◇金山支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇金山支部の皆様からの討議会のご報告です◇


金山支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。
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開催日時:2016年2月22日(月)
参加人数:10名
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【設問1】本年度の経営方針書の中で、現場力を上げるために実践することを発表し合ってください。
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・働くママになってもらう。理念の[ママが笑顔になろう]をスタッフに常に問い続ける。
「何の為」に働くのかを明確にしてもらう。子育てと仕事のバランス。しかし、無理はいけない。
・自社にとってお客様は誰なのか?仕事とはどういうことか?
常に社内外の人も含めてお客様。そのことを考える、実践するのが自社の役目。
・飲食業なので衛生管理の徹底。抜き打ちでも検する。
・自社は情報。お客様のマイナンバーなどの管理。
・自社はかけすて保険に特化し、顧客保障を最優先にしている。
担当者と会社の方針がブレていないかどうか。
・自社では22時半閉店、22時ラストオーダーだが、ヒマな時間には片づけ準備を容認している。
しかし、そこに慣れが出ると時間ギリギリで来店した客に対して不満がでる。
店の方針からズレが出てくる。
⇒この委員さんの悩みに対して
・月次数字目標を社長が決める。自分が営業で客を連れてくるが、
そこから仕事、数字になるかは社員次第、インセンティブ。毎日日計報告を朝礼でしている。
数字が上がるようなシステムにしてはどうか。
・人事評価システムはどうか?顧客来店がバイトさんでも喜びにつながる仕組みづくりはどうか。

⇒現場力を上げるためのキーワードが出てきた。
ひとつめは「理念をしっかりと浸透させることが重要」その為には?
ふたつめは「リスクヘッジ、管理するのも現場力」
みっつめは「現場のマインドを強化できているかどうか」
社長と幹部、社長と社員さんの温度差。これは絶対にある。役割によって温度差がでる。
経営研究会の中でも同じことが起こりうる。それも勉強。

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【設問2】ご自身の会社経営を振り返り、支えてもらったり助けてもらったりした「縁」を
あらためて思い出し、仲間と分かちあいましょう。
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・大きな逆境はなかった・・が、昔の社員さんを思い出すと要求の無理強いをしていた。
それにより退職した。しかし、今はもどってきてくれている。当時を反省している。
・「挫折とご縁にならない人は不幸」
・仕事上、他社からヘッドハンティングすることがある。「今の会社辞めたい」人よりも
「今の会社楽しい」といった人財しかとらない。これもご縁。
・創業時は経営研究会の皆さんから仕事を依頼してもらった。自分のスキル以上のステージだった。
が、それをこなす事で成長させてもらった。人間関係以外の部分から仕事が沢山きてからは
そこからが本当のステージだと考えて仕事してきた。おかげで今がある。
・昔、銀行が金を貸してくれない時にテナントの大家さんの仲介で借りれた。
米不足の時に取引先の米屋さんが助けてくれた。これらの御恩は絶対に忘れてはいけない。

⇒経営研究会の御縁というものを大切に感じて欲しい。

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【設問3】自社の「一石三鳥型」とそれに対応した「三位一体共創型」について考えてみてください。
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・自社には「雰囲気」「ストレス解消」「丁寧」のキーワードがある。
「三位一体共創型」にするには・・・?
⇒ネーミングの響きを変えてはどうか?
⇒業者などのパートナーと共創するのはどうか?
・「美味い」「安全」「ブランド」
⇒そんな響きは他社もできる。もっと働いている人の顔が見えるような、
それが魅力になるようなテーマはどうか。
⇒強みはどこか。そこに対してのテーマにしなければ。

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【所感】
途中で松岡修造著「挫折を愛する」より抜粋されたプリントをわざわざ配布してくださりました。
あのモチベーションのすこぶる高い松岡修造氏にも「挫折」という言葉が存在するのかと感じました。
中でも「心に鬼コーチを持っているかどうか」という一文には考えさせられます。
ありがとうございました。
そして、討議長の参加者からの忌憚なき意見を引き出す進行は大変参考になります。
ユーモアも交えながら、「緊張と緩和」をうまく使い分けて楽しい空間を作っていただけます。

以上

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中小企業を活性化し、成功を探究する経営誌

月刊「理念と経営」
株式会社コスモ教育出版
田舞 富太郎

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