「どう活かすか」を発表することで学びを深く落とし込める

「どう活かすか」を発表することで学びを深く落とし込める


広島県東広島市を中心に国内11店舗、タイのバンコクに1店舗展開している同社は、地域密着型の美容室として親しまれています。2008(平成20)年の社内勉強会開始以降、もともと明るい社内にさらに明るい笑顔が広がっています。

Q 社内勉強会を導入した目的を教えてください。

A 他業種の会社の成功体験や成功事例などを全社員で学び、共有することにより、1人ひとりが考え、行動に移せる率先垂範の組織づくりができると思ったからです。また、勉強会では4~5人のグループに分かれてディスカッションをします。その中で、自分の想いを要約し、グループ内で発表します。仲間の発表を傾聴、承認することで、接客業に必要なスキルを身につけると同時に、人としての在り方を考える機会になると思い、導入しました。

Q 実際にはどんな変化がありましたか。

A 店舗数が増え、社員さんの数も増えた時期と重なったため、コミュニケーションをとるちょうどいい機会になりました。毎回グループのメンバーをシャッフルすることで、他店舗のメンバーと話すことができ、本音で話せる組織へと変革していったと感じています。

Q 導入後、お客様や取引先に喜ばれたエピソードがあれば教えてください。

A 「いつ来てもウェルカムな雰囲気で、どの社員さんも話しやすい」「とにかく明るい社風だ」という声をよくお聞きします。臨店講習などで来ていただく講師の方からは、「本当に元気な社員さんで雰囲気がいい。こんなサロンはないよ!」と有り難い言葉をいただきました。

Q 導入に成功した要因は何だったと思いますか。

A 楽しんで取り組んだからだと思います。また、グループごとにディスカッションを終えて何を感じ、今から何を変え明日から仕事で具体的にどんな行動をとっていくかについて発表するようにしています。そうすることで、1人ひとりが社内勉強会の内容をより深く落とし込むことができ、他業種や自分以外の人のいいところを仕事に活かすことにつながっています。

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会社情報:業種/美容業
従業員数/正社員55名、パートナー社員21名
社内勉強会導入時期/2008年

美容室フレーム
鍋島 道樹

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