１万人が関わるチームで、お客様を通して地域に貢献する
| 会社名 | 株式会社アド宣通 |
|---|---|
| 本社所在地 | 栃木県宇都宮市下荒針町2678−443 |
| 業 種 | チェーン店メンテナンス工事業 |
| 代表者 | 代表取締役 炭田 恵崇 |
| 社員数 | 32名（パート・アルバイト含む） |
経営理念
人が輝きまちを創り 夢に輝き明日を創る
ビジョン
より多くのお客様に貢献するため常に １ 万人が関わるチームを目指しています
事業の紹介
当社は、栃木県宇都宮市に本社を置き、チェーン店のメンテナンス工事業を行っています。当社だけで完結する仕事ばかりではなく、多くの協力業者様とともにお客様を支援し、地域に貢献し、まちの未来づくりのために、日々業務を行っています。
13の德目導入の経緯
2010年に、社長が日創研のTT（企業内教育インストラクター養成）コースを受講したことがきっかけで、13の德目朝礼をスタートしました。それまでは朝礼自体がなく、何となく始業の ９ 時くらいに仕事を始める感じで、あまりメリハリがありませんでした。研修で学んだことを実践しようとして朝礼をスタートしましたが、当初は毎週月曜日の週 １ 回だけの実施でした。朝礼を始めてから徐々に手ごたえを感じ、社員さんからも、「週に １ 回ではなく、毎日やってみてはどうか」という意見もあり、毎日朝礼を行うことになりました。とは言え、朝礼の開始時間に集合した人数が少なければ実施しないこともあり、スロースタート気味でした。それが12年経った今では、毎日の朝礼がないと、 １ 日が始まらないというくらい、非常に大切な時間になっています。
自社ならではの取り組み
自社では様々な取り組みを行っていますが、その中から今回は ３ つご紹介いたします。
１ つ目は、今週の質問で何度も深掘りをすることです。他社の朝礼をいくつか見学させて頂く中で、今週の質問に対するやり取りは １ 回だけで終わっていることが多いように感じました。そのため当社では、 １ 回当たったら終わりということではなく、何度も当たることで深掘りを行うようにした結果、どの社員さんも朝礼の準備をしっかりしてから朝礼に参加するようになっています。そして、朝礼の中でも考える時間を大切にすることで、毎日がトレーニングの場になっているように思います。
２ つ目は、自社の社員さんのありがとうの言葉を活用していることです。もちろん、全国の皆さんのありがとうの言葉も素晴らしいですが、毎日一緒に仕事をしているメンバー同士のありがとうの言葉を朝礼の最後に唱和することで、社内の新たな発見につながることもあります。このことを通して、一人ひとりの感謝力や会社全体のチームワークの向上につながっているように感じています。
３ つ目は、13の德目を毎月回収し、全員でコメントバックしていることです。もともとは、社内の勉強会委員長がハンコを押して返すようにしていましたが、次第に私がコメントを返すようになっていきました。しかし、私一人で全員の德目にコメントをすることが物理的に難しくなり、社員さんからのアドバイスもあったことで、役職に関係なく、シャッフルで誰かの德目にコメントをする方法に変えました。誰かに見られる意識もあるので、より一層德目への記入も真剣になったのではないかと感じています。
効 果
毎月のテーマを通して考えるということは、価値観教育という観点で、非常に有効的であると感じています。朝礼の時間は、 １ 日にすると30分ですが、 １ 年間に換算すると132時間になります。積み重ねると、ものすごい教育の時間ですし、社風がより良い方向に変わっていっているなと感じています。
また、毎月全員の德目を回収し、コメントバックをしていると、時を重ねるごとに記載内容に深みが増し、社員さんの成長を感じています。仕事ぶりを見ていても、たくましくなっていく社員さんの姿を通して、朝礼の効果を実感しています。
