◇三宅支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇三宅支部の皆様からの討議会のご報告です◇


三宅支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。

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開催日時:平成27年4月13日(月)
参加人数:13名
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設問 1】30年後を見据えた自社の社会的責任(CSR)の 30 年ビジョンは?
●「うきうきワクワク」という経営理念を元に、アミューズメント日本一を目指し、
シルバー向けアミューズメントの新業態を開発中。
シルバー層のコミュニティ創造と気軽にうきうきワクワクを提供できる場づくりをしていきたい。

●シルバー向けにターゲットを絞り、営業時間を工夫して利益の最大化を図りつつ、
若い女性と楽しく飲食できる場をつくりたい。

●介護ベッドの中古ビジネスが注目されているが、シルバー層の方々何を望んでいるのか
そういう視点で常にアンテナを張っていると多くのビジネスチャンスがある。

【設問 2】ブラック企業について
定義:人を人とも思わず拝金主義の会社
→したがって、日本では、仕事を通じて学び、仕事を通じて成長する
人の個性に光を当てる経営をしなければならない

ここで、「長時間労働がブラックで、定時で帰れる役所がホワイトと言えるのか?」という話になり

●社員さんがどれだけ主体性が持てるか否かが大切。

「意義ある人生」となるよう、いかに自分の人生にコミットできるか、
志があれば、いくら長時間労働になろうとも、仕事がやらされにならない。
●社長のビジョンを示して共有し、仕事を通じて自分の存在価値が認められることによって
忠誠心や仕事の喜びが醸成される。
そうなってくると、しだいに社員さん一人ひとりが労働時間をコントロールできるようになる。●ブラック企業かホワイト企業かの判断は紙一重であり、社員さんの受け止め方次第だが、
常に社長が員さんにビジョンを示すことが大切

●ブラック企業は自社がブラックだということを隠そうとする傾向があり、よさそうに見える経営理念を掲げている。
ブラック企業にありがちな経営理念一例
「私達は全ての人に新たな価値を創造するため、失敗を恐れず挑戦し、
社会の発展に貢献するためお客様の満足を追求します。」
↑何業か分からず、耳障りのいい言葉を並べ、具体的に何をやるのか分からない言い回し。

理念塾に行って、自社独自の理念体系を構築することが大切。
●労働基準法など法律的な問題に関して、まだまだ中小企業は脇が甘く、雇用される側の方が法律をよく知っている。
法律で会社を守るというリスクヘッジは必須である。
●ブラック企業と言われないためにも日頃からのありがとう経営の実践が大切。
ありがとう経営のポスターの掲示だけでも意識が変わるので社内外への浸透に有効だと感じる。

 

【設問3】エンゼルグループの躍進の秘密
●理念・使命・ビジョンが大切であるがその源泉となっている創業の精神が明確であり、理念体系が串差しになっている。
●人不足を解消するためにも、子育て世代の女性の登用が重要になっているが
市川さんのような使命感をもった保育園がもっとできて欲しい。

ここで、子育て中の女性をどのように活用するかという流れになり・・・
●自社では助けあえる環境を整えている。ただし許しあう関係は業績が下がる。
人が抜けても補える仕組みを構築し、お客様満足と社員満足を満たす働き方をすすめている。

●保育園の時間帯によっては保育料が高額になるので、
働き方の多様性に合わせた保育園がもっとできたらありがたい。

●社内保育園の設置をしたいが、責任問題などの壁があり躊躇してしまう。

【所感】

今回の討議会は、いかに社長の掲げるビジョンが大切か、
そしてそれを社内外に根気よく伝えていくことによってよい社風を創り、
業績を伸ばし、世間からも尊敬される企業になれるということを討議長のリードで、
それぞれの会社の事例を用いて具体的かつ逆説的にわかりやすく学ぶことができました。
ディスカッションの中で、結婚・出産で退職してしまいがちな女性、
子育て中の女性をどのように活用すればいいのか皆さん悩んでおられました。
そういえば今日、4月14日は、岡山経営研究会の例会で女性力活用が学べる例会でしたね!
昨日感じた問いを持って、今日はまたまたよい情報を仕入れることができそうで
楽しみにしております。
以上

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