稲穂スズキ株式会社

私達は、人を育て、満足を提供し、「楽しい!」を創り続けます

会社名 稲穂スズキ株式会社
本社所在地 北海道小樽市塩谷1 丁目25−15
業 種 自動車販売、賃貸及び修理業
代表者 神野 弘司
社員数 24名

事業の紹介


創業48年、先代社長である父が54歳で亡くなり兄弟で事業を継承し35年が経ちました。創業当初は中古車の販売を主業としていましたが高度経済成長が終わり、売上に陰りが生じてきて同じお客様に繰り返し買って頂く必要が生じ量販から質販へ方向転換しました。粗利益は落ちるものの顧客管理次第で整備、保険など周辺売上の見込める新車にシフト、平成12年にはスズキのディーラー権を取得、現在はカーリース、レンタカー事業も展開しております。事業を継いで15年ほど経ち、経営が私達は、人を育て、満足を提供し、経営が安定し始めたころ経営者として逆に目的を見失う自分がいました。そんな時、日創研の可能思考研修に出会い仲間から人に関わる事の大切さ、誰しもが世界でただ一つの価値を持っている事に気づかされました。それからチームが一丸となる事、社員さんの個性、自己表現を大切にすること、何よりも感謝の気持ちを忘れない事をテーマに人財育成と経営ビジョン達成を目指して前進しております。


13の德目を始めた経緯


以前は別の朝礼を実施していましたが可能思考研修、職能研修に派遣している社員さんから自然と声が上がり社員さん主導で始めました。少しハードルが高いかなと心配していたのですが皆自分自身と向き合い発表していく中で私自身も多くの気づきを得ています。



朝礼スタイル


①経営理念唱和
②連絡事項
③13の德目スタート
④司会者は毎日ローテーションします。指名された人が発表し、次に指名された人が発表に対する要約と感想を伝えます。最後に店長、社長がコメントを伝えます。
⑤その日の各自スケジュールと来店顧客の情報共有をします



自社ならではの取組み


朝礼で大切なことは開催の意図を全員が理解して自律的にやることだと思います。どうしたら職場が遣り甲斐と笑顔で溢れるか、どうしたらお客様がまた来たいと思って下さる関係性を築けるか、またどうしたら毎月の目標を達成できるかを全員が当事者になって考えていけるようになるか。朝礼だけでなく、月一の社員集会など現場主体の話し合いを大切にしています。




導入したことによる変化


同じ質問が 1 週間続くので自分と仲間の意見や解釈の違いを目の当たりにできます。おかげでそれぞれの人間性や価値観を受け入れられるようになったと思います。自分が真摯にテーマと向き合って感じたことであればどんな意見でも肯定的に聴いてもらえる安心感が一日のスタート時、チームワークの醸成に繋がっています。