日別アーカイブ: 2006年3月10日

3月号読みどころ(2)

カテゴリー: 月刊誌の読みどころ | 投稿日: | 投稿者:

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3月号
月刊「理念と経営」の読みどころ(2)

「企業事例研究 1」
株式会社たこ満 代表取締役 平松季哲
___________________ P18~P25_

3月号企業事例研究の1社目は、株式会社たこ満様です。

たこ満様は、
静岡県菊川市に本社を置き、
「身土不二」の考えで商品開発を行う菓子製造・販売企業です。

「身土不二」とは、
その土地で採れた旬の素材を新鮮なまま味わうこと、つまり、
土地のものを土地の人が食することが、人の体にとって
一番自然である、という考え方です。

同時に、地元貢献にもつながる考え方です。

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■ 経営理念を生んだ平松氏の感性
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「いまの経営者のなかには割り切った人もいます。
たとえば、給料を払っているからいいじゃないかと。

しかし、時間というのは命ですよね。
しかも、はたちからなら、たとえば60歳定年。

40年間の命を預かるわけです。

その命を粗末に扱ってはいけないという発想がないと、
理念も生まれないし、本当の意味の経営はできない。

われわれ、中小・零細企業は、
そんな考え方ではいけない、
との想いがどこかにあるのです。」

上の言葉は、平松氏の言葉です。
これは、理論理屈を超えた感性から湧き出たものです。

この平松氏の想いが、次の経営理念を生み出します。

『一人のお客様の満足と、一人の社員の幸せ』
平松氏は“一人”にこだわりがあります。
“一人”のお客様と“一人”の社員。
なぜ“一人”にこだわりがあるのか?
答えは、冒頭の平松氏の言葉にあります。
平松氏は、美辞麗句で“一人”と言っている
わけではありません。

「時間=命」を預かるという想いがあるからこそ、
お客様や社員さんを“塊”で見るのではなく、
唯一無二の価値ある存在として見ているのです。
最近は、
ONE to ONE マーケティングなど、
「個」の重視が叫ばれ、情報技術の進展に伴い、
顧客を細分化して認識する技術も進歩しています。

しかし、
いくら情報技術が進歩しても、
そこに魂が入っていなければ、
お客様の感動を得ることはできません。

メッキはすぐに剥がれてしまいます。
たこ満様のように、
経営者の哲学から湧き出た経営理念だけが、
お客様や社員さんの共感を生み、
売上・業績につながっていくのです。

二代目経営者である平松氏が、
どのような経緯で自身の哲学を深めていったのか、
本誌で確認して下さい。