
去る1月18日、新春経営者セミナーの席上にて第8回「ありがとう卓越経営大賞」の贈賞式を開催いたしました。
新型コロナウイルスの感染状況に対応するため、会場である東京・台場のグランドニッコー東京 台場への来場と、オンライン参加を併用したハイブリッドでの開催となりました。今回も多数のご応募をいただき、各賞審査委員の厳正な審査を経て、入賞者を決定いたしました。
卓越管理者賞
優秀賞


株式会社インテリアフルモリ
(45歳)勤続年数:15年
【推薦者】古森 健一 代表取締役社長
入賞者

株式会社共勇
(38歳)
【推薦者】酒井 勝規 代表取締役

株式会社アド宣通
(45歳)
【推薦者】藤原 景子 取締役副社長
卓越社員賞
優秀賞


株式会社インテックスホールディングス
(58歳)勤続年数:26年
【推薦者】金山 昇司 代表取締役
入賞者

株式会社薬心堂
(37歳)
【推薦者】坂井 優夫 代表取締役

株式会社オアシス
(32歳)
【推薦者】小倉 惇 専務取締役
特別功労賞
優秀賞


株式会社亀井ランチ
(70歳)勤続年数:37年
【推薦者】亀井 明徳 代表取締役
入賞者

三輿バルブホールディングス株式会社
(72歳)
【推薦者】長﨑 洋也 代表取締役

相互電業株式会社
(71歳)
【推薦者】板倉利幸代表取締役社長
選 評
選考委員長

伊藤忠商事株式会社 元会長
卓越管理者というと普通は「社長の片腕」のことです。しかし優秀賞の福井さんは、管理者を越え、社長と同一同体になっていると言えるでしょう。大変感動しました。また二人の女性が卓越管理者賞に入選されました。このことは、広く女性に大変勇気を与えることになると思います。
さて、今、日本人に欠けている精神、それは何か。主に大企業に言えることですが「アニマルスピリット」です経済学者のケインズが1936年に有名にした言葉で、決断と勇気と言ってもいいでしょう。これが最も欠けているのが、日本の経営者です。
これから本当の意味で日本を豊かにするのは中小企業だと思います。コロナ禍の問題の後、10年近くのうちに必ず中小企業の時代が来ます。ぜひ希望を持って勇気と決断を持っていただき、日本の中小企業がさらに発展することを心から祈っております。
選考委員

株式会社東レ経営研究所 元社長
大変印象的だったのは、推薦した経営者の方々の、社員に対する思いや愛情があふれていて、それが伝わってきたことです。もちろん受賞された本人たちが優秀ではあるわけですが、こうした上司、経営者がいなければ、今回の受賞者のような優秀な方たちは生まれなかったのではないかと感じます。
そういう意味で受賞者本人の実績と共に、社員を温かく見守る経営者の存在があったればこその、受賞ではないかと思います。
受賞者・推薦者の皆様、本当におめでとうございます。
特別功労賞

一橋大学名誉教授
それぞれの方の推薦文には、このDX(デジタルトランクスフォーメーション)の時代にデジタルでは表現できない、アナログの熱い会社と人生の物語が綴られていました。そこには、候補者の方々の会社への貢献だけでなく、会社や仲間への愛情と推薦者の候補者に対する感謝の念があふれておりました。
これこそ「ありがとう」があふれる会社であり、ありがとう卓越経営大賞にふさわしい会社であり、受賞者であると思います。
受賞者の皆さん、本当におめでとうございます。