人の心に感動を与える環境づくり人づくり
| 会社名 | 株式会社飛鳥緑化建設 |
|---|---|
| 本社所在地 | 佐賀県鳥栖市牛原町550−３ |
| 業 種 | 造園・ガーデンエクステリア・土木 |
| 代表者 | 天本 良光 |
| 社員数 | 18名 |
事業の紹介
創業72年、佐賀県鳥栖市で造園・エクステリア・土木事業を行っています。
公共工事が中心ですが、ここ数年、時代の流れと共に民間事業が増えています。15年前にガーデンエクステリアと言う事業に出会いました。家の周りに擁壁をしたり、樹木を植えたり、造園と土木が重なっている仕事です。そこには、大切なお客様がいて、工事が完了して喜んでいただけます。感動を与えるお庭づくりや、災害で困っている方たちを助けてあげることで、地域に貢献しています。人として助け合う気持ちを育む、自社の人づくりに繋がっています。
13の德目朝礼を始めた経緯
以前は朝礼をする習慣はありませんでしたが、専務が可能思考研修を受講した際から導入しました。朝、皆でコミュニケーションを取り少しでも笑顔になって現場に行くと皆が一つになって仕事ができると思い導入しました。
朝礼のスタイル
①各現場の本日の施工内容・現場の進歩状況
②13の德目スタート
③月間テーマの唱和
④毎週司会者をローテーションし、 １ 週間を通し全員質問に答えてもらい互いの気持ちを協調し合う
⑤司会者が德目を決め一日の目標を決める
⑥社長からのコメント
⑦経営理念の唱和
自社ならではの取り組み
現在、ベトナムからの技能実習生 ２ 名も働いていますが、13の德目を配布して参加してもらい笑顔で行っています。
司会者が13の德目朝礼を自由に考え進行しています。各自いろんな考え方があるからです。全員参加できる13の德目朝礼・楽しく・一日仕事を頑張ってもらえるように肯定的な発表を心掛けています。
導入したことによる変化
導入した当初は、かなりの抵抗がありました。しかし、社員さんは前向きに答えてくれてやるなら「徹底してしようよ」と言う言葉をいただき今では『13の德目』は必ず行うものになりました。本当に社員さんには感謝です。
個人、個人の意見を発表する事により仕事に対する考え方、お客様の事をどう思っているのか、会社の事をどう思っているのか、自分の目標をたてる事、色々な事が勉強で皆、素晴らしい考えかたを持っています。その社員さんの思いを聞き出し実現させる事が会社の発展だと考えます。
お客様からは社員さんの仕事風景は、評判で信頼を得ており、明るく・楽しく仕事をしていますねと褒められリピート率も上がっております。
導入して ４ 年になりますが、社員さんの気持ちも考えながら日々お客様に喜んでもらえ楽しくコミュニケーションをとりながらこれからも前進していきます。
13の德目朝礼では「今日の（昨日の）ありがとう」の項目を、毎日参加者全員が発表します。「職場の仲間へ、理由も添えて感謝を伝えること」をひとつのルールとしています。 ２ 年前から健全な社風・職場づくりを目的として、ルールを設けて続けるうちに、伝える内容も濃くなっていきました。時には嬉しさで涙を流す仲間もいます。
しっかりと感謝を伝え合う習慣は、お互いの心を開き、共に成長し、喜びあえる人間関係を築いています。また、月に １ 度の「理念と経営」の勉強会で、スタッフの思いや工夫を、フィッシュボーンで分りやすく貼り出します。これを朝礼にリンクさせる事でやるべき事が明確になり効率化に繋がっています。
８ 年目を迎えた朝礼のおかげで理念はブレる事がなく、コミュニケーションも円滑になりました。私たちは13の德目朝礼を通して、相手を思いやり助け合う気持ちが溢れる、最強の【ONE TEAM】になりました。
