◇扇野支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇扇野支部の皆様からの討議会のご報告です◇


扇野支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。

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開催日時:平成26年12月1日(月)

参加人数:11名
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【設問1】松下幸之助翁はどのような人物で、どのような企業経営をされた経営者だと感じますか?

 ●理念経営を実践し、人の話をよく聞いて、人格に光を当てる経営をされる経営者。
  すごい忍耐力のある人だと感じる。
●松下はこのままいくとまずいのでは?
  大きくなりすぎると、創業の思いや理念を共有するのが難しいと感じる。
●真摯な姿でやり続けてきた人という印象がある。
●人間の可能性があるということを実証した人。
  いろんな言葉がとても分かりやすく、難しい言葉を使っていないので普通に理解できる。
  特別な人ではなく、普通の人であり、その気になればだれでもあそこまで行ける人だと思っている。
●『思考は現実化する』という本を読んでいる。宇宙には人間が考えただけのものが
  現実にできるものが含まれているということをキリストやお釈迦様が発見した。
  活用せずに発見しただけの人を神を崇めるのではなく、その宇宙の資源を実際に活用した
  松下幸之助は素晴らしいと思う。
  ※宗教を否定しているわけではない。
●今の人生は、自分の思った通りになっている。
  岡山一になるのか日本一になるのか、どのようにビジョンを描くのかが大切だが、
  描けない人はその通りの人生にはならない。
●可能思考で周りを引き込む力を持った人だと感じる。
●経営の神様というより、出来たものを我が子のように思い、
  世間に広めた人。世の中を変えてくれた人なので感謝しかない。
  周りの人を巻き込んで協力してもらい、小さなことをいとわずに行ってきた人。
●影響力の大きな人。色んな業種の方々の生き方に影響を与え続けてきている人。
  自分の思いをどう伝えるかということを常に考えてきた人だけに、
  その思いが死後もなお語られ影響を与えている人だというところに
  共感し、もっと松下幸之助翁を知りたいと思った。
●自分の言葉で相手にとって理解しやすい言葉で伝えて、その人を動かすことができる
【設問2】「人間は強いと思うか、弱いと思うか」について
●人間は弱いと答える。理由は、自分自身が問題障害に対して逃げたくなるという弱い心があるから。
  仲間やビジョンががんばる源泉となっている。
●本質は弱い。退職でリタイアしたり、病気になったりして急に人間は弱気になる。
●強くなるには、素直になることだ。
●人間は弱いと答えるが、強くなるためにどうしたらいいか、人間だけが考えることができる。
  動物は弱肉強食で弱いものは食われるだけだが、人間は弱いことを自覚し、
  それが嫌だと思ったら強くなれる。
●やはり弱いと答える。人間が弱いのは人から認められず承認されなかったら、
  もろくも弱くなると感じる。
  自分の存在価値がなかったら、一気に弱くなる。
  宇宙根源の法則は素直になり、自分がやりたいことと世の中が求めていることが結びつくと
  物欲、ミエやプライドといった邪心を超えることができる。
  敵を増やしたら一気に弱くなると感じる。
●傲慢になって反感を買ってしまうようなことをするとすぐにうまくいかなくなるという過去の教訓がある。
●目標を決意した人は強い。あきらめた人は弱い。両面ある。
●人間は影響されやすい生き物。その影響をどのように取り入れるのかが大切。
  弱い人同志で集まれば、傷のなめ合いとなるし、強い人に対して
  こうなりたいという思う気持ちが大切だと感じる。
●両面あると思う。人間は一人では何もできない弱い生き物だ。
  周りに叱ってくれる人がどれだけいるか。
●何度もあきらめずチャレンジする人は本当に強いと思う。
  経営研究会や討議会にはそういうパワーを身に付けに来ている。
●強いけど、弱いと言いながら生きるという生き方に憧れる。
  謙遜しながら謙虚に生きることが素晴らしいと思う。
  強くなるための自己研鑽を惜しまないことが大切。
●基本的に、自分は弱い。でも人前では強いところしか見せないように努力している。
  弱いところをゼロにはできない。人が見てないところでも強い自分であるように、努力したい。
  オンとオフが大事だと思う。
【設問3】人の話をよく聞くことを経営のコツと言われた理由とは?
●松下幸之助翁が衆知を集めることに長けている。任せて任せ過ぎずという点。
●1年前に選挙に落選し、とにかく市民の話を聴くことに徹してきた。
  それをやり続けてきてよかったと思っている。
●人に話を聞くが自分の考えを変えるのか、聴くけど考えを変えないのか?迷う。
→51ページの経営者は、時間がかかっている間に自分の考える方向に持って行く。これが社長の仕事。
 
●なかなか社員さんの話を聞いてあげられないのが自分の課題になっている。
→その人の気持ちに完全に寄り添って話を聴くことがとても大切。winwinでないといけない。
   聴くテクニックだけでは人は動機付けられない。
●人をないがしろにしない、全ての人の顔を立て、尊重することが経営のコツだと思うが、なかなかできない。
●顧客満足追及の最後のジャッジは理念が判断基準となるが、可能性追求の努力は惜しまない。
●社員さんの話をなかなか聞けなかったのは、色眼鏡でみていた自分がいたからだった。
ここで
社員さんの話をまったく聞かないといった人に、ここぞとばかりの集中砲火となる。(討議会名物)
→社長と幹部さんの意見が異なる時には、自分の意見をきっちり述べた後に、
   幹部さんにゆだねるようにして、幹部を動機付けている。
→会社はいい時にはいいが、悪くなった時に幹部を育成してなかったら大変なことになる。
   幹部さんとはコ    ミュニケーションはとても大切。
●社長とは全く意見が合わないが、自分の芯はしっかり持っている。
  自分の意見が合わなくても芯が通っていたらいいと思っている。
【所感】
今年度最後の討議会となりましたが、ご多忙の中、遠方からも多くの方にお越しいただきました。
笑いの中にも学びがあり、それぞれの経営者の皆様の過去の教訓などから
多くの気づきの共有がありました。
今日は、別会場で理念と経営幹部勉強会が開催されています。
他流試合で幹部さん同志の学びの場となっていることと思います。
世のため人のため、地域のため、お客様のため、社員さんのために
こうして忙しい中時間をつくって勉強会に参加される経営者・経営幹部の方を
心から尊敬いたします。
共通の設問、共通の教材を読んでいても、そこからのアウトプットがそれぞれ異なり、
その考えを聴くことが仲間を尊重することになり、自社の経営にも活かすことができる討議会を
来年も引き続きがんばって参加して行こうと思います。
1年間ありがとうございました。

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