◇秋山支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇秋山支部の皆様からの討議会のご報告です◇


秋山支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。

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開催日時:2015年6月19日(金)
参加人数:9名
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【設問1】『地方の最前線を歩く 地域に根差して成長する「物語をもっている会社」(P.50~P.57) 』の
記事の中 で、広島県府中市の「府中ハンドレッドクラブ」会員企業について書かれています。
この記事を読んで企業を継続するには何が大切だと考えますか?
あなたの考えや気づきを仲間に発表して下さい。

1 社風。同じ方向を向いて成長していく社風。挑戦している企業。
2 組織の団結力。会社の目的に向かって役割分担し団結して挑む企業。
3 地域貢献。地域に信用されている企業。地域の声を聴いて対応し、貢献する企業。
4 後継者の存在。年々、後継者を育てる企業。想いを継ぐ者であること。
5 変化への対応力。各経営資源の活用と理念等の想いとのバランス感のある企業。
6 利益。利益は目的ではないが、利益は継続に必須。皆で頑張って利益を出す企業。
7 一人のお客様への想い(創業の想い)。
設問のような「自社の継続にとって大切」が目的ではなく、
「お客様に喜ばれることを大切」にする企業が、結果的に継続する企業。

数年後に100年を迎えるメンバーがいます。
「一人のお客様のために作った商品が創業だった」という精神が
今も現場に活かしているという話に、一同感動。
反面、先日の全国大会京都での「100年目が危ない」「100年残る企業は1%」というお話もあり、
企業規模や年数等、違いはありますが、身を引き締めて経営の任を全うする必要あり、
と緊張感ある討議を行いました。

【設問 2】『企業事例研究 1~過疎こそ「宝」だ!田舎の魅力を発信し地域と農業の振興を目指す~
(P.26~P.33)』コッコファームの松岡会長はお客様のニーズに応えすぎて失敗した体験から
要望には対応せず、願望に対応する という発想を取り入れ成功を遂げました。
松岡会長のいう「要望」と「願望」を自社に当てはめると、それぞれ どのようなものが挙げられますか?

・自社では、子供の要望にフォーカスしてきたが、それでは他社と同じ。
自社はお母さんの要望に応えることを差別化としている。
・お客様は本当の願望がある。最初の来店時は気づいていないので、
コミュニケーションを重ねるようにしている。
保険業も同様で、最初は「入院保険」と言われるが、国の制度や正確な情報、
本当に困った時の状況とは?等をお伝えすると、違う願望が出てくる。
・最近の洗剤、汚れを取ることが目的ではなく、現代は香りに対する願望が強い。
お客様が今は気づいていない願望を見つけてビジネスにしたい。
・お客様の要望に応えるため、と考え、アイテムを広げすぎた。
マーケットイン、プロダクトアウトか、自社は曖昧だった。整理する必要あると感じている。

《感想》
・2ヵ月後の8月例会に向け、万難を排して委員会へ参加しようという気持ちが、メンバーに感じました。
更なる関わりの検討も行いました。
・討議会では、メンバーの悩みや疑問に真剣に討議しようとする、積極的な討議会でした。
そして、積極すぎて発言に偏りが出ないよう、討議長がよく差配してくれました。
・例会の講演会とは違い、同じ経営者仲間と同じ月刊誌について討議することで、
自分の至らなさを感じることができます。
お山の大将にならない、貴重な機会だと感じました。

以上

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