株式会社テクノタイヨー

優しくありたい!だから、もっと強くなる!

会社名 株式会社テクノタイヨー
本社所在地 大阪府堺市東区石原町1 丁153番地
業 種 製造業(金属部品加工・自社商品設計開発)
代表者 代表取締役 水野 敏雄
社員数 56名

経営理念:
「わたしたちの精一杯の知恵と汗で わたしたちの未来を 今よりもっと幸せにします」

社訓「三つのこころ」:
思いやりのこころ、誠実なこころ、あきらめないこころ

2021年度スローガン:
「優しくありたい! だから、もっと強くなる!」


事業の紹介


弊社は創業以来38年間、省力化機械の設計・開発から精密部品加工・検査・組立・梱包・配送まで一貫したワンストップ対応で、お客様のお役に立てますよう、事業展開をしてまいりました。
近年ではベトナムでの生産・調達も行い、幅広く活動の場を広げ、また積極的に工場見学を誘致しSNSで発信する等、より多くの皆様にテクノタイヨーの「強み」をPRする活動を行っています。


導入の経緯


経営幹部・セクションリーダーを中心に『読書三到』(どくしょさんとう=「理念と経営」共に学ぶ会)の実施(月・1 回90分)、また全従業員対象に社内勉強会『BSC』(ブックシェアリングコミュニケーション月 1 回、30分)の実施など、組織力の強化を進めてきました。
2020年 6 月以降、「コロナ禍において厳しい状況を打破するには…」と、社長水野敏雄の強い信念により、第38期全社年度方針第3 項にて『全員参加、全員持ち味発揮の経営』を決定しました。共通の目的である理念の実現、および年度目標達成のため、2018年 4 月より経営幹部を中心とした約10名で行ってきた『13の德目』朝礼を、今年1月より段階を経て全社導入しています。



朝礼のスタイル


リーダー・サブリーダーは経営幹部・セクションリーダーを中心にローテーションし、社内 9 ヶ所に分れます。社員はセクションに関係なく、毎朝出社時に抽選を行い、自分が参加する朝礼実施場所を決定し実施場所へ移動します。 9 時より 9 ヶ所で「13の德目」朝礼を 8 分間、基本に忠実に、コーチング型朝礼の進め方の通り行い、その後各セクションでの朝礼を行います。
各セクションでの朝礼手順は、連絡事項確認・来客外出の確認 → 経営理念・社訓「三つのこころ」・年度スローガンを唱和して終了の流れとなっています。



自社ならではの取り組み


「13の德目」冊子内の説明だけではなく、自社で作成した、朝礼の流れ・書き方の手順書を配付しています。
普段業務上関わる事が少ない方々と隣同士に立ち、共通・共有の時間を持つことで、セクションに関係なく、業務の効率化・改善等のきっかけになるのでは…と期待しています。
今後は全員がリーダーを行い進行ができるようになれば、年度方針である『全員参加、全員持ち味発揮の経営』の確立に大きく前進し、厳しい社会環境の中でも影響を受けない「強い」組織になると確信しています。



社員さんの声


①「普段、関わりの無かった人と接する機会が毎日あり、様々な発表を聞き、自分に無い考えから多くの気づきと学びをえる事ができ、全社導入が始まってから自分も調子がイイっす!!」
加工G 社員 丹波 啓介さん

②「毎朝「13の德目」朝礼を行う事で、就業への気持ちの切り替えになっています。また、挨拶はするものの、業務で接する事の少ない従業員の方々の考え方や感じ方を知るきっかけになり、全社導入後とても接しやすく、身近に感じています。」
総務G パート 古田 裕子さん

③「この13の德目朝礼を行う事でコミュニケーション能力が磨かれたと思います。様々な振り返りや気づきの共有、目標ややるべき事を皆に宣言するような感覚になり、業務に対するモチベーションが大幅に上がります」
技術部門 社員 山本 拓さん

④「13の德目朝礼に参加する様になり、ありがとうが増え、笑顔を意識する事でプラスの感情で動けるようになりました。何より傾聴力、質問力が少しずつ身についているのが分かり仕事や、子育てをする上でもしっかり聴く事で相手の思いを理解する事ができるようになり、自己成長につながっていると感じています。」
品質管理G 社員 佐藤 由衣さん

⑤「德目朝礼は、自分自身を磨く場だと思っています。考える・伝える・傾聴力・要約・感謝等、多目的な力が自然と身につき、自由に思いを人前で発信でき承認できる場でもあって、みんな頑張っているし私も、毎日頑張ろうと思います。」
生産管理G 社員 田中 菊枝さん