「理念と経営」12月号事例研究

「理念と経営」12月号事例研究


◆ 企業事例研究…~株式会社タニサケ~
『会社を好きになれば能力を100%発揮できる』
  今回は、「ゴキブリキャップ」を主力商品に年商9億、経常利益率は創業以来20%を超える株式会社タニサケの松岡浩会長に、企業成功のヒントをお伺いしました。その一部を、ご紹介致します。

●創業以来、経常利益率は常に20%以上。その秘訣は?
・ 第一は作った製品をできるだけ高く売ることです。実はこれが一番難しい。「値決め」が高すぎても、安すぎてもダメです。2番目は、製品をできるだけ安く作ることです。生産性を上げるためには、社員の知恵をいかに引き出すかにかかっています。3番目は見栄のためにお金を使わない。無駄な金を使わないことです。その代り社員を喜ばせるためには惜しみません。慰安旅行には思い切って散財します。

●自己資本率が94%はすごい数字ですね?
・ バブル期にはいろいろな話が来ましたが、投資、というより投機は一切やりませんでした。社員全員で稼いだ金だからです。私は若い頃はいっぱしのばくち打ちで、マージャンはプロ級でした。その経験から勝負事は相手より10倍、100倍の資金を持ってやれば、勝てるということを知りました。主導権がなければ勝てません。だから株投資もやらなかったのです。

●トヨタさんより改善提案数が多い秘訣は?
・結論から言うとお金を出すことです。出せば結果として会社に戻ってきます。改善
報奨金に予算で限度を設けるのは理解できません。社員に改善提案のお金を出せ
ば出すほど利益として戻ってくるからです。そして、改善することで会社の財産
が増えていきます。

やはりすごい実績を残すには、明確な経営者の考え方、哲学がございますね。
今一度、ご自身の考えや哲学を深めてみてはいかがでしょうか?
上記の詳しい情報に関しましては、「理念と経営 12月号」に掲載しております。
ご興味ございましたら http://www.rinen-mg.co.jp へお立ち寄り下さい。

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