心に残るありがとう体験談の募集が始まっています

心に残るありがとう体験談の募集が始まっています


6月2日の日本経済新聞夕刊第一面の下段に、
夏樹静子先生の原稿が掲載されていました。

「心に残るありがとう体験談」に関する
夏樹静子先生の所感です。
皆様方もお読みくださり、是非、8月末締め切りの、
「心に残るありがとう体験談」をお寄せ下さい。

特に社員さんに書いてもらうことで、
社風改善やコミュニケーションの向上など、
色々な効果が出ています。

「心に残るありがとう体験談」の効果
1.社員さんや幹部がよく理解できる
2.人財育成に役立つ
3.感動する作品を読んでもらうと、
  社内のコミュニケーションが良くなる
4.「ありがとうの体験」を思い出すことで、
  感謝の心が芽生えたり人間性が高まる
5.そのほか色々な効果が出てきます。

以下、新聞記事の本文です。

「ありがとう」の季節 作家 夏樹静子

月刊誌『理念と経営』を発行しているコスモ教育出版が、
2008年から「心に残る、ありがとう!」の原稿募集を始めた。
千字以内の応募作が毎年4?5千余り集まり、
中西進、山折哲雄両先生の末席に私が加わって、
公開選考で受賞作を決める。

テーマはやはり母と子の絆(きずな)が抜きんでて多い。
23歳から独りで子育てした女性が、生活苦のあまり、
2歳の息子を背負って入水自殺を図るが、
波の音で目ざめた子が笑って
月を見あげている顔をみて思い留まる。

あるいは、母と兄弟の3人家庭で、
ある日母が弁当を作って遠足に行く。
帰りに湖の土手で母を中に手をつないで並ぶと、
母が自分と一緒に2人を水中へ引きずりこもうとする。

命がけの引きあいは兄弟の力が勝った。
いや、事実は
〈生きよう、いや死のう。
 母親の心の壮絶な死闘に母自身が勝ったのだ。〉

どちらも昭和半ば頃(ごろ)のようだ。
戦後、国民のほとんどが
明日の糧にも窮した時代があったことを、
私達は決して忘れてはならない。

勿論(もちろん)、父や師や友や、
色々な人への多様な形の生涯忘れない感謝の体験は、
拝読する私にも心が洗われる貴重な経験である。

中西先生が終りの講演で
〈人間は誰しも「負」と巡り合い、
 数奇な運命を余儀なくされている。
 そのような人間にとって、生きぬく力、生きぬく手段とは何か、
 といえば、「ありがとう」と言う感謝の心である。〉と語られた。

今の時代、物に不自由せず
両親に溺愛(できあい)されて育った「負」の少い独りっ子も、
言葉だけでなく、真に感謝する心を持ち、
それが自身の幸福を生み出すことを知ってほしい。
5月、こどもの日や母の日を、
皆さんはどんなふうに過ごされただろうか?

掲載日 2010年6月2日 日本経済新聞 夕刊 1ページ

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