第7回ありがとう卓越経営大賞贈賞式

新春経営者セミナーの第1日目、第7回「ありがとう卓越経営大賞」の贈賞式を開催いたしました。本賞はお客様に喜ばれ、会社に多くの貢献をした社員や管理者を経営者が推薦し、応募する全国規模のイベントです。応募数が過去最多となった今回、各賞審査委員長の厳正な審査を経て、入賞者を決定いたしました。

卓越管理者賞

優秀賞

優秀賞

株式会社明石緑化

味谷 将克みたに まさかつさん

(55歳)勤続年数:33年

【推薦者】明石 勝幸 代表取締役

受賞の言葉
19歳から働き始め、三十数年、社長が交代したことで、さまざまな葛藤がありました。しかし、社長に「一緒にやっていきましょう」と声をかけられたから、ここまでやってこられました。これからもよろしくお願いします。

入賞者

入賞

株式会社オアシス

小倉 惇おぐら まことさん

(45歳)

【推薦者】直井 豊 代表取締役

入賞

藤田工務店株式会社

本道 信行 ほんどう のぶゆきさん

(43歳)

【推薦者】藤田 雅樹 代表取締役

卓越社員賞

優秀賞

優秀賞

株式会社桧家住宅 名古屋

河尻 和美かわしり かずみさん

(43歳)勤続年数:7年

【推薦者】菱川 学 代表取締役

受賞の言葉
社長と共に仕事をしてきて、一度も辞めたいと思ったことはありません。学ぶ楽しさ、ここにいていいという安心感、成長させてくれる環境があったからこそ今まで続けてこられました。これからも会社に貢献します。

入賞者

入賞

ライフマインド住宅販売株式会社

福岡 照之ふくおか てるゆきさん

(60歳)

【推薦者】小久保 誓也 店長

入賞

ドラゴンキューブ株式会社

福原 健一ふくはら けんいちさん

(31歳)

【推薦者】平井 博子 代表取締役

特別功労賞

優秀賞

優秀賞

有限会社鈴木鉄金

柴田 力三しばた りきぞうさん

(65歳)勤続年数:46年

【推薦者】小川 浩二 工事推進課 課長

受賞の言葉
まさか自分が優秀賞に選ばれるとは思いませんでした。推薦していただいた会社の仲間、選んでいただいた先生方、会場の皆様に感謝しております。元気な限り、若い方を育て、会社に貢献できるように頑張ります。

入賞者

入賞

株式会社十和田板金塗装整備工場

松田 茂まつだ しげるさん

(69歳)

【推薦者】杉澤 睦子 代表取締役

入賞

有限会社高崎クエイル

吉崎 照子よしざき てるこさん

(82歳)

【推薦者】串田 幹雄 代表取締役

選 評

選考委員長

元伊藤忠商事株式会社 会長

丹羽 宇一郎にわ ういちろう

圧倒的に感動したのは、優秀賞の味谷さんです。一日一回社長と必ず をつき合わせて会話をし、現場を知り、社長の思いをくみ取ったうえで、社長に いにくいこともきちんと う。まるで中国の唐の時代のようだと思いました。唐は中国王朝の中で一番長く続きました。 
なぜなら、魏徴という「諫言の士」がいたからです。諫言の士が言いにくいことをきちっと言う。こういう人が部下にいる会社は圧倒的に長生きするし、成長します。味谷さんはそれを見事に実践されている。これはまさに管理者として最高の動きだと思います。
そういう人が出てきたら、その企業は確実に成長します。どうぞ、皆さんもそのことを心にとめていただき実 されますことを期待しております。

選考委員

元株式会社東レ経営研究所 社長

佐々木 常夫ささき つねお

「お客様から感謝され、仲間や会社を大切にし、仕事では結果を創り尊敬される人」というのが卓越社員賞の基準です。今回入選された方々はこの基準にピッタリで甲乙つけがたい。その中でも、河尻さんは三人のお子さんを育てながら経験のない経理の仕事を独力でマスターし自分の業務のみならず会社全体のことにも上司に意見具申をするという会社を思いやる社員です。明るい性格で社長をして「この人なしでは会社が成り立たない」とまで言わせる優秀賞にふさわしい人だと思います。
今回社員を推薦された方々は一様に社員への思いや愛情があふれていて、こういう経営者がいてこそ人材が育ち会社の業績も上がると感じました。そうした社員を温かく見守る経営者にも深く敬意を払いたいと思います。

特別功労賞 

宗教学

山折 哲雄やまおり てつお

会社にとって「大黒柱」の存在がいかに重要かを痛感しました。昔から 子は一世、夫婦は二世、主従は三世といいます。主従というのは戦後ほとんど使わなくなりました。しかし今日、日本では他者との関係が急激に変化しました。人間の絆、会社をつくっていくうえで、他人すなわち血縁以外の方との関係性は極めて重要です。
優秀賞の柴田さんは一番早く出社し、社員一人ひとりの顔を見て、健康状態、心の状態を注視して注意すべきは注意し、仕事の回し方を変えていく。一言も言葉を交わさずとも、一人ひとりを診断する。それが次第に全社員の視線を集める。大黒柱はそういうところから生まれます。血縁から非血縁の大黒柱という存在。時代がそれを要求し始めている。それを強く感じました。