メールマガジンにてご紹介★ザ・開発物語★

皆様様、こんにちは。
月刊「理念と経営」お客様係です。

本日は、毎週金曜日に配信されているメールマガジンの内容を少しご紹介させていただきます。

※配信ご希望の方はコスモ教育出版公式ホームページからどうぞ♪

今週は、ガリガリくんを生み出した赤城乳業株式会社様の
記事をご紹介させていただいております。

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☆「赤城しぐれ」に代わるヒット商品を作れ！

赤城乳業には元々、初代社長が1964年に生みだした
「赤城しぐれ」というヒット商品がありました。
しかし、70年代に起きた２度のオイルショックで
材料費が高騰し、一気に売り上げが激減しました。

そのころの状況を鈴木さんは、次のように語ります。

「当時、８つあった製造ラインはほぼ停止状態になり、
従業員たちは、工場周辺の草むしりをしていました。
『このままじゃ、赤城乳業は倒産する』と、
誰もが思い始めました」

そこで、白羽の矢が立てられたのが、当時商品開発部
リーダーだった鈴木さんです。

ミッションは「『赤城しぐれ』に代わるヒット商品
を作る」こと。
コンセプトは「ワンハンドのかき氷のアイス」。
つまり、片手で食べられる棒付きアイスです。

開発にあたり、鈴木さんが心に決めていたのは
「過去を否定すること」でした。

☆「ソーダ味は水色」は「ガリガリ君」が先駆け

今でこそ、ソーダ味のカラーは水色が定番になっています。
しかし、当時はまだソーダ味をイメージする色はなく、
試作品をつくったとき、色は真っ白でした。

それでは、食べてみないとグレープフルーツ味か何なのか
わかりません。

そこで、鈴木さんは、みんなに愛される色として地球を
イメージし、ソーダ味を水色に決め、差別化を図ったのです。

ネーミングにも知恵を絞りました。「ガリガリ」という
擬音語を思い浮かびましたが、商標登録しづらいため
「君」を付けようということになりました。
結果的に、それで親しみやすさが増しました。

わかりやすいネーミングによって、商品に魂が吹き込ま
れたのです。

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月刊『理念と経営』
中小企業を活性化し、成功を探究する経営誌
★2017年テーマ「王道の経営～真価に挑む～」★

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