3月号読みどころ(1)

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   3月号
     月刊「理念と経営」の読みどころ(1)
 
        『  松下幸之助翁を語る  』
      内田 昭 様  VS  木野 親之 先生
__________________ P6~P13__

●今回のゲスト

 内田 昭 氏

  パナソニックSSマーケティング株式会社取締役相談役
  30歳の若さで、幸之助翁から直々に社長を依頼され、
  松下電器の販売会社の社長に就任。
 
  社員を辞めさせたことがなく、赤字も出さないなど、
  数ある販売会社の中で、抜群の業績を残された。

 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 今回の読みどころ    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 日本的経営とは何か?

 
 色々な答えがあると思います。
 
 「社員を大事にする」という特徴は、その一つです。

 
 米国では、業績が悪ければすぐにレイオフを行いますし、
 人員リストラ計画を発表すれば、株価が上がったりします。 

 もちろん、
 米国でも人を大事にする企業はたくさんありますが...
 

 「社員を大事にする」という特徴が制度となったのが、
 日本的経営の3種の神器のひとつ....
 
 「終身雇用」です。

 「年功序列」と混同され、「終身雇用」が軽視されています。
 また、非正規社員の増加など、
 時代は雇用の流動化の方向に向かっています。  
  
 
 しかし、月刊「理念と経営」はこのように主張します。

 「年功序列は変えるべきだが、終身雇用は守るべきである!」

 
 終身雇用を守るべき理由は、いくつかあります。
(年功序列については、いずれ述べたいと思います)

 「独自のノウハウ・技術などの無形の資産を蓄積する為」
 「日本人は、コミュニティ重視の民族である為」.....
 
 しかし、
 これらの理由の根本には、もっと深い真理があります。
 
 今回のゲストである内田氏と幸之助翁のエピソードから、
 それを感じ取って下さい。
 象徴的な内田氏の言葉を紹介します。

 「 社長というのは歴史の一コマです。

   自分で社長になったつもりでいるけれども、
   じつは人に推されてなっている。

   その推してくれた人もまた、
   推されてその立場になってきた。その繰り返しです。

   ならば、後継者をつくるのも私の責任です。

   そういう意味の歴史の一コマです。

   (中略)

   なぜ従業員を預っているか、ということについて、
   これは神様から預っている。(以下省略)   」

 内田氏が、決して社員さんを辞めさせなかったのは、
 上のような信念を持っていたからです。
 終身雇用という制度によるものではありません。
 
 理念に基づいた戦略やシステムでなければ、
 社員さんの心は動かせないのです。
 

2月号読みどころ(4)

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 2月号
      月刊「理念と経営」の読みどころ(4)

         『  企業の成功法則  』
       -社長力・管理力・現場力-
__________________ P27~P33 __

「企業の成長法則」では、
「社長力」「管理力」「現場力」という視点で
企業成長に必要な能力をお伝えします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 社長力・管理力・現場力とは?      
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 企業で生きるビジネスマンには、様々な能力が必要です。

  ◆業務を正確かつ素早く処理する能力
  ◆お客様のニーズを感じ取り、対応する能力
  ◆部下をやる気にさせ、育成する能力
  ◆外部環境を分析し、戦略を立てる能力

 挙げだすときりがないぐらい、様々な能力を求められます。
 
 その必要な能力を、会社の階層ごとに分けたのが、
 「社長力」、「管理力」、「現場力」 です。

== 社長力 ==================
 
   経営者(社長や専務、取締役)に必要な能力です。
   社長力とは経営能力のことであり、ビジョンを語り、
   理念を構築し、戦略を立案していく能力です。

== 管理力 ==================

   幹部職(部長、課長、店長など)に必要な能力です。
   管理力とは、上位概念である社長力で立案した
   ビジョン・理念・戦略などを、計画に落とし込み、
   実行に移していく能力です。

== 現場力 ==================

   現場を預る一般社員さん(パート、アルバイトを含む)に
   必要な能力です。
   現場力とは、お客様に満足を与える対応をしたり、
   業務を効率的に遂行したりという活動を通して、
   直接的な利益を生み出す能力です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 自分の役割は何か?      
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  「社長力、管理力、現場力が
         三位一体でなければ企業発展はない!」

 これが「企業の成長法則」での主張です。

 結果が出せない方は
 「自分の役割」を理解していないケースが多いようです。
 
 自分の役割を理解するには、
 自分以外の人の立場や役割を理解する必要があります。
 
 つまり、「社長の役割」「幹部の役割」「現場の役割」を
 全員が知っておく必要があるのです。

 役割を理解していないから、
  「社長が悪い」
  「幹部に能力がない」
  「部下が悪い」
  「景気が悪い」・・・・と考えてしまうのです。

 上司や部下に不満がある方は、
 まず「ご自分の役割」を考えてみてはいかがでしょうか?

2月号読みどころ(3)

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2月号
      月刊「理念と経営」の読みどころ(3)

          「企業事例研究 2」
   株式会社ウインローダー 代表取締役 高嶋民雄
_________________ P42~P49 __

2月号企業事例研究の2社目は、
     株式会社ウインローダー様です。

ウインローダー様は、
 自車両による運送、倉庫での保管・在庫管理、
  全国への配送、環境への取り組みなど、
   多角的な物流提案で業績を伸ばしている企業様です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ■ 社長の信念が社風をつくる     
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

「理念」をとるか、「利益」をとるか.....

皆さんは、どちらをとりますか?

どの経営関係の書物を読んでも、「理念」が大事!
 と書いています。「先義後利」という言葉も有名です。

では、何故「理念」が大事なのでしょうか?

今回のウインローダー様の企業事例は、
 この視点で読んで下さると、大きなヒントがあると思います。

ひとつ、エピソードを紹介します。

ウインローダー様の朝は、
 毎日行なわれる「元気朝礼」でスタートします。
 
全員が一つの輪になっての「肩揉み」、
 全員が大きな声を出しての「ハイ訓練」、
  職場の教養や社員ハンドブックの「輪読」、
   部署ごとに「握手の実践」、そして「理念の唱和」。

毎日、約20分間をかけて行われます。

皆さんの会社には、朝礼のような全社的な慣習を
 嫌がる人がいないでしょうか?

ウインローダー様には、朝礼を嫌がる方はいません。
 社員さんの自主的な意見でやり方を変えながら、
  楽しんで朝礼を行っておられます。

何故、このような社風が生まれたのでしょうか?

これは偶然ではなく、社長の信念が生んだ必然なのです。

高嶋社長様の根幹には、
 「社員はかけがえのない人財である」という信念があります。
   その信念によって、経営の意思決定をしてこられました。

ある時、
 実績のある社員さんから、このような告白をされたそうです。

 「あの家電販売店と仕事をしていると、心がすさむ….」

その家電販売店は、業界トップを争う大手企業です。
 取引は、大きな額です。

しかし、自社を下請けとして見下したような傲慢さが感じられ、
 20歳前後の若い社員にアゴで使われる、とのことでした。

皆さんなら、どうしますか?

私なら、「我慢してくれ…」と言うと思います。

 
しかし、高嶋社長様は即断します。

 「その会社との取引はやめよう」

 「わが社にとって、
   仕事中に社員の大切な心が『すさむ』ことは、
     許容できない。」

この高嶋社長様の意思決定が、社員さんの信頼をもたらします。

 「社長は自分達を守ってくれた」

 「理念の言葉は口だけじゃない」

社員さんは、社長が本気で自分達のことを「人財」と捉え、
 真剣に大切にしてくれていると実感しました。
  信頼関係が絆を生み、健全な自主性が育っていきました。

それが、前述した「元気朝礼」にも表れているのです。

高嶋社長様の「哲学」が、
 どのように「経営理念」に昇華したのか…

「経営理念」が、
 どのような「意思決定」を生んだのか…

「意思決定」が、
 どのように「コア・コンピタンス」をもたらしたのか…

きっと、皆さんの会社でも生かせることがあると思います。

西条支部 2月23日(木)

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西条支部 支部長の白木秀典です。

2月の勉強会を、2月23日(木)朝7:00~8:30に
いよせきストーンギャラリーにて行いました。

出席者は、新しく松本隆さんを加えての計9名でした。
まず、前回と同様、それぞれが印象に残ったところを
発表していただきました。

皆さん2回目ということで、自社の経営に照らし合わせながら、
感想を交えてのすばらしい発表でした。

その後、設問表に基づいて意見交換をいたしました。

倹約については、
曾ばあさんの‘商売人はがめつく儲けてきれいに使え’という
言い伝えまで出てきて大変盛り上がりました。

健康法や会社の現場の状況など、
設問にしたがって色々なお話が出てきました。

また次回が楽しみです。

【用語】2月号(2)

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●マーケティング戦略

 マーケティング戦略を考える際には、
 代表的な要素である4Pを考えることが一般的です。

 4Pとは、
  プロダクト=製品、
  プライス=価格、
  プロモーション=販売促進、
  プレイス=流通チャネル、 の頭文字を取った言葉です。

 黒木本店様の記事を、4Pを意識して読んで頂くと、
 黒木社長様の戦略が明確になると思います。

 また、マーケティング戦略には、
 活動要素である4Pに沿って考える以外に、
 自社の市場地位による考え方があります。

 これについては、1月号のP52~P53をご参考に
 して下さい。

2月号読みどころ(2)

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2月号
月刊「理念と経営」の読みどころ

「企業事例研究 1」
株式会社黒木本店  代表取締役 黒木敏之
__________________P18~P25 __

「企業事例研究」では、経営理念を重視した、
模範的な企業様を毎月2社ご紹介しています。

2月号の1社目は、株式会社黒木本店様です。

創業明治十八年。伝統を維持しながらも、
焼酎ファンを唸らせる逸品「百年の孤独」「山ねこ」を産み出した
焼酎醸造メーカーです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ 理念が戦略を生む
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今でこそ、
黒木本店様は焼酎業界では名だたる優良企業ですが、
一時は大手焼酎メーカーに押され、売上は低迷し、
家業の存続が危ぶまれるほどの状態も過ごしてきました。

しかし、黒木社長様が偉大なのは、
苦しい中でも、ステイクホルダーを重視する経営を貫かれ、
「ビジョン」を明確に定めておられたことです。

※ステイクホルダーとは、企業の利害関係者です。
一般的には、株主、顧客、仕入業者、金融機関、社員さん、
などです。しかし黒木社長様は、環境(地元)も
ステイクホルダーとして重視しています。

そして、我々経営者・経営幹部が、
黒木社長様に学ぶべきは、理念と戦略が一貫していることです。

もっと言うと、理念が身体に染み渡っているので
戦略が自然と理念に沿っていったのだと思います。

現在は「焼酎をつくれば売れる」という焼酎ブームです。
事実、「焼酎なら何でもいいから造ってくれ」とまで
言われたそうです。

この焼酎ブームの中で、
黒木社長様はどんな戦略を描いているか......

 

これは、月刊「理念と経営」2月号で確認して下さい。
確認して頂きたいポイントは、

「黒木本店様の
コアコンピタンスは何で、それをどう育てたのか?」

「黒木社長様のブーム
(マーケットのライフサイクル)の捉え方は?」

「黒木社長様の
マーケティング戦略(製品・価格・販促・チャネル)は?」

そして、「全ての戦略の元になっている理念とは何か?」

以上のポイントを考えて頂くと、理念が戦略を生むということを
実感して頂けると思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ 目指すは「小さくても強い会社」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

黒木本店様の現在は、焼酎メーカーとして「どうあるべきか?」
「何をするべきか?」を問い続けてこられた結果です。

「売上の多寡や規模の大きさではなく、
小さくても強い会社でありたい」

という思いが黒木本店様を支えています。

「小さくても強い会社であるために必要なことは何なのか?」
「中小企業でもできることがきっとあるはず。それは何なのか?」

黒木社長様の言葉に、たくさんのヒントがあります。
『焼酎一筋 創業明治十八年』に込められた
4代目黒木敏之社長の思いと志の深さ。

黒木本店様ならではの強みを生む経営は
きっと参考になるはずです。
※「小さくても強い会社」を目指している
経営者・経営幹部の皆さんに 読んでいただきたい特集です。

勉強会の情報を募集してます

カテゴリー: 支部での勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

「理念と経営・経営者の会」事務局の浜本です。

この「支部での勉強会」カテゴリーでは、
支部で行われた勉強会の内容などを共有して、
各支部での勉強会をサポートしていきたいと思っています。

下のメールアドレスに、情報をドンドン送って下さいね!

shibu@rinen-mg.co.jp

【用語】2月号(1)

カテゴリー: 月刊誌の用語解説 | 投稿日: | 投稿者:

●コア・コンピタンス(2月号12ページ)

G・ハメル氏とC・K・プラハラード氏が提唱した概念で、
他社に真似できない自社の中核となる能力のこと。

ハメル氏とプラハラード氏は、
著書『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞社)の中で、
「顧客に特定の利益を与える一連のスキルや技術」と
説明しています。
また関連項目として、
2月号のP52~P53をご参考にして下さい。

コア・コンピタンスを確立すれば、
オンリーワン経営が可能となりますが、
今話題の岡野工業様の事例をもとに、
オンリーワン経営を具体的に解説しています。

2月号読みどころ(1)

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2月号
月刊「理念と経営」の読みどころ

『  松下幸之助翁を語る  』
山本卓眞様  VS  木野親之先生
___________________ P6~P13 __

この連載対談は、
松下経営哲学の伝導師である木野親之先生と、
松下幸之助翁とご関係が深かった方々にご登場頂いています。

書物だけでは絶対に知ることが出来ないエピソードや、
幸之助翁の経営哲学・人間像を深く学べます。
2月号のゲストは、
富士通株式会社の山本卓眞名誉会長です。

ライバル企業の立場から見ても、
松下幸之助翁は偉大だったようで、
山本卓眞名誉会長のお言葉からは、
幸之助翁への尊敬の念がにじみ出ています。

今回の対談では、
経営者・経営幹部としての「あり方」「考える視点」や
「判断基準」が大変明確になります。

その中で3点だけご紹介します。
= 事業が成功する条件は『時』が非常に大切である ===

「事業は内なる志と外なる流れ、
すなわち、会社の意思と社会からの要請が一致したときに
初めて事業は成功する。そのどちらが欠けても成功しない」

と幸之助翁は考えていたということですが、松下電器産業が
コンピュータ事業から撤退した理由が、まさにこの考え方です。

この考え方は、いわば「選択と集中」であり、
「本業集中」です。

我々中小企業が採っていくべき戦略を考えさせられます。
= 幸之助翁が90歳近くでも、子会社の業績を分析していた =

「事業を成功させるには、
ビジネス(実業)に対する情熱を失わず、
熱心に考え続けなければ
アイデアも何も出てこない」

これは山本卓眞名誉会長のお言葉ですが、
我々経営者・経営幹部が心に刻んでおくべき言葉です。

業種業態を超えた商売の基本ですので、一般社員さんにも
読んでほしい部分です。
= コア・コンピタンス(競争の源泉)を引き出すものは何か? =

「技術の日産、販売のトヨタ」
「技術のユニバック、販売のIBM」
「技術の東芝・日立、販売の松下」

と言われていた時代がありましたが、
結局は販売力がある企業がトップメーカーになっています。

それは何故か・・・

体験した人でなければ答えられない本質がそこにあります。
経営者として、幹部として、日頃から心がけて実践すべきことが
他にもたくさん書かれています。

何を差し置いても、読んで欲しい対談です。