部下の乾いた心に潤いを与えられる関係を築け

部下の乾いた心に潤いを与えられる関係を築け


今回のテーマは!部下の乾いた心に潤いを与えられる関係を築け! です。
「何度言ったらわかるんだ」「それぐらい自分で考えろ」「同じ失敗をしてどうする」と上司の声が聞こえてきます。言われる側も辛いものですが、厳しいことを言う上司も精神的には辛いことです。厳しい言葉ばかり言わずに済むのであれば、それに越したことはないのですが・・・。
 何故、このようなことが起こるのでしょうか? 
上司からは、部下が「ボーッとしているように見える」「やる気があるのかわからない」ように見えたりすることがあります。しかし、部下はわざとそうしているのではなく、これではダメだと自分なりに考えているはずです。なぜなら、誰もが嫌々仕事をするのは本人に取ってもかなり辛い時間を過ごすことになるからです。誰もが充実感や達成感を味わいたいと思うものなのです。
とはいうものの・・・自分なりに頑張っていても、現実には思うように考えが出てこなかったり、捉え方が上司とズレることが起こってしまうのは何故でしょうか。
解決するひとつとして、脳科学の分野で、次のように言われています。
◇脳科学では・・心は知・情・意からなる、と言われている。我々は情を受け入れ(価値を認めて)、意が向上し(脳の活性化が上がって)、知が働く(脳が働く)生物であることが分かる。脳は意欲で働くのである。特に我々は、人から受け入れられ、人から分かってもらうことで意欲があがり、知が働くように作られている」(秋本 元著「愛は脳を活性化する」岩波書店)
◇上司が部下に愛情をかけることで脳が活性化し、やる気、意欲が高まり、意欲が高まることで、考える力が発揮され、仕事に対する意味や意義などを自ら見出し、積極的行動へと繋がるのです。いかに部下の乾いた心に、潤いを与えられる関係を築けるか、ということなのです。
血気盛んな武士たちが、西郷隆盛と時を過ごしたときに次のような感想を持ったそうです。「西郷さんと1日過ごすと1日の愛が生まれ、2日過ごすと2日の愛が生まれ、3日過ごすと、この人のためなら死んでもいい」そう感じるほど、西郷隆盛は情の深い人物だったそうです。
部下が「自分は責められている」「ダメな人間として注意を受けている」と感じている間は、脳が効率よく働かず、これにより仕事の意義や意味が理解できず積極的な行動に移せないでのです。マザー・テレサの言葉に、「人間にとって大切なのは、どれだけ多くのことを為したかではありません。どれだけ深く心(愛)を込めたかが大切なのです」とあります。
◇◇◇皆の心が潤うような職場づくりをはじめたいものです◇◇◇
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