社長・幹部はもっとこまめに社員さんを見つめよう!

社長・幹部はもっとこまめに社員さんを見つめよう!


今回K社長の会社の理念と経営・社内勉強会を見学しました。
開始して1年3ヵ月経つそうです。
工事部、営業部、総務部を混ぜて開催されています。
職人さんは話すことが苦手、読むことが苦手だったけれども
やり始めると楽しくなってきたとのことで驚きでした。

設問から離れて雑談のようになることもあるけど、
それも寛容に認めていらっしゃいます。
相互にコミュニケーションをとることが大切だとのお考えです。

相互のコミュニケーションにより、仕事力が身につき、
現場の人の苦労や、総務や、営業の苦労などがわかるようになり、
今まで以上に、協力し合える会社になったそうです。

最初は、心配もあったそうですが、今では口出しせずに、
社員さんを信頼して勉強会の運営は任せておられます。
それだけに「現場からの提案」もたくさん上がってきています。
仕事力を育成しないと、中小企業は、本当に大変な時代になることを肌で感じました。
さらには、新卒採用プロジェクトなど、
4つの重要な仕事のプロジェクトを、勉強会のメンバーに任せておられ、
今まで以上の素晴らしい成果を出されています。

ここまでくるには、K社長も相当の努力をなされております。
K社長は全員に対し、赤ペンでびっしりとコメントを入れていらっしゃいます。
最初は、設問表にもほとんど記入がなかったらしいのですが、
これをするようになって飛躍的に記入量が増えたそうです。
社長の一寸した努力で会社は変わると思いました。

毎月、20名近い社員さんにコメントすることは、とても大変なことだと思いますが、
たこ満の平松社長と同じですね。繰り返しが大事だと思いました。
お互いがどんなことを考えているのかもよくわかるそうです。

***

?工業さんは「・・・・・・・」を理念として標榜されおられますので、
社員さんの口から、「・・・・・・・・・・」という言葉が多く出てくるようになり
自社の考えや理念が浸透してきていることが、よくわかると喜んでおられました。
今回渋沢栄一ベンチャ大賞を獲得された、ミヤザキの山之上社長を彷彿とさせます。

13の徳目も実行され、田舞さんが言われている、
社長力・管理力・現場力の三位一体が出来つつある会社様でした。

不況でも伸びる会社は、
●理念と経営・社内勉強会を”経営のツール”として上手に活用。
●「うちの社員さんはすごい」「うちの社員さんはまじめ」と、
社員さんを褒めて「ありがとう経営」をされています。
●社長自らが、貪欲にそして謙虚に学び続けている。」
                       以上は幹部の報告でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です