月刊「理念と経営」　最新6月号の読みどころ

◆◆株式会社コスモ教育出版◆◆◆2013年5月17日◆◆◆◆◆

向夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
春が過ぎ、夏を待つゆるやかな雨の季節を迎えました。

雨は「天からの恵み」と言われます。

6月は、雨の多い時期になり、
湿度の高さから、人々になにかと敬遠されがちです。

しかし、この時期に、もし雨が降らなけれは、空梅雨になってしまいます。
そうするとその後に訪れる、降水量の少ない夏季を乗り越えることができず
また、作物の収穫等にも影響を及ぼしてしまいます。

少し困るな、と感じることがあっても、
未来のことを考えると、私たちの生活に雨は欠かせないものとなります。

こう考えると、物事や事象にはそれぞれの役割や意味や価値が
必ずあると言えるのではないでしょうか。

何事も、現在の状況だけを見るのではなく、
その先に続いていくものを感じながら過ごしてみて下さい。
楽しみが一つでも二つでも増えるのではないでしょうか。

さて、皆様のお支えの中、
月刊「理念と経営」も創刊90号をむかえることができました。

心より感謝御礼申し上げます。

本誌には沢山の経営者の方々の言葉が掲載されています。
ぜひご一読いただき、これから続いていくものを見通すための、
一つの手段としてご活用いただければ幸いです。

スタッフ一同、皆様のご発展を心より願っております。
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★毎月21日発売 今月の月刊「理念と経営」の内容は？
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創┃刊┃９┃０┃号┃記┃念┃特┃集┃　
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　日┃本┃の┃女┃性┃経┃営┃者┃９┃０┃人┃に┃聞┃き┃ま┃し┃た┃
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「十年ひと昔」という言葉が通用したのは、もはや遠い過去のことです。
インターネットなどで世界中に情報がリアルタイムで行き交う今日では、
「五年ひと昔」くらいの感覚をおもちの経営者も多いでしょう。
本誌創刊から七年半の間にも、実にさまざまな変化があったように思います。
そのなかの一つが「女性経営者が珍しい存在ではなくなった」ということです。
そこで、本誌では記念特集として９０名の女性社長にアンケートを実施しました。
「女性社長であるがゆえの苦労」「尊敬する経営者」「座右の言葉」について、
ご自身の体験と感想を簡潔にまとめました。
「女性経営者」に対するイメージが一変するはずです。

●経営の苦労に、性別・年齢は関係あるか？

　第三者の目には「女性社長って大変だろうな」と映りがちだが、
　当の女性経営者は、その体験を通してどのような思いを抱き、かつ、
　どんな経営を心掛けておられるか。起業して数年という方から、
　代々続く老舗企業を受け継いだ方、パイオニアとして業界を切り拓いて
　こられた方まで３５名の体験を公開します。

●たった一つの言葉にも、人生を変える力がある
　－２７人の女性経営者に尋ねた「自身の支えとなったコトバ」－

●自分に自信がない人間に、人はついてこない
　－女性経営者２８人が尊敬する経営者たち－
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今┃月┃の┃巻┃頭┃対┃談┃
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株式会社島精機製作所　代表取締役社長　島　正博　氏
　　　　　　　　　　　　×　
早稲田大学ビジネススクール　教授　遠藤　功　氏

【　リーダーは現場の最前線に立ち社員と共にビジョンを実現せよ　】

創業以来、「従来から既にあるものは創らない」と言い切り、
編み機の製造で“世界初”を生み出し続けてきた島社長と、
常に“現場”に軸足を置いて企業を見つめてきた遠藤教授に、
今こそ経営者に求められるプロデューサー的資質と、
仕事に情熱と愛をもてる人材の育て方を議論していただいた。

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あ┃り┃が┃と┃う┃経┃営┃の┃す┃す┃め┃
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【　強くて良い会社をつくる　】

どんな外部環境にも影響を受けない、強い体質の企業を目指していかなければ
なりません。そして、働く者がやり甲斐を感じ、歓びを感じる良い会社を
つくることが大事です。

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木┃野┃親┃之┃の┃経┃営┃問┃答┃
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●【　言葉一つで、全体の士気が変わる　　】

３０年来、下請けでやってきた弊社が、初めての自社製品を作りました。
いまはそのプロモーション（販売促進）が始まった段階です。この製品が
主力製品に成長しなければ、その分事業を縮小しなければならないという
「背水の陣」で取り組んでいます。幹部全員で販売に取り組んでいますが、
未経験の分野なので勝手がわかりません。新製品のプロモートで
注意すべき点について教えてください。

～５０代　溶接業　経営者～

●【　経営理念は父の貴重な遺産　】

昨年、父が急死しました。会社はその前から私が社長をしていたので、
事業継承の問題はありませんでした。父にはカリスマ性があり、
地元の人々からも厚い信頼を得ていました。その父が亡くなって、
こわいくらい仕事が順調なんです。今後何か落とし穴があるのではないかと、
順調すぎて不安です。幸之助翁が亡くなられたとき、
木野先生はどんなことに気をつけましたか。

～４０代　司法書士事務所　経営者～
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企┃業┃事┃例┃研┃究┃１┃
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株式会社みらい蔵　代表取締役社長　山村　惠美子　氏

【“奉仕と提案”を理念に農業を支え続ける】

農業資機材専門店「夢アグリ」を運営する株式会社みらい蔵(大分県豊後大野市)は、
販売だけでなく土壌分析に基づく営農支援も行なう、
いわば“農家のサポーター”だ。「ここに聞けば安心」と思わせる農家との
信頼関係を築くまでの、経営者兄妹が歩んできた努力と苦労の道のり。
　
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企┃業┃事┃例┃研┃究┃２┃
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株式会社森八大名閣　代表取締役　森　雅信　氏

【　地域に支持されてこそ菓子屋。その使命に懸ける男の熱い思い　】

創業８０年の伝統をもつ森八大名閣（福井市）は、和菓子と現代的な洋菓子による
多彩なラインナップを誇る菓子店である。近年は、県産の食材のミディトマト
「越のルビー」の実を丸ごと使ったトマトゼリー「伝兵衛」を手がけ、
記録的なヒットとなった。その背景には、経営者として自らに向き合い、
体得してきた３代目の“こだわりの経営”があった。

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