田舞通信 2008年 204号『初心忘るべからずはサイエンス(科学です・物の道理です)』

田舞通信 2008年 204号『初心忘るべからずはサイエンス(科学です・物の道理です)』


田舞通信 2008年 204号『初心忘るべからずはサイエンス(科学です・物の道理です)』

親愛なる皆様、お元気ですか

今日の教訓
「全てに、敗れる人の共通項目があります。初心を忘れる人です。初心を忘れるとは、「糟糠の妻の努力を忘れて他にうつつを抜かす!」全く同じ事です。金融不安よりも、売上不振よりも、それを招いている原因は初心を忘れたことによります。来年を心配するよりも、希望をもち、夢は必ず叶う・勇気を取り戻し、挑戦していきましょう。我々は、色々な苦労を乗り越えてきたではありませんか?1に勉強、2に勉強、3に実践4に実力、5に成果です。来年は、成果を出す希望の年です。
  田舞徳太郎」

今日は田舞塾の二日目です。
昨日は、「月刊・理念と経営」で対談した音羽電機の企業見学でした。

1.ものづくりは難しい
2.経営が苦しい時、国家に尽していると考えた
3.雷一筋が自分の天命です

改めて、真の経営の有り方を学びました。特に、何度か言葉に詰まる場面が有りました。

「ものづくりは難しい!」

そばにいる私までもらい泣きしました。幾多の困難を越えた人は、言葉に万感胸迫るものが有ります。感動しました。元気が出ました。勇気が湧いてきました。中小企業の活性化に向けて、「よし、やるそ!」という挑戦する気持ちが生まれました。

21TT・企業内教育インストラクター養成コースも、いよいよ大詰めを迎えました。田舞塾には現役21TT生がおられますが、皆さんに、「田舞さん、誘ってくれてありがとう!」と感謝されています。

さて、参加者の一人から下記のようなメールをいただきました。皆様方も、再度初心に戻って、素直に学びましょうよ。

1.この金融危機と、
2.ものづくり危機、
3.販売危機、
4.不動産危機には、

経営の原点に戻ることが大事です。

緊急提言のCDを送付しましたが、日本創造教育研究所の分析では、
1.最高益が一番多かった年
(本業に集中しているのが共通)
2.破綻先が今年は20社を超えそうです
(今までにない破綻先の数です。何かあれば早くに相談くださいね)

結論的に言えば、2009年度は、学び終わった方々か?学び続ける方々か?で、業績が分かれるだけだと思っています。

日本創造教育研究所の経営管理部のスタッフに尋ねますと、決まって返ってくる言葉は、「学び続けている会社様は業績がいいですね!」です。是非、お尋ねになって下さい。「業績の良い会社は学び続けている会社です!」ほとんどのスタッフが言うことだと思います。

メール
「私は21TTを振り返ってみて、ここ半年で自分自身に大きな自信と勇気が付いたことと、来年度の目標や、今後の我社の進むべき方向も明確となってまいりました。
 先ずは、【TAプレゼン】での学びや気付き、そして「幸せの心理学」での対人関係など、 社員さんや取引先への対応面、接し方などで大きな成果がありました。

=優しさを学びました=

 それから、【基礎文献レポート】による、先人の知恵や物事の捉え方、考え方など、「なるほど」「そうか」と、目からうろこ状態のことが沢山ありました。実際経営のヒントになることばかりでした。

=知恵を学びました=

 また、各種【選択科目研修】でも、増益型経営計画セミナーでの幹部との参加、業績アップ戦略ワンポイントセミナー、オンリーワン経営セミナー、キャッシュフロー経営セミナーなどなど、これからの経営方針の方向性に非常に大きなヒントとなる事ばかりでした。

=経営を学びました=

 そして、最後に今まで学ばせていただいた成果により、いまの厳しい現状を乗りきるための、弊社のこれからの経営方針というか、理念のようなものが見えてまいりました。

 今までは、売上拡大を優先するあまり、新規客の集客に経営資源を注ぎ込んでいましたが、これからは「紹介受注100%を目指す」経営戦略に切り替えます。キャンペーンもOB客の為に、イベントもOB客のために、すべての資源をOB客へ集中いたします。

 営業マンも名刺を「営業アドバイザー」から「カスタマーパートナー」と改めようと考えています。紹介口コミ100%とするためには、徹底して顧客満足に務めなければなりません。全社員の心がすべてお客様に向いている経営を目指します。HPのキャッチも既に変更いたしました。

「販売後のお客様が私達の宝です!」

これが、実現できたときには、不況や価格競争にも巻き込まれない、安定受注が確保できると信じています。

 最終講の【経営方針発表】では、ここに重点を於いて取り組みたいと考えています。21TTで気付かせていただいた貴重な学びです。田舞代表を始め講師陣のみなさま、そしてファシリテーターのみなさま、一緒に学び続ける素晴らしい21TTのみなさまに感謝です。

業績好調の○○社長より」

日本創造教育研究所には不思議なジンクスがあります。勉強をしている会社は業績が伸びるのですが、そのうちに有頂天になり、横道にそれる人がいます。経営者や幹部に脇の甘さが生じるのです。やがて、諸問題が生まれ、日本創造教育研究所から離れていきます。我々が気づいてみたら、「苦労」をしておられるのです。

初心を忘れた人間は「同じ失敗」を繰り返します。TT受講の時を思い出して、初心に戻りましょう。「新春経営者セミナー・東京大会夢は必ず叶う・勇気と挑戦」心からお待ち申し上げています。

「初心忘るべからず」

このことわざはサイエンス(科学)です。2009年度は、お金を追うのではなく、自社の内部強化に徹底して、お客様のサービスに努めるべきです。

田舞徳太郎

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