◇上田支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇上田支部の皆様からの討議会のご報告です◇


上田支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。
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開催日時:2015年9月11日(金)
参加人数:5名
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【設問1】「暗黙知」と「形式知」について

a)記事では、何を例に挙げて述べていましたか?

▼「暗黙知」とは、
ア) 言語化しないと社内のイノベーションはうまれない状態。
イ) マニュアル文書や指示の無い昔から習慣的に行ってい作業。
(現場主義的な作業)
ウ) 日常の業務のなかに誰もが気付いていない知識や技術のこと。
エ) 言葉になりにくい知識。(属人的な知識)
オ) 職人の技術・勘。(属人的なスキル)

▼「形式知」とは、
ア) 文章や言葉で他者と共有できる知識や技術。
(全員が同じように理解できる)
イ) 暗黙知を言語化(誰にでもわかる共通言語)にしたもの。

▼記事の例では、次のワインのソムリエを例に述べていた。

ワインンを試飲して自分でどのような味わいだったか、感じた感覚
(風味・香り)を言語化し、形式知として記憶する例で記述。
形式知として言語化できれば、お客様に合うワインを勧められる。

▼記事の例では、次のホンダの新車開発で行う「ワイガヤ」を例に
述べていた。
「ワイガヤ」・・・合宿で徹底的に議論する知的バトルのこと。

ブレーンストーミングでなく、「ワイガヤ」では、
徹底した議論(うわべだけの過去の形式知を表面化させる)することで、
暗黙知も表に出てくる。
この暗黙知を全員で相互理解(共有)することで新車開発の新しい
形式知が得られる。

b)今後、「形式知」にしたいと思っている事がありますか?

「形式知」は、難しいイメージ。(机上の論理ではいけない)
「形式知」を全員で活用(実行)できないと意味が無い。
決まり事などルール(文書やマニュアル)があっても
守られなければ意味が無い。

上記の例として今、行動予定を全員で細かく記入する決まりを作っている。
実施できれば確かにメリットが多い事は理解できるが、これを現実的に
現場で細かい予定を記入することが本当に出来るのか?
社員さんから疑問の声もあった。
「やるか・やらないか」の判断になる。

【設問4】「孫正義の志の経営」を読み孫代表の成功の秘訣はなんだと感じまし
たか?

▼ひとに喜んでもらえる仕事がしたい。使命感。
▼自分で退路を断ってそのとおりに実行。
▼人を命令で従わせるのでなく、目的を共有しながら同士的な関係。
▼病気が転機。
▼病気をするまで学生時代にもすごい事をやっている。
▼究極の可能思考。

【所感】
今回、討議の設問を選定し、設問の話題が収束するまで討議をおこなった。
発言の指名無く参加者全員が自然の流れで発言するムードの中、討議会が
行われました。
自社や他社の事例など、話題の連鎖がうまくつながったように思います。

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