ソラーレ社会保険労務士法人

「傾聴」と「発表」~日本一勉強する社労士事務所を目指して

会社名 ソラーレ社会保険労務士法人
本社所在地 東京都品川区東大井 5 −14−11セントポールビル 7 F
業 種 社会保険労務士事務所
代表者 大谷 雄二
社員数 13名

経営理念


全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客様企業の健全な発展に尽力し、誰もが生き生きと働ける社会の実現に貢献します。


ミッション


日本を誰もが生き生きと働いて、労働生産性の高い国にするために、職場のハラスメントを撲滅します。


事業の紹介


弊社は社会保険労務士(以下、「社労士」)事務所です。主な仕事は、顧問先企業様の雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険の手続き、労務相談、給与計算、雇用助成金の申請、就業規則や人事評価制度の作成です。弊社は特に「職場のハラスメント防止(研修や社外相談窓口)」を得意分野としています。
お客様にご満足いただけるサービスを追求するために「素直、誠実、明るく、元気、前向き、勉強好き!」をスローガンに、日本一可能思考能力が高く、日本一勉強する社労士事務所を目指しています。


13の德目を始めた経緯・目的


「13の德目朝礼」は日創研のセミナー(TTコース)受講中の2009年に始めました。しかし、当時は社内の抵抗が強く、誰も発表しない、指名されるとその場しのぎの発表をするなど、「13の德目」の本来の価値を得ることができなかったため、発表の必要がない輪読型の朝礼に変更することにしました。
その失敗経験もあったからか、朝礼についてはその後も試行錯誤を重ねて「朝礼が有名な会社」を何社も見学し、良いと思ったところを取り入れたりして、弊社独自のスタイルが、ある程度できました。その上で、やはり「13の德目朝礼」を再開したいという思いは強く、2019年にスタートした「ソラーレ元気朝礼」に取り入れることにしました。その時は、10年前に比べて前向きな社員が増えて社風も変わったことで、皆が「13の德目朝礼」を受け入れてくれたことがとても嬉しかったです。
弊社の社内教育の軸は、毎月 1 回の「理念と経営」共に学ぶ会、毎週 1 回の経営計画書勉強会、そして朝礼です。中でも年間240日、毎朝行う朝礼はとても大切な人財育成の時間と位置付けていますので、「13の德目朝礼」をどうしても再開したかった、という気持ちがありました。
なぜなら、「13の德目」は、その日に得た気づきや学びを夜に振り返り、翌朝仲間の発表から新しい気づきや学びを得られるので、「気づく力」を育成するには最適な教材だと思うからです。




自社ならではの取り組み


朝礼リーダーが最も学びを得ることができるため、週ごとに交代制にして全員が経験できるようにしています。朝礼リーダーは、週の最終日にその週に発表があった「今日のありがとう」から「今週のありがとう大賞」を選び、拍手で承認しています。

朝礼プログラムは下記の通りです。
1 .経営理念唱和
2 .代表から一言
3 .本日の予定(全員)
4 .本日の報連相
5 .接客 8 大用語練習
6 .13の德目朝礼
7 .居酒屋式「元気な挨拶訓練」
8 .ハイタッチ(現在はエア)

「13の德目朝礼」で仲間の発表から新しい気づきや学びを得て、居酒屋式「元気な挨拶訓練」とハイタッチの挨拶を元気よく発声することで、気持ちが高まり、元気に仕事に向かうことができると好評です。




効 果


「13の德目朝礼」を通して、「傾聴」と「発表」の練習ができることが、仕事に直結する効果につながっています。
社労士の仕事は、お客様の疑問にお答えすることが多いのですが、しっかりと傾聴ができないと、ピントのズレた回答を一方的に話してしまうことがあります。これは毎朝傾聴の練習をすることで少しずつ改善されています。
また、お客様に説明するときは、話が長くなるほど伝わらないので、ポイントを押さえて分かりやすくコンパクトに話す必要があります。これは発表の時間を使って練習をしています。
発表は昨年からタイマーを導入し、なるべく 1 分以内で話すようにしています。ソラーレの朝礼プログラムは10分以内で終了することを目指し、最長でも20分を超えることはありません。この練習によって、打ち合わせや会議の時間も短くなり、労働生産性の向上に
もつながっています。
「13の德目朝礼」を再開してから、従業員の発言する機会が増え、笑顔も増えたと感じています。仲間の発表を傾聴し、要約して感想を発表する中で、笑いあり、感動あり、発見ありと毎朝新鮮で前向きな気持ちで仕事に向かうことができる大切な時間になりました。今後も継続して活用していきます。