場であり、
 単に生産するだけでなく、
 受注から販売までのシステムと
 販売後のアフターフォローによって
 会社の付加価値は決ります。

 一貫したシステムと
 全員の努力の総合力が実って、
 ようやく成果となります。

 本誌にある会社のようにならないように、
 “経営者”・“幹部”・“現場”の連携と、
 各々の責任意識を、常にチェックして下さい。

リーダーの感想

カテゴリー: 支部での勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

浜本です。

前回に続き、勉強会リーダーをしている方から
感想を頂きました。

これを読むと、リーダーが一番勉強になると
分かります。

—–

 本日18:30~20:00で勉強会を開催させて
 頂きました。

 今回の感想を述べさせて頂きます。

 【今回の勉強会を通して】

 (1)部署間の仕事の流れと内容に関して
    理解できた。

 (2)良い職場づくりは、お客様にはもちろん、
    自分以外のスタッフが仕事しやすいように、
    気を配ることが大切だと分かった。

 (3)自分の仕事の意味を考えることが、
    良い仕事につながると実感できた。

 【リーダーとしての所感】

 設問に対して皆さん真剣に考えて下さり、
 深く話ができました。

 その分、予定よりも20分も
 時間をオーバーしてしまいました。

 私の先導不足もあり、
 途中、話の迷子(どこに行っているか分らない)
 になった部分もありましたが、そこから「名言」も
 飛び出し、仕事以外の部分でも勉強をさせて
 頂くことができました。

 次回以降も、更に活発・新鮮な意見交換が
 できるよう頑張って参ります。

                 Mさん(33歳・男性)

—–

Mさんは、私も懇意にさせて頂いていますが、
もともとリーダーシップがある方です。

この勉強会リーダーにも立候補しました。

Mさんも「話の迷子」になるぐらいですから、
それだけリーダーは難しいということだと
思います。

それだけに、やりがいがあり、成長できるんだと
思います。

リーダーからの報告

カテゴリー: 支部での勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

浜本です。

社内勉強会のリーダーをしている
スタッフから勉強会の報告がありました。

良くまとまっていると思いますので、
ご紹介します。

———

 お疲れ様です。Tです。
 勉強会の報告をお送りします。

 【今回の良かった点】

 1.各々の仕事上の工夫を共有できたこと

 (例)業務にかかる時間を計る。
    優先順位のつけ方。
    紹介促しの文句。  など

 2.各部門で起きている問題を、
   部門を飛び越え解決案を見出せたこと

 3.熱く討議が交わされたこと
   (発言しやすい雰囲気になっている)

 【反省点】

 1.時間管理・・ポイントを絞った発表にする。

 2.進行・・事前準備、シミュレーションを
        怠った事が原因。

 【所感】

 どのように討論していくべきか?を
 悩んでいましたが、始まってみると
 「意見」「提案」「質問」などが飛び交い、
 とても楽しく学べました。

 また、「こうした方がいいのでは?」と
 司会のやり方もご指導頂き、
 言いにくい事も言える関係であることが
 ありがたいと感じました。

 更に実践的な実のある勉強会になるよう
 精進して参ります。

 【次回の日程】
 
 6月27日(火)18時00分~19時30分

———

当社では、勉強会の後に、
必ずリーダーが報告をすることになっています。

勉強会に参加する動機づけにもなりますし、
何よりリーダーの勉強にもなります。

報告をルール化していない企業は、
上記のように簡単な報告で良いので
ルール化してみてはいかがでしょうか?

きっと、勉強会の効果が上がると
思います。

明徳庵の風景

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは!浜本です。

今日は皆さんに、新緑の季節の明徳庵を
ご覧に入れたくて、アップしました。

携帯で撮ったので、写りは良くないですが、
雰囲気は伝わると思います。

どうですか?きれいでしょう!

箕面は秋のもみじで有名ですが、
新緑もいいものですね!

5月号読みどころ(2)

カテゴリー: 月刊誌の読みどころ | 投稿日: | 投稿者:

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5月号      
         「企業事例研究 1」
  泉屋酒販株式会社 取締役会長 土師軍太
______________ P18~P25 _

 「月刊・理念と経営」5月号の企業事例研究は、
 泉屋酒販株式会社様です。

 泉屋酒販株式会社様は、
 酒販売免許自由化の中、
 従来型の小売業が苦戦する酒販売業界で
 着実に業績を伸ばしている企業です。

 土師軍太会長は、

 「企業にとって一番大切なことは
  気づくことができる感性の涵養である」

 と言い切ります。

 常に時間とお金の無駄を排してきた経営から
 多くの経営哲学を学べる企業事例です。

 ※【涵養(かん・よう)】
   「自然に水がしみこむように
    徐々に養い育てること」
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 土師軍太会長の哲学・ビジョン    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 創業は昭和30年11月。

 間口一間奥行き二間の三坪からの
 立ち上げです。

 固定客も無く、
 奥様は買い物かごを持って近隣へご用聞きに、
 土師氏は自転車で遠方まで注文を取りに行く。

 朝の8時から深夜12時までの営業。

 一番の苦労はお金がなかったことです。

 
 数々のご苦労の体験が、
 今の事業成長の糧になっている事が
 実感できます。

 土師会長はこう語っています。

  「ピンチに出会ったときに、
   どうそれを受け止め、どう気づくかという、
   その気づき方が問題なのです。
 
   そこで挫折するか、
   意気盛んに挑戦するかですね。」

 『物事を肯定的に解釈する』ことが重要であり、
経営者に必要なリーダーシップ要素です。

 リーダーシップには、
 大きく分けて4つの階層があります。

 
  1.リーダーシップ価値観
     = 哲学、考え方(人間尊重 など)
  2.リーダーシップ特性
     = 性質(肯定的、謙虚 など)
  3.リーダーシップスキル
     = 能力(適切な意思決定ができる など)
  4.リーダーシップスタイル
     = 様式(言行一致 など)
 
 “価値観”“特性”という目に見えない部分が、
 “スキル”“スタイル”という目に見える部分に
 影響します。

 土師会長の
 『挑戦する』という価値観や、
 『物事を肯定的に解釈する』という特性が、
 リーダーシップの執り方に影響を与え、
 経営という目に見える部分での
 成功を創ったのです。

 是非皆さんも、
 ご自身のリーダーシップの執り方の
 根本にあるリーダーシップ価値観・特性を
 振り返って下さい。

————————————–

 土師会長は、酒販の他に
 飲食業専門の不動産会社も立ち上げました。

 その目的は、
 ”本当にお客様に満足してもらう
  魅力ある飲食空間を提供するため”です。

 
 「一坪たりとも自分の利益だけのために
  買ったものはありません。」

 
 この言葉に、
 土師会長の哲学が凝縮されています。 
 

 人は、まず自分の幸せ、
 自社の利益を優先してしまいがちですが、
 「サービスが先、利益が後」という
 商売の基本を忠実に実践され、
 その結果として自分達の幸せを
 築かれていらっしゃいます。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ サントリー佐治社長との出会い    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 サントリーオールドが一世を風靡していたころ、
 サントリーは、高級感のあるリザーブを
 もう一つの柱にしようとしていました。

 しかし、
 思う様にいかず何とかしてもらえないかと、
 佐治社長が西鉄グランドホテルまで来られて
 土師会長と話す機会があったそうです。

 土師会長はすぐに引き受け、
 以前から取引のあった飲食チェーンに
 リザーブを使った新業態を提案したところ、
 お客に喜ばれ大繁盛しました。

 とうとう久留米中のお店が
 リザーブ一色になったとのことです。

 このときに佐治社長と会った時の印象を
 土師会長が述べていますが、
 とても興味が湧く内容です。

 サントリー様のような
 素晴らしい会社の経営者は
 一味違うことを感じて頂けると思います。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 時間と金の無駄遣いをしない
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 順風満帆で人生を生きて来られた
 土師会長の様に見えますが、
 様々なご苦労もありました。

 ご子息が中学校、高校のとき、
 奥様が失明され、
 病院で寝泊りの看護と子育てと、
 大変な時期がありました。

 また、
 そうしたことが親子の絆を深めることになり、
 昨年、長男の康博氏が代表取締役社長に、
 次男の正記氏が代表取締役専務に就き、
 事業継承を終えました。

 経営にとって大切な事は、
 素直・誠実・努力と忍耐であり、
 「積小為大」の精神であり、
 経営者として時間とお金を
 「社員とお客様のことにどれだけ使うか」
 と語る土師会長。

 
 「お金」とともに
 「時間」をどのように使うかを
 考えておられるところに
 土師会長の誠実さがあると思います。

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 企業理念の「繁盛創り、人創り」は、
 街づくりと日本の酒の文化を守ることであり、
 社員さんと幸せな生き方を共に創造する
 ということです。

 酒文化の継承を通じ、
 人々の幸福と豊かな社会の創造に
 貢献し続けると熱く語る土師会長。

 企業理念や経営方針、社員心得を通じて、
 社員と共に人生の目的、人生に
 おける働く意義を重視した経営についての、
 大きなヒントが沢山学べる企業事例です。

 経営者・経営幹部の皆さんが
 学ぶべきリーダーシップの理想像である
 と思います。

 是非、ご一読下さい。

 そして、全社員さんと一緒に、自社の事業が
 どのようにお客様のお役に立っているのかを
 話し合ってみて下さい。

 仕事のやりがいを再発見できると思います。