中小企業は、「ニッチ」を狙え!

中小企業は、「ニッチ」を狙え!


ビジネスの現場では、普段の会話の中で、

よくビジネス用語が使用されているかと思います。

 

さまざまなビジネス用語が飛び交うため、

一つひとつの用語の意味がわからなければ、

会話が通じないことや解釈のずれが発生することもあります。

また、実際に使ってはいるけれど、実は明確な意味がわかっていないまま使っている

言葉がある、という方もいらっしゃるかもしれません。

月刊「理念と経営」では、毎月ビジネス用語についての解説を行っています。

意味がわかれば誌面の内容もより理解いただくことができ、

ビジネスシーンにおいても生かしていただけると考え、

2022年1月号より掲載を行っております。

本記事では、「理念と経営」の誌面に記載されている

ビジネス用語の中から1つ抜粋して、皆さんにご紹介いたします。

今回は、「ニッチ」というビジネス用語を取り上げました。

「ニッチ」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、

もし部下や後輩から質問があった時、正確な意味を伝えられるでしょうか。

誌面の中では、このように解説しています。

「ニッチ」とは、 西洋建築で、厚みのある壁をえぐって作った「くぼみ」部分を指す。

それがビジネス用語に転じて「大企業が進出しない小規模な分野」の意。

この言葉は、「理念と経営」6月号の特集1“中小企業のための「競争しない競争戦略」

ご紹介したものです。

早稲田大学ビジネススクール教授 山田英夫 氏は、

誌面の中でこのように述べています。

私がお薦めする競争しない競争戦略の1つ目は、ニッチ戦略だ。

大手と同じ条件で競争したら、

経営資源の少ない中小企業はどうしても分が悪い。

そのため、どうすれば大手と戦わず、うまく共生できるかを考える。

自然界には多種多様な生物が暮らしているが、

必ずしも強いものだけが生き残っているわけではない

同じ鳥類でもワシやタカに比べ、スズメはからだが小さく力も弱い。

それでも絶滅しないのは、生息領域が違うからだ。

これと同じ考え方を企業も実行すればよいのである。

ちなみにニッチは「隙間」と訳されることが多いが、もともとの意味は、

花瓶や偶像などを置くための壁の「窪み」のこと。

これが生態学に転用され、ひとつのニッチにはひとつの種しか棲むことができないというように、

「ある種が占有する生息地の究極の単位」として使われるようになった。

大手と戦わず自分たちが安心して生息できる窪みで生きていくというのが、

本来のニッチ戦略なのである。

それでは、中小企業が大手とうまく棲み分けるためには、どうすればいいのでしょうか――。

この続きは、こちらで閲覧可能です(誌面の一部のみ掲載)

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