自己表現を行い社内のコミュニケーションの活性化！
| 会社名 | 株式会社テクノスタッフ |
|---|---|
| 本社所在地 | 埼玉県所沢市牛沼486－ １ |
| 業 種 | 塗装業（建設） |
| 代表者 | 本田 光弘 |
| 社員数 | 23名 |
事業の紹介
1998年埼玉県にて創業しました。業種は塗装業ですが、特殊な塗料（樹脂）を用
いて主に食品関係の施設や製造工業などの床面を専門に塗装しています。
また、公共の施設としては駅のホームや遊園地の歩道、遊歩道なども塗装をして
います。
拠点は埼玉県と大阪府の ２ 拠点があります。
13の德目を始めた経緯
2019年の10月から13の德目を導入しました。導入の目的は社風の改善でした。導入当初は「書き込める部分を自身のペースで記入して」とお願いから始め、全てのページに記入がされたのは、導入してから ４ カ月後でした。導入してから ３ カ月後の昨年12月に、社内で初めて朝礼を行い、発言が何も出てこなかった事が思いだされます。
朝礼スタイル
①集合して20分間の ５ Ｓ活動を自発的に行う場所を決めて行う。
②朝の挨拶後、その日の德目リーダーを挙手にて決める。
③20分間の德目朝礼
④職場の教養
⑤当日の行動目標の発表
⑥報告、連絡、相談事項
現在はコーチング式の朝礼を行う様にしています。リーダーも回答する人も積極的な発言となり、その中でリーダーが参加者の反応をみながら深堀りするテーマを変える事で、皆の気づきの量を多くする様にしています。そして関東と関西をつないでオンラインで朝礼開催をすることで、社員同士のコミュニケーションも深まっています。また、社員 ３ ～ ５ 名で「德目グループ」をつくっており、グループ内で赤ペンを行い気づきや感謝の思いを共有しつつ月に １ 回の「月間德目賞」を設定して、社内で発表をしています。
効果
導入以前も、作業の前に朝礼を行っていましたが、作業がない日には朝礼を行っておらず仕事の始まりがわからないような状態でした。德目朝礼を取り入れてからは、初めは戸惑う事もありましたが ３ か月経つ頃には新人社員さん、中堅社員さんにも変化が見え始めました。
毎日の記入事項に対し、日々考えが深まっており、自分と向き合う事により全員が自分の意見を積極的に発言出来るようになりました。また、傾聴力も鍛えられ他の参加者の意見に対してもアドバイス、質問等の返答が出来るようになりました。
さらには外見にも変化がでてきています。服装や髪型、ひげ等見た目に気を遣うようになって清潔感が向上しました。コロナ禍で、ZOOMで朝礼を行う事も多くなり、自身の姿が見えるようになったことが意識向上にも繋がった要因だと思います。社外ではお客様に「テクノスタッフさんの社員さんは元気がありきちんとしている」と評価をいただいています。德目導入以前ならそのような評価はいただけていないと思います。
今後も德目朝礼を通して、一人ひとりが自分と向き合い仲間同士を援助しあって強いチーム創りをしていきます。
