いま我が社にも、 "学ぶ組織の風"が吹いてきた

いま我が社にも、 "学ぶ組織の風"が吹いてきた


いま我が社にも、 "学ぶ組織の風"が吹いてきた

五月五~六日に、キャセイグループのチケットショップの社員さんたちと研修旅行で韓国・釜山に行き、二日目の早朝に、五月度社内勉強会を開催しました。前もって、「『職場の教養』、『十三の徳目』、五月号を必須携帯すること」という連絡をしたときには、「えっまさか、韓国でやるんですか!」と驚く社員もおりました。当日は特別に私がリーダーをしました。二日目の朝、前夜遅くまで歓談して眠そうな顔をした社員さんもいましたが、六時から八時まで勉強会を実施しました。
「今日の出愛に感謝して握手を交わしましょう」から始めて、理念と方針の唱和、挨拶と「ハイッ」の実習。『職場の教養』、『十三の徳目』、前日の報告、当日予定の報連相、おしまいに感謝の心得「今日一日、ほがらかに安らかに喜んで進んで働けることに感謝いたします。ありがとうございます」を斉唱しました。
 社員さんにはできるだけ自由に発言いただき、時折、質問を混ぜながらコーチング手法で承認を入れ、とくに定性、定量の目標確認のバランスに気を配り、進めました。
 終わってみると、「改めて新鮮な学びが得られた」「最初眠たかったけど、やってよかった」「橋本部長(シガウッド様)のようになることをめざしたい」という応えがあり、いま我が社にも、やっと“学ぶ組織の風”が吹いてきました。
 勉強会は、時と場所を選びません。いつでも、どこでも、形にこだわらず、気軽にやるのも一つの方法です。そして、何事も続けてやってみると必ず得るものがあります。
 人財育成において、蒔いた種しか芽は出ませんが、良い芽を出すための「良い畑づくり」は、まず社長が鍬をこまめに入れ続けることが大事です。時には、枯れて腐りかけている種もあります。しかし、それでも掘り返して、また水(信じる、認める、優しさ)と肥料(厳しさと任せ切る心)と心(目配り、気配り、心配り、小さな変化に気づく愛情)と時間(機会)と費用(コスト)をかけて、育てることを決してあきらめてはいけないと、あらためて実感しております。

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キャセイ産業株式会社 代表取締役
大島修治

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