明日は「理念と経営」2月号発売!!
						
		1月も、はや月半ばを過ぎました。
本年も読者の皆様のお役に立てる誌面作りに邁進します。
変わらぬご愛顧を、よろしくお願い申し上げます。
新しい年を迎えたとはいえ、昨年同様に先の見えない不確実性は増す一方。
さらに世界景気も減速傾向にあり、混迷の度はますます深まるばかり……。
中小企業にとって、今年も厳しい一年になることが予想されます。
だからこそ、どんな状況にも耐えうる企業力を育むことは不可欠で、
そしてその企業力は健全な企業文化、社風なくして育ちません。

明日発売の2月号では、この企業文化、社風をテーマにした特集を組みました。
混沌の時代を生き抜く手がかりが、ここからきっとつかめるはずです。
そのほかも充実のラインナップです。
いつものように読みどころを短くまとめました。
ご高覧いただけると幸いです。
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P18【特集】企業文化・社風を“企業価値”に!
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企業文化や社風は目に見えず、業績にどうつながるのか証明することは困難です。
しかし、経営学者のピーター・ドラッカーは「企業文化は戦略に勝る」という
言葉を遺しています。企業の事例を通じて検証を試みました。

社風・文化とは何か
経済・ビジネス評論家 植村修一
【CASE1】
「面白く働く」を追求する
面白法人カヤック(株式会社カヤック)代表取締役CEO 柳澤大輔
【CASE2】
共に働く仲間を大切にする
株式会社エターナルCEO 宮村活気
【CASE3】
「変化対応能力」で生き残る
株式会社アポロガス会長 篠木雄司
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P7【巻頭対談】
富士フイルムホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO 古森重隆
一橋大学名誉教授 野中郁次郎
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経営は、絶対に負けられない戦いの連続である

本業の写真事業が消失するという危機を乗り越え、見事に収益構造の転換を
果たした富士フイルム。
この改革を牽引した古森CEOの経営手腕を、野中名誉教授は「過去の遺産を
継承しつつ、まったく内から革新を起こした例はない」と評価します。
「企業革新の本質」について語り合っていただきました。
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P6【編集長インタビュー】
東邦レオ株式会社代表取締役会長 橘俊夫
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従来の延長線上には自社の未来はない
父から受け継いだ会社を大きく発展させた橘さんが
後継社長に選んだのは、全く畑違いの吉川社長でした。
「モノではなく価値を売る会社」への変遷していく覚悟が伝わります。
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P40【企業事例1】
株式会社ヤナギヤ代表取締役社長 柳屋芳雄
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現場が抱える?困り事”を徹底的に探し出せ
知る人ぞ知る、カニ風味の蒲鉾「カニカマ」製造機で、世界トップを誇る
株式会社ヤナギヤ。
手掛ける機械は食品のみならず、医薬品、化粧品など多分野に及び、
同社を日本屈指の機械メーカーに育てた柳屋社長は「変化を恐れず、
企業の困り事に柔軟に対応すれば存続できる」と言い切ります。
三代目イノベーター、その揺るぎない経営思想とは――。

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P46【企業事例研究2】
株式会社谷商会代表取締役社長 谷義彦
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わが社の最大の武器は「人」です!
阪神・淡路大震災で全社員が辞めたのを機に初の新卒採用を始め、
一から人づくりに取り組んだ同社。
美容サロン専売卸の会社として、今や地元神戸市でのシェアは50%超。
「お客様の求めるもの」を追求し、
他社では代えのきかない価値を届け続けています。

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P52【逆境!その時、経営者は…】
株式会社向山製作所 代表取締役 織田金也
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“風評”という向かい風を前進の力に変えて
下請けの部品メーカーが完成させた生キャラメルが、幾多の試練を経て
今、本業の部品製造を上回る売り上げに…。その過程をお聞きしました。

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P56【アンガーマネジメント】
   イラッとした瞬間、あなたはどうします?
日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介 氏 
自然科学研究機構生理学研究所 教授 柿木隆介 氏
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日々の仕事の中でついイラッとしてしまうことはありませんか。怒りは誰もが
持っている感情です。しかし、怒りを表に出すと相手との関係が壊れることも
あります。かといって怒りを我慢すると自信のストレスになります。どのように
向き合えばいいのでしょうか。
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P65【井戸を掘り続けた人】
中村哲医師が遺したもの
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長年アフガニスタンで人道支援を続けてきた中村哲さんが、
昨年一二月、凶弾に倒れました。
その一週間ほど前、インタビューの快諾をいただいたばかりでした。
「100の診療所より一本の用水路」を合言葉に1600本の井戸を掘り、
1万6500ヘクタールに及ぶ砂漠を緑に変えてきました。
アフガンの人々に生きる希望を与え続けてきた生涯は、
一人の人間の意志の力の大きさ、たゆまぬ歩みの大きさを語りかけてきます。


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