◇種谷支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇種谷支部の皆様からの討議会のご報告です◇


種谷支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。

ご覧になって経営者の会に興味をお持ち頂いた方は
お問い合わせくださいませ。
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開催日時:2016年3月9日(水)
参加人数:12名
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【設問3】幹部に危機感を持たせ、「目覚め」させるために、社長は何を
すべきでしょうか?(企業の成長法則 社長力・管理力・現場力について)

▼社長力
自社の数字を見ると逃げ出したくなることがあるが「あきらめない」
ことがすごく大事。

▼管理力
- 記事に「幹部が本気で学ぶと利益がでる」とあるが、
幹部だけでなく従業員の個人が「学び」、「どうするか」を考える
ように促すことが大事。
- 「社員みんなが3倍稼いでくれると会社は儲かる」がこれが出来ない
から幹部を養成しなければならない。
- 例えば、「社長は5人の幹部を育成し、5人の幹部は5人の社員
を育成する」ことを目指すなら、まずは幹部を育成しなければならない。
- 会社全体を成長させるためには、まずは幹部の育成が大事。
一気に成長はできない。順番がある。

▼現場力
- 危機感の感じ方が「社長→幹部→社員」に順に下がる。
そこで、この記事から自分は幹部社員の立場として自分がどの
レベルの危機感なのかを考えると、まだまだ社長目線の危機感を
学ばなければならないと感じた。
- 将来の3年5年10年と財務的な見方をが出来ていないなかったが、
ちょうど、社長と海外市場など将来に向けて今、学んでいるところ。
- 使命感:「自分の仕事が社会でどんな役割をしているのか」を
社員が持つことによって、さらなる「気づき」を会社で生かせる。
- 店長教育を重点に行っている。一人でも多くPSVを終了させ
早く店舗を任せられるように育てていきたい。

(幹部に危機感を持たせ、「目覚め」させるためは何をすべきでしょうか?)
発表1)社内を見ると経営が悪い方ではない為、現状に危機感が
感じられないムードがある。自分の認識は5年後、10年後
どうなるか見えない事から不安感がある。
「社員さんにどう対応すればよいか」を社長と話をしているところ
で現時点では、対応策が無い状況。

⇒上記、発表1)内容の課題について各、委員からの助言。
助言1)幹部が危機感を感じていないと部下は危機感を感じない。
松下幸之助「道」にあるように「いい時ばかりは続かない」、
「上り下りの繰り返し」。上り(いい時)に下りの時のことを考えて
おくべき。
危機感を感じさせる為には景山さんが言われいていた
「叱る・ほめる・やって見せる」が必要。「叱れないのは社長が
本気でないから」と思う。
日光東照宮に「見猿、聞か猿、言わ猿」の言葉があるが、仕事におい
ては「よく見、よく聞き、(考え方を)よく伝える」ことが大事。
助言2)本人に危機感が無いのかもしれない。だからわからない。
本人が危機感があることが大前提。ただ、それだけでは社員さんに
伝わらない。月次の報告を全員に公開(内容はその月の損益など)。
自分の給与の3倍を稼ぐことを目標に示している。数字で意識して
もらう。今、どれだけ頑張ったか、1年で成果を評価できるよう
にしている。部署ごとに自分たちで予算と目標(賞与や売上など)の
数値を持たせ本人が「何をすればよいのか」を考え、日々の数字を
追いかけられるようにしている。

★記事の内容をもとに討議長から。
数字を追いかけることが戦略につながる。
- 銀行評価:51/64点は優秀(記事の内容から評価)
- 総資本経常利益率:23.3%(中小企業:10~15%でベスト)
- 流動比率:100%以上になるとキャッシュが潤沢。
(キャッシュで支払いが可能)
- 3大指標(自己資本比率、流動比率、総資本回転率)と
総資本経常利益率を抑えていれば、会社の状態がだいたい分かる。
- 自己資本比率とは、会社経営の安定性を表す数値。
まずは、この数字を見る。
- 仕入があるような中小企業は「自己資本比率40%を目指せ」と
言われる。 40~69%・・・優良
- 銀行格付け:中小企業では8が最高。(9~10:50億以上)

【所感】
担当例会の準備に向けた議題(委員会)が多い為、時間の都合上上記の設問のみとなった。
討議長から財務のポイントや数字をPDCAで追いかけることが戦略につながるお話しは、
改めて基本的なことながら、できていないことを認識させられた。
また、危機感の感じ方、取り組み方も参加された委員の意見や助言は
非常に参考になる討議会でした。

以上です。

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