田舞通信 2008年 200号『 学ぶことの意味と実践!(ある親子の物語)』

田舞通信 2008年 200号『 学ぶことの意味と実践!(ある親子の物語)』


田舞通信 2008年 200号『 学ぶことの意味と実践!(ある親子の物語)』

親愛なる皆様、お元気ですか。

今日の教訓
「一度学べば身につくほど生易しいものではありません。ましてや、社長一人がいくら頑張っても、幹部や社員の力が大事です。同族会社が成功するには、同族と企業を分けるべきです。同族が、企業のために犠牲的精神を持つ!親子で、兄弟で、夫婦で、力を合わせれば、同族ほど強いものはありません。お互い学びあいましょう。
     田舞徳太郎」

3日前からモンゴルから子供たちが来ています。東京の研修を終えて合流し、昨年同様、薄雲さんや山形社長にご支援いただきました。

私はいつも思いますが、人生でうまくいく人と問題を起こす人の差は、きわめて簡単で、人間力・考える力・仕事力・感謝力だと思っています。

特に、ありがとう経営を推進していますと、感謝力の差が、一番大きいような印象です。企業事例や巻頭対談の方々のお話を聞くにつけ、成功・失敗は、根底に感謝があるかどうかですね。

淡路の福良港には、山形社長経営の遊覧船があります。楽しい釣堀もあります。会長は83歳で、咸臨丸のいきさつを上手に話してくださいました。

さて、モンゴルの子供に関して、メールを発信してくださった方がいます。北海道から明日の明徳塾・次の社長塾に参加されていますが、私が述べるよりも、今晩の感想をお読みください。

メール
「びっくりしました。TTの社長専務会(北海道からK社長もおいでです)。そしてモンゴルからの子供たちがきて大勢の方々でにぎやかでした。モンゴルの子供たちが歌を披露してくれました。目がきらびやかにキラキラと輝きニコニコ笑顔にはビックリです。この子供たちの笑顔と明るさに感動です。また、田舞さんの小学校5年・6年の担任の武尾先生もこられており、この先生のコメントにも感激しました。

 人生は一期一会の出会いです。担任として多くの生徒さんと関わりましたがどれだけ関わってこれたのか、と自省を含めて挨拶されました。生徒さんとの出会いでなく、人間としての出会いが大切で大事だと、切々とお話をいただきました。また、永年の教員生活を楽しんでこられ振り返ってみればいい人生だったと教員生活に感謝しているお姿にも感激です。

 我々も、もっと社内の社員さんに真剣に関わり、楽しい人生を過ごしていただく役割があると思いました。我々リーダーに求められているのですね。人間本来のあるべき姿を失った今の社会はおかしいですね。一番大切な心の置き方がうすらいでいるような気がいたします。

 自分さえよければいいのでなく、他人の幸せ喜びを心から自分自身が味わえるような、自分自身の心の豊かさを持ち続けていきたいものです。日創研で学び続けて『共に学び・共に栄える』という理念を今一度かみしめて職場の活性化に尽力・努力していきましょう。

 自分だけが苦しい・つらいのではありません。天は平等です。この世情はみんな平等に与えられております。この困難をモノともせず、夢と希望をもって前進していきましょう。社内でも小さな出来事を、私たちが気づいて関わりをもつことが大事ですね。

 理念と経営のカレンダーの申し込み宜しくお願いいたします。また、2009年日創研新春セミナーにもみなさんこぞって参加しましょう。きっと新たな勇気を与えてくれるでしょうね。とにかく私たちは社内のモチベーションにいつもいつも努力ですね。売るのも、造るのも、サービスをするのも社員さんです。その方たちをやる気にさせるのは私たちトップリーダーの役割です。それには、社長あなたがいつも気を引き締めていくことですね。
     北海道K社長様より」

モンゴルの子供の顔の下には、色々な苦難が隠されています。親を失い、家を失い、最悪の中を生き抜く決意を感じて、今日は私も感動しました。明日は、日本の小学校との交流会、そして子供たちは福岡です。昨年同様、横綱の白鵬関が一緒に記念写真をとり、大相撲を観戦するようです。
もちろん、私は研修です。

もう一通のメールは、親子で学んだ方のものです。
「○○です。先日参加した増益型経営計画書作成セミナーについてです。『計画なき経営は何も生み出さない』田舞さんの講義のテキストの表紙に大きく印刷されています。なぜ計画が必要なのか?今ある経営資源を使い、増益増客を考えること。
1.今日一日何に集中するのか。
 2.今日一日何を改善するのか。
  3.今日一日何を勉強するのか。

 計画を立てない人間は、計画通りに進んでいるかどうかも分からない。計画なくして実行なし。この講義からのスタートでした。多くの方が自社のスタッフと共に参加されていました。私は日本創造教育研究所に、一度も参加していない、そんな父親(自社の社長)と二人で参加しました。なかなか『行く』と言ってくれなかったのですが、『はじめの2日だけ』という約束で参加してくれました。夜はホテルで二人、じっくりと自社について話をしました。最終的に、父は4日目も参加。
 『お前が何を勉強しているのか分かった。』と言ってくれました。その一言で十分でした。これから父親の理解が更に得られます。

 ほかの会社のスタッフの方が『社長が何をしたいのかが分かりました。早くやりましょうよ。』と言われていたのが、とても印象的です。田舞さんが口癖のように言う、「自社のスタッフと一緒に研修を受講する!」意味がよく分かりました。」

親子で学ばれるのは最高ですね。来年は、起業家養成スクールでもこのような親子がおられます。家族が大同団結すれば、社内が大同団結すれば怖いものはありません。
K社長が述べていますが、「天は平等に見つめているものです!」人様や自分に恥じない生き方がしたいものです。
今、深夜4時ですが、TTのOBの方々と今ディスカッションが終わりました。

縁ありて花開き 恩ありて実を結ぶ!
多くの成功者はこの言葉をかみ締めています。今一度、私も反省しながら生きていきます。

田舞徳太郎

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